長すぎ [本]
廉想渉著・白川豊訳『三代』読了。
2段組みで500ページ超はいくらなんでも長い。内容は日本統治時代のはなしだからともかく、文体も古いなあと思ったら、実際に昔の人なんですね、作者。昔の階級社会が厳然として存在していた(今もあると思うけど)韓国社会がよくわかって、またその中での日本の存在も面白くて、まあまあいいけど、何しろ登場人物は多いは、途中で数字とか作者が間違えたりしているはで、とにかく長すぎてわけがわからなくなりました。
秋川滝美『居酒屋ぼったくり(1)』読了。
コミカライズではなく、ライトノベルのほうを読んだ。マネしたいレシピは多いけれど、書き口といい安易な盛り上げ方といいライトノベルでしかないなあと思ったら、とっくにコミカライズされているので、そっちのほうがちょうどいいかな。今度はそっちを読んでみよう。
2段組みで500ページ超はいくらなんでも長い。内容は日本統治時代のはなしだからともかく、文体も古いなあと思ったら、実際に昔の人なんですね、作者。昔の階級社会が厳然として存在していた(今もあると思うけど)韓国社会がよくわかって、またその中での日本の存在も面白くて、まあまあいいけど、何しろ登場人物は多いは、途中で数字とか作者が間違えたりしているはで、とにかく長すぎてわけがわからなくなりました。
秋川滝美『居酒屋ぼったくり(1)』読了。
コミカライズではなく、ライトノベルのほうを読んだ。マネしたいレシピは多いけれど、書き口といい安易な盛り上げ方といいライトノベルでしかないなあと思ったら、とっくにコミカライズされているので、そっちのほうがちょうどいいかな。今度はそっちを読んでみよう。
東京ー八戸半額の旅-その2 [旅行]
八戸→→十和田で相当に時間を食いましたし、帰りのバスの時間もまた、ギリギリ。シャッター商店街の中でわずかにお店を開けていた食堂に飛び込み、「あと15分くらいでバスが出るんですが、ご飯食べられますか?」と息せき切って尋ねると、「大丈夫!」と頼もしいお返事。おじいさんとおばさんのお店でしたが、カツカレーがあっという間に出てきて、あっという間に平らげてしまった。
無事に腹に収めてバスに乗り、また快適な新幹線で八戸→→盛岡→→北上へと移動。
いつかの青春18きっぷ春の陣で、このあたりガンガンに雪が降って北上線が止まり、大変だったことがありましたが、今度は大丈夫!
駅前からのバスに乗って、「中ノ湯」下車。目の前にある温泉旅館がこの日の宿泊地です。
と、温泉はすごくよかったのですが、夕食は特筆すべきものはなし。まあ当たり前の温泉旅館のメニュー。山なんだから、刺身とか海老とかいらないんだけどなあ。で、「板長こだわりの晩酌セット付」というプランにしたのですが……
でも、このソーセージ、実はフキノトウが練りこんであったりして、ほろ苦くておいしかった。でもねえ、そんなんだから、いいお酒があるかなあなんて、期待するじゃん。
で、しかもフロントに聞いたら「一つは秋田の爛M、もう一つは岩手のお酒です」というので、「純米とか本醸造とかは……」といったら、「なんだかわかりませんが、とりあえずお持ちしますね!」と逃げ切られました。なめてんのかなあ。ま、いいけどね。飲むから。ただ、酒のみを期待させるようなプランは作らないでほしいなあ、こういう旅館。
それ以外は特に不満のあるところじゃなかったのですが。
なんというか、硫黄臭くもなく、ぬるぬるもそんなにきつくはないのですが、化粧水いらずといったお湯でした。ずーっとお風呂に入れるので、夜×2回、朝×1回入っちゃいました。
お風呂は、「あつい」「ふつう」「ぬるい」の三つに浴槽が分かれていて、「あつい」はかなり熱い! 「ふつう」はちょうどよい。「ぬるい」は確かにぬるめなのですが、浅くて「寝湯」みたいな入り方ができて、いつまででもいられる感じ。この時間、乗り換えに2時間くらい時間が空くので、のんびり入れます。お風呂の中にある信号は、電車の時間に合わせて青信号・黄信号・赤信号と変わっていくという親切さです。
かなりのんびりした後、向かいにある売店兼レストランに行って……
たぶん、ここの飼い猫ちゃんか、ご飯をもらっている子なのでしょう。表の戸が開かず、裏に回り込んでいきました。うまく入れてもらえたかな。何しろ、雪だし。
その後、北上線に乗って盛岡へ。
盛岡では、岩手県立美術館に行きました。あと二日でこの展覧会が終わるというので、けっこうにぎわっていました。
いわてホリデーパスは、新幹線は乗れないのです。まあ、居眠りしながらてってこてってこ行くので、電車好きには楽しい道のりですが。
このまま実家に帰省し、夜は弟と合流。近所にできたホルモン焼き屋で一杯やって、また家に帰っても焼酎飲んで、富岡八幡宮宮司殺人事件の話なんかして、楽しく過ごしました。翌日は母の見舞いをして早めに横浜に戻りました。
なかなか楽しい旅だったのですが、今回は持って行った本3冊がちっとも盛り上がらなかったのだけが敗因です。やっぱり、列車の旅には面白い本がなくちゃね。
なんか懐かしい感じ。合宿のお昼とかこんなの多かったな
無事に腹に収めてバスに乗り、また快適な新幹線で八戸→→盛岡→→北上へと移動。
北上線に乗り換えです
いつかの青春18きっぷ春の陣で、このあたりガンガンに雪が降って北上線が止まり、大変だったことがありましたが、今度は大丈夫!
こっそり椀子麦酒なんか飲みながら
第二の目的地、ほっとゆだ駅到着
駅前からのバスに乗って、「中ノ湯」下車。目の前にある温泉旅館がこの日の宿泊地です。
ロビー
ええやんか
寒いところはやっぱりファンヒーターだよね
平日だったからか、ほぼ貸し切り状態のお風呂! もちろん24H入れます
と、温泉はすごくよかったのですが、夕食は特筆すべきものはなし。まあ当たり前の温泉旅館のメニュー。山なんだから、刺身とか海老とかいらないんだけどなあ。で、「板長こだわりの晩酌セット付」というプランにしたのですが……
晩酌セット……グラスぐらいつけろよな
でも、このソーセージ、実はフキノトウが練りこんであったりして、ほろ苦くておいしかった。でもねえ、そんなんだから、いいお酒があるかなあなんて、期待するじゃん。
冷酒は二種類しかないんだって……
で、しかもフロントに聞いたら「一つは秋田の爛M、もう一つは岩手のお酒です」というので、「純米とか本醸造とかは……」といったら、「なんだかわかりませんが、とりあえずお持ちしますね!」と逃げ切られました。なめてんのかなあ。ま、いいけどね。飲むから。ただ、酒のみを期待させるようなプランは作らないでほしいなあ、こういう旅館。
それ以外は特に不満のあるところじゃなかったのですが。
湯気だらけの写真になりましたが、いいお湯でした
なんというか、硫黄臭くもなく、ぬるぬるもそんなにきつくはないのですが、化粧水いらずといったお湯でした。ずーっとお風呂に入れるので、夜×2回、朝×1回入っちゃいました。
朝起きたら、こんな感じ
朝ごはん。やっぱり、お米が美味しいんだわ
また雪の中、バスで駅に向かいます
朝見たほっとゆだ駅
この駅にはなんと温泉がついている!(大人は一人300円で入り放題)
また湯気だらけですが、いいお湯でした
お風呂に信号があります
お風呂は、「あつい」「ふつう」「ぬるい」の三つに浴槽が分かれていて、「あつい」はかなり熱い! 「ふつう」はちょうどよい。「ぬるい」は確かにぬるめなのですが、浅くて「寝湯」みたいな入り方ができて、いつまででもいられる感じ。この時間、乗り換えに2時間くらい時間が空くので、のんびり入れます。お風呂の中にある信号は、電車の時間に合わせて青信号・黄信号・赤信号と変わっていくという親切さです。
2階の休憩所。ゴロゴロできます
はあー、爽やか(お休みだからね)
かなりのんびりした後、向かいにある売店兼レストランに行って……
名物・納豆汁(300円)をいただきました。素朴でおいしい!!
食べている間も雪が降っているのですが
レストランの向かいの床屋に猫影が!
開けてよー()
たぶん、ここの飼い猫ちゃんか、ご飯をもらっている子なのでしょう。表の戸が開かず、裏に回り込んでいきました。うまく入れてもらえたかな。何しろ、雪だし。
その後、北上線に乗って盛岡へ。
途中はこんな名前の駅があったりして
盛岡にあった看板。山田線復活おめでとう!
盛岡では、岩手県立美術館に行きました。あと二日でこの展覧会が終わるというので、けっこうにぎわっていました。
絵本『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カール展
展示は撮影できないけど、けっこうフォトスポットは作ってありました
しかし、でかいね。岩手県美
常設展は撮影可能
北上からは、「いわてホリデーパス」を使いました
盛岡駅の中で特にうまくもないじゃじゃ麺を食べて、仙台へ
いわてホリデーパスは、新幹線は乗れないのです。まあ、居眠りしながらてってこてってこ行くので、電車好きには楽しい道のりですが。
このまま実家に帰省し、夜は弟と合流。近所にできたホルモン焼き屋で一杯やって、また家に帰っても焼酎飲んで、富岡八幡宮宮司殺人事件の話なんかして、楽しく過ごしました。翌日は母の見舞いをして早めに横浜に戻りました。
なかなか楽しい旅だったのですが、今回は持って行った本3冊がちっとも盛り上がらなかったのだけが敗因です。やっぱり、列車の旅には面白い本がなくちゃね。