自転車でふらふら [本]
なぎら健壱『なぎら健壱の東京自転車』読了。
おお! 居酒屋に立ち寄っていない! って、当たり前なんだけど。下町をよく知る人が下町にルートを取って走っているのに、けっこう道に迷ったりして面白い。おっさんが自転車でふらふら(失礼!)東京を流している、のんびりした光景が浮かんできて、走ってみたくなるコースが多い。けど、やっぱり東京は、走りにくいところが多いんだな、とも思う。しかしなあ、ところどころで「ここがあたしの卒業した小学校」なんていうのが出てきて、東京もんは憎たらしい。そういうのが地方出身者に比べてどれだけアドバンテージになっているか、東京の人はまったく意識していないのです。
横山秀夫『深追い』読了。
非常に閉鎖的な小さな警察署を舞台にした短編集。事件は現場で起こっていても、それ以外のしがらみもたくさんあって、たいへんな世界だなと思う。一番最初の、ポケベルの話が一番印象的で、面白かったかな。
おお! 居酒屋に立ち寄っていない! って、当たり前なんだけど。下町をよく知る人が下町にルートを取って走っているのに、けっこう道に迷ったりして面白い。おっさんが自転車でふらふら(失礼!)東京を流している、のんびりした光景が浮かんできて、走ってみたくなるコースが多い。けど、やっぱり東京は、走りにくいところが多いんだな、とも思う。しかしなあ、ところどころで「ここがあたしの卒業した小学校」なんていうのが出てきて、東京もんは憎たらしい。そういうのが地方出身者に比べてどれだけアドバンテージになっているか、東京の人はまったく意識していないのです。
横山秀夫『深追い』読了。
非常に閉鎖的な小さな警察署を舞台にした短編集。事件は現場で起こっていても、それ以外のしがらみもたくさんあって、たいへんな世界だなと思う。一番最初の、ポケベルの話が一番印象的で、面白かったかな。
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