これも今ひとつ [本]
森博嗣『人形式モナリザ』読了。
諏訪の近くが舞台というのは、自転車で走るのが好きな信州のことなので親しみが持てるが、なんか内容はもう一つ。登場人物のキャラは面白いんだけど……。それにしても、みんな名前が難しすぎます。「小鳥遊」って書いて「たかなし」なんて、読めないぞ。
津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』読了。
『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞した作者の作品。働く人たちの日常を描くのが得意な人なのだな、と思う。が、やっぱり芥川賞はエンタメじゃない。何が書きたいのかはよく分からない。表題作の読後感は、わりとよかったけれども。
大森兄弟『犬はいつも足元にいて』読了。
藤子不二夫みたいに、兄弟二人で書いて文藝賞を受賞した作品。
勝手に『間宮兄弟』みたいなほのぼのものだと思いこんでいた(何でだろう)せいか、読み終わってどんより。基本的に、動物がちょっとかわいそうなめに遭う話は、あまり読みたくないんだなあ。しかし、年子の男の兄弟二人で小説を書くというのはちょっと面白い、というか珍しい。
諏訪の近くが舞台というのは、自転車で走るのが好きな信州のことなので親しみが持てるが、なんか内容はもう一つ。登場人物のキャラは面白いんだけど……。それにしても、みんな名前が難しすぎます。「小鳥遊」って書いて「たかなし」なんて、読めないぞ。
津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』読了。
『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞した作者の作品。働く人たちの日常を描くのが得意な人なのだな、と思う。が、やっぱり芥川賞はエンタメじゃない。何が書きたいのかはよく分からない。表題作の読後感は、わりとよかったけれども。
大森兄弟『犬はいつも足元にいて』読了。
藤子不二夫みたいに、兄弟二人で書いて文藝賞を受賞した作品。
勝手に『間宮兄弟』みたいなほのぼのものだと思いこんでいた(何でだろう)せいか、読み終わってどんより。基本的に、動物がちょっとかわいそうなめに遭う話は、あまり読みたくないんだなあ。しかし、年子の男の兄弟二人で小説を書くというのはちょっと面白い、というか珍しい。
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