東インド紀行-その8 無事帰還です [旅行]
あのくたらさんみゃくさんぼだい、あのくたらさんみゃくさんぼだい、あのくたらさんみゃくさんぼだい……とー!(この辺になると、わかる人は相当限られてくると思いますが……知らない人はスルーしてください)
長々と続いた東インド紀行も、これでお終いです。最後の日は移動ばかりでたいしたこともありませんが、ずーっと書いてきたので、一応帰るところまで、と。
さて、カリンポンのジープスタンドでは、なぜか翌日の切符が買えませんでした。「予約のは売ってないから、朝来なさい」というので、「スィリグリ行きはいっぱいあるんでしょうな?」と念を押すと「心配すんな」との回答でした。それでも、不安なので朝まだ暗いうちに行ってみました。スタンドにいた人に「スィリグリ!」と言うと、「今バスが出る。スィリグリのあとはどこに行くんだ?」と聞かれました。「バグドグラ!」と答えたところ、「このバスはバグドグラまで直通だ」ということでした。大ラッキーです。しかも90ルピーで、安いじゃん。時間も、「まあ3時間だな」というので、まったく問題ありません。というわけで、6時発のバスに飛び乗りました。
バスの乗り心地はごく普通だったし、楽しかったのですが、車体が錆びたりボロボロになったりしているので、ずっと袖の当たっていたところが引き攣れちゃったみたいです。
突き出しの塩ピーナッツが何とも美味しかったな。
と、ここまで進んで、空港内に「PHOTO IS STRICTLY PROHIBITED(写真厳禁)」と貼ってあるのに気がつきました。誰も何にも言ってくんないしさー。お巡りさんや兵隊さんがいっぱいいたのに誰も怒んないしさー。
そういうところは、厳しいんだか何だかよくわかりません。
しかし、どこでもそうですが、インドの空港はとにかく出入りにとても厳しいです。
バグドグラではちょっと早くつきすぎて、ジェットエアウェイズの係員がカウンターに来ていませんでした。その人にe-チケットをチェックしてもらわないと、空港にすら入れないのです。20分くらい待たされたかなあ。
デリーでは、一度フライトをミスってチケットを買い直し、そのまま外に出て町に帰ろうとしただけなのに、出してもらえませんでした。「えー? 帰るだけだよー?」とガードのお巡りさんに言ったら、「まあ、物事はプロセスがあるもんだ」みたいに説得され、チケットを買ったジェットエアウェイズの窓口に連れて行かれました。で、そこの係員の人が、「この人は確かに乗れなくて帰るんだから」ということを説明してくれると、お巡りさんがでっかい帳面にフライト、パスポートナンバー、名前などを書きます。そうなってようやく、無罪放免です。
デリー→成田便はJALなので、すごく油断してe-チケットの控えを持っていかなかったところ、JALの長ーい乗客名簿のプリントアウトを持ってきて、「この中から自分の名前を探せ」と言われました。ようやく探し出すと、それとパスポートナンバーを照合して、やっと中に入れるのです。こんなこともあって、何かと時間がかかるので、これからインド旅行を考えている人は、ちょいと注意が必要です。
搭乗ゲート近くの自販機で残りルピーでポテチを買ったのですが、引っかかっちゃって商品が出てきませんでした。たかだか50ルピーのことですが、通りかかったお巡りさんに聞いたら、「この電話番号にかけてみろ。空港の自販機の事務所だ」という。国内で使える携帯も持っていなかったし、間もなく搭乗時間なので諦めてがっかりしていました。すると、10分くらいしてまたそのお巡りさんがやってきて、「かけたか?」と言う。「電話がないんだよう」というと、自分の携帯でかけてくれて、「待ってろ」と行ってしまいました。
そうしているうちにも搭乗時間が迫ってきて、いよいよ諦めていたら、ゲートの開く直前に係員のスリムなお兄ちゃんがやってきました。そして、自分でお金を出してもう一つ買うときに、機械をがんがん揺すぶって一緒に出してくれました。なんか嬉しくなって、「よかったら、そのもう一個出てきたやつ、売ってくれない?」と言うと、お兄ちゃん、満面の笑顔で「Why not?」と売ってくれました。搭乗時間にも間に合ったし、何の文句もないです、こっちは。
空港内での買い物の時は、商品がうまく納まる袋を用意していない店があったり、「うちの店はドルしか使えないから」とかお高くとまった店があったりでカチンと来たところもありましたが、総じてあまり高級でない(?)ところでは、本当に気持ちのよい人間関係ばかりでした。基本、みなとても親切だと思います。
東インド紀行、慌ただしかったですが、これで終了です。また通常の猫ブログに戻ります。
留守を預かってくれた猫マスターが、「福ちゃんが便秘でご飯を食べなくて心配」というので、空港から普段は決して使わない成田エキスプレスなんて贅沢な特急ですっ飛んで帰ってきたおねえさんでした(デリー以外では携帯もネットも通じなかったし)。
帰ってみると、けっこう大きなう★こも落ちていたし、食欲も回復したので、もう大丈夫のようです。
また、猫マスターが毎日一所懸命目薬を差してくれたおかげで、レオン君のお目々もぱっちりです。ありがとうね。
長々と続いた東インド紀行も、これでお終いです。最後の日は移動ばかりでたいしたこともありませんが、ずーっと書いてきたので、一応帰るところまで、と。
さて、カリンポンのジープスタンドでは、なぜか翌日の切符が買えませんでした。「予約のは売ってないから、朝来なさい」というので、「スィリグリ行きはいっぱいあるんでしょうな?」と念を押すと「心配すんな」との回答でした。それでも、不安なので朝まだ暗いうちに行ってみました。スタンドにいた人に「スィリグリ!」と言うと、「今バスが出る。スィリグリのあとはどこに行くんだ?」と聞かれました。「バグドグラ!」と答えたところ、「このバスはバグドグラまで直通だ」ということでした。大ラッキーです。しかも90ルピーで、安いじゃん。時間も、「まあ3時間だな」というので、まったく問題ありません。というわけで、6時発のバスに飛び乗りました。
夜明けのカリンポン。霞か雲かほのぼのと
途中、けっこうすごい山崩れの現場を通りました
込んでいても子供は座らせてくれる
手持ちのマスクが切れたので……シュプレヒコール!!みたいな
帰ったら、ウルトラライトダウンの袖がこんなことに
バスの乗り心地はごく普通だったし、楽しかったのですが、車体が錆びたりボロボロになったりしているので、ずっと袖の当たっていたところが引き攣れちゃったみたいです。
バグドグラの町から空港まではトゥクトゥクで80ルピー
おいおい、途中で知り合い乗せんなよ
小さな空港です
なぜ日本代表なのかしら
ジェットエアウェイズの隣はブータンのドゥルックエア
ちょっと、辛そうなエアライン
とにかくチェックインをして安心した私ったら
ぐび。いや、もうお昼回ってたしね
突き出しの塩ピーナッツが何とも美味しかったな。
と、ここまで進んで、空港内に「PHOTO IS STRICTLY PROHIBITED(写真厳禁)」と貼ってあるのに気がつきました。誰も何にも言ってくんないしさー。お巡りさんや兵隊さんがいっぱいいたのに誰も怒んないしさー。
そういうところは、厳しいんだか何だかよくわかりません。
しかし、どこでもそうですが、インドの空港はとにかく出入りにとても厳しいです。
バグドグラではちょっと早くつきすぎて、ジェットエアウェイズの係員がカウンターに来ていませんでした。その人にe-チケットをチェックしてもらわないと、空港にすら入れないのです。20分くらい待たされたかなあ。
デリーでは、一度フライトをミスってチケットを買い直し、そのまま外に出て町に帰ろうとしただけなのに、出してもらえませんでした。「えー? 帰るだけだよー?」とガードのお巡りさんに言ったら、「まあ、物事はプロセスがあるもんだ」みたいに説得され、チケットを買ったジェットエアウェイズの窓口に連れて行かれました。で、そこの係員の人が、「この人は確かに乗れなくて帰るんだから」ということを説明してくれると、お巡りさんがでっかい帳面にフライト、パスポートナンバー、名前などを書きます。そうなってようやく、無罪放免です。
デリー→成田便はJALなので、すごく油断してe-チケットの控えを持っていかなかったところ、JALの長ーい乗客名簿のプリントアウトを持ってきて、「この中から自分の名前を探せ」と言われました。ようやく探し出すと、それとパスポートナンバーを照合して、やっと中に入れるのです。こんなこともあって、何かと時間がかかるので、これからインド旅行を考えている人は、ちょいと注意が必要です。
ジェットエアウェイズの機内食(ノンベジ)。辛め
やっぱりデリーは大都会だなあ
空港内の展示・設備等。ゴロゴロスペース、やはり充実
自販機のポテチを買いました
搭乗ゲート近くの自販機で残りルピーでポテチを買ったのですが、引っかかっちゃって商品が出てきませんでした。たかだか50ルピーのことですが、通りかかったお巡りさんに聞いたら、「この電話番号にかけてみろ。空港の自販機の事務所だ」という。国内で使える携帯も持っていなかったし、間もなく搭乗時間なので諦めてがっかりしていました。すると、10分くらいしてまたそのお巡りさんがやってきて、「かけたか?」と言う。「電話がないんだよう」というと、自分の携帯でかけてくれて、「待ってろ」と行ってしまいました。
そうしているうちにも搭乗時間が迫ってきて、いよいよ諦めていたら、ゲートの開く直前に係員のスリムなお兄ちゃんがやってきました。そして、自分でお金を出してもう一つ買うときに、機械をがんがん揺すぶって一緒に出してくれました。なんか嬉しくなって、「よかったら、そのもう一個出てきたやつ、売ってくれない?」と言うと、お兄ちゃん、満面の笑顔で「Why not?」と売ってくれました。搭乗時間にも間に合ったし、何の文句もないです、こっちは。
空港内での買い物の時は、商品がうまく納まる袋を用意していない店があったり、「うちの店はドルしか使えないから」とかお高くとまった店があったりでカチンと来たところもありましたが、総じてあまり高級でない(?)ところでは、本当に気持ちのよい人間関係ばかりでした。基本、みなとても親切だと思います。
いよいよデリーを出発。どこかで花火が上がっていました
美しい夜景
夜明けの富士山
成田着は朝7時頃です
朝からゴロゴロうるさいわよ(近所のさん)
はあ、すんません……
東インド紀行、慌ただしかったですが、これで終了です。また通常の猫ブログに戻ります。
おねえさん、ぼく寂しかった(紋)
こんなやくざなおねえさんで、ごめんよ
別にいいのよ、ヒーターさえあれば(福)
つけた途端、ぞろぞろと集まってくる猫ら
留守を預かってくれた猫マスターが、「福ちゃんが便秘でご飯を食べなくて心配」というので、空港から普段は決して使わない成田エキスプレスなんて贅沢な特急ですっ飛んで帰ってきたおねえさんでした(デリー以外では携帯もネットも通じなかったし)。
帰ってみると、けっこう大きなう★こも落ちていたし、食欲も回復したので、もう大丈夫のようです。
おねえさん、ぼくお目々治りまちた(レ)
また、猫マスターが毎日一所懸命目薬を差してくれたおかげで、レオン君のお目々もぱっちりです。ありがとうね。
ツアー以外の海外旅行はほとんど経験なしです。
あーるさんは本当にたくましいなあ。
ニャンズ&猫マスターにはお土産が届いたのかな?
by チャコ&ミニ (2012-12-01 18:23)
楽しい旅行記をありがとうございました。
猫マスターがいてくれるおかげで、あーるさんも旅行に行けるし、
良いですよねー。
福ちゃんは、おねえさんがいなくて寂しくて、調子悪くなっちゃったのかな。
by ChatBleu (2012-12-01 21:16)
飲みながら撮影している(爆笑)
旅に関しては尊敬します。今度オフ会でお話を聞きたいです。
猫マスタ、さすがですね。レオン君の目が治っている。
まるちゃんたちもまたの訪問を待っています(^○^)
by green_blue_sky (2012-12-01 21:21)
チャコ&ミニさん
私はほとんどツアーに参加したことがないかもしれません。ネットを見て切符を手配したりして、自分で計画をするのが面白いのもありますが、連れて行かれてしまうとなんだか行った気がしなくて。猫マスターへのお土産、まだ渡せてないなあ。
ChatBleuさん
そうなんです。猫らを見ていてくれる人がいないと動けないですよね。ありたがいことです。今は実家のほうも落ち着いたので、姉弟とも好きな一人旅ができるようになりました。福ちゃん、なんだかもうすっかり元気になりました。
green_blue_skyさん
飲みながらの自分撮り、上達したかも。文章を書くほどうまく話ができるかどうかはわかりませんが、いろいろ参考になる(?)情報はあると思いますよ。オフ会、楽しみにしています。レオン君、おかげさまでお目目パッチリです。
by あーる (2012-12-01 22:41)
お疲れ様でした~。
ルーズな国では、飛行機などの乗り継ぎのとき、本当冷や冷やしますよね(汗)。
ところでインド国内線のチケットは、ネットで購入されたんですか?
by JUNJUN (2012-12-02 01:07)
あーるさん、お帰りなさい★無事に戻られてよかったです。お一人でこれだけ歩くことができるなんて、本当に尊敬してしまいます。これらを会社に持ち帰るのが目的のお仕事だったのですか?一枚一枚ちゃんと憶えていて、すごいな、と感心します。こんなに、インドをちゃんと見た(?)のは、初めてで、見ごたえがありました。ありがとうございました。帰省されたのですか?私は昨日は栗原市まで、息子の試合のためドライブしてきました。でも試合は二回できたので、ちょっと満足でした。今日は仕事に行ってきます。
by ようみ (2012-12-02 07:58)
お帰りなさい。
私もツアーで旅行したことはほとんどありませんが、これほどワイルドな旅もありません。
インド、面白そう。そのうち行ってみよう、ま、デリーが精一杯だろうけど(笑)
by TAKUMA (2012-12-02 09:03)
おかえりなさい。
by hisa (2012-12-02 13:57)
TAKUMAさん
ワイルド……かなあ。でも、前人未踏の地とかそういうんじゃなくて人がいるところに行くんだし……。
大都会だけじゃ面白くないと思いますよ。いろいろ行ってみた方が楽しいです。
hisaさん
風邪引いちゃいましたが、おおむね元気に戻ってまいりました!
by あーる (2012-12-02 19:59)
JUNJUNさん
ルーズなのかなんなのか……テロとかそういうものを常に気にしなければならない状態というのはわかるんですけどねえ。国内線のジェットエアウェイズはネットで取りました。今はe-チケットなので本当に便利ですね。
ようみさん
仕事な訳ないじゃないですかー。こういう出張をさせる会社って……一部の芸能プロダクションの新人研修が昔こんなふうだったと聞いていますが。写真は帰ってきてすぐに整理しないと忘れちゃうので、急いでまとめました。
栗原市までドライブ、けっこうな距離ですね。
by あーる (2012-12-02 20:08)
レインボーマンに変身出来るようになったのですね(^^)
ご存知と思いますが『あのくたらさんみゃくさんぼだい』って
般若心経の一節です。
さて、奇想天外摩訶不思議な東インド会社・・・もとい
東インド旅行・・・素晴らしい旅でしたね。
今度こそ、お伴させて頂きたい・・・でも、ちょっと恐そう^^;Aアセアセ
by kontenten (2012-12-03 10:21)
あのくたらさんみゃくさんぼだい・・・法華経ですね。
身近です。素晴らしい旅行記、富士が見えてきた時にはやったと叫んでました。ニャンコもお利口でしたね。
by OMOOMO (2012-12-03 10:23)
kontentenさん
レインボーマン、なんとなく暗い作品だった記憶がありますね。「死ね死ね団」だし。
東インド旅行、優しい人たちときれいな山の風景に出会えて、とても楽しかったです。怖いのは崖をジープで上ることだけ。
OMOOMOさん
般若心経説と法華経説が出てしまった。富士山も、飛行機から見るとまた趣が違いますよね。
にゃんず、ちゃんとお留守番していてくれました。猫マスターのおかげです。
by あーる (2012-12-03 12:40)