旅で三冊 [本]
青春18きっぷの旅の中で読んだ本3冊。いずれもハードカバーで、重かったのかさばったの、たいへんだったけど。
橋本治『BA-BAH その他』読了。
短編集。この年齢にしてこの感覚の若さはすごいけど、やっぱり『桃尻……』の頃とはちょっと違うかなあ。
なんとなくあまりピンとこない作品もあったけれども、最後の表題作はシュールでよかった。
高橋克彦『楽園にようこそ』読了。
エッセイ集。やっぱり、岩手に行くたびだから、高橋克彦は持っていきたいと、意図的に持って行ったわけです。とても育ちの良い人だと思う。が、それにしてもずいぶんと読みたい作品があるのに、長編で手が出てないなあ。ちゃんと、『炎立つ』とか読まなくちゃ。
中脇初枝『きみはいい子』読了。
なんというか、こういう子供を中心とした人たちの心のひりひりするような話は、読めば実に他愛もなく泣いてしまう。電車の中で、恥ずかしいけれども。暴力の連鎖、新米教師の親や無気力教師たちとの戦い……現場は本当に大変なんだろうな、と思う。
橋本治『BA-BAH その他』読了。
短編集。この年齢にしてこの感覚の若さはすごいけど、やっぱり『桃尻……』の頃とはちょっと違うかなあ。
なんとなくあまりピンとこない作品もあったけれども、最後の表題作はシュールでよかった。
高橋克彦『楽園にようこそ』読了。
エッセイ集。やっぱり、岩手に行くたびだから、高橋克彦は持っていきたいと、意図的に持って行ったわけです。とても育ちの良い人だと思う。が、それにしてもずいぶんと読みたい作品があるのに、長編で手が出てないなあ。ちゃんと、『炎立つ』とか読まなくちゃ。
中脇初枝『きみはいい子』読了。
なんというか、こういう子供を中心とした人たちの心のひりひりするような話は、読めば実に他愛もなく泣いてしまう。電車の中で、恥ずかしいけれども。暴力の連鎖、新米教師の親や無気力教師たちとの戦い……現場は本当に大変なんだろうな、と思う。
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