激動を生きて [本]
宮尾登美子『成城のとんかつやさん』読了。
エッセイ集。もう86歳でいらっしゃるのだなあ。
高知の大きな芸者の置屋のお嬢様で生まれ育ち、結婚離婚、戦争、大陸からの引き上げなどをすべて経験し、普通の主婦がこつこつ書いていたものが認められて押しも押されもしない大作家に。たいへんな激動をエッセイの中で綴っていて、こちらはただもう驚くばかりだけれど、それをすべて乗り越えてきたところに作品の深みがあるのかなあなんて、ありきたりな感想だが自分にはその程度しか言えない。まだまだ長く生きて、すごい作品を残していただきたい。
エッセイ集。もう86歳でいらっしゃるのだなあ。
高知の大きな芸者の置屋のお嬢様で生まれ育ち、結婚離婚、戦争、大陸からの引き上げなどをすべて経験し、普通の主婦がこつこつ書いていたものが認められて押しも押されもしない大作家に。たいへんな激動をエッセイの中で綴っていて、こちらはただもう驚くばかりだけれど、それをすべて乗り越えてきたところに作品の深みがあるのかなあなんて、ありきたりな感想だが自分にはその程度しか言えない。まだまだ長く生きて、すごい作品を残していただきたい。
2012-05-21 00:23
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