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感動作と挫折した本 [本]

 角田光代『キッドナップ・ツアー』読了。

キッドナップ・ツアー.jpg

 児童文学なのだろうけれども、大人が読んでもしっかり耐えうる小説。子供は小さくてもちゃーんといろいろなことを考えて、想像して、経験を受け止めることができるんだなあ、と今更ながら思う。そんな子供の考えを、大人が想像しなさ過ぎて、いろいろひどいことをしてしまっているのじゃないか。

 アリス・マンロー『イラクサ』読了できず。

イラクサ.jpg

 短編の名手といわれる作者なのだろうけれども、どの辺が面白いのかちょっとよくわからず、けっこう分厚い本なので、真ん中へんの表題作のところで挫折。ううーん。


 マーク・トウェイン『それはどっちだったか』読了できず。

それはどっちだったか.jpg

 あのトム・ソーヤー、ハックルベリー・フィンの作者の晩年の未発表の長編が発見された! というので借りてみたが、やっぱり未発表は未発表というか……これもどこから面白くなるのか見当がつかないうちに、読むのを辞めてしまいました。後書きは読んだけど、やっぱりそんなに面白くないんじゃないかなあ。




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