読みづらくない？

　高田郁『みをつくし料理帖　想い雲』読了。

　最初、ものすごく読みづらかった。なぜかと思ったら、この本、文字も大きいがものすごくルビが多いのである（ように感じた）。先に読んだ松本清張の本がいっそすっきりほとんどルビなしだったせいだろうか。作者がレディコミ原作者出身ということで（？）、若い人を時代小説に呼び込もうとしたからなのだろうか……とにかく、読みづらかった。ちったあ、自分で調べさせればいいんじゃないのかなあ。それで嫌になるくらい読めなかったら、お笑いだけど。
　世界に入ってしまえばそれなりに楽しめるのだが、主人公が純情すぎてちょいと気にくわないかな。ただ、不幸な子供が出てくると、やっぱり泣かされてしまうな（これも結末はわりと読めたけど）。

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タグ：高田郁 みをつくし料理帖想い雲 時代物

コメント 2

きのう、隣の本屋さんで岩下尚史の「芸者論」を買ったのですが・・・
文章自体は大丈夫でしたが、書体が何だか読み難かったです(w)
ホント、ルビが多い書物は行間を空けて欲しいです^^;Aｱｾｱｾ
by kontenten (2012-10-31 08:41) 

kontentenさん
『芸者論』面白そうですね。図書館で予約してみようかな。
書体とルビって、割と重要だと思うんですよね。文字が大きいとルビも大きいし、あんまり振りすぎると全体の雰囲気が壊れる気がします。
by あーる (2012-10-31 12:49)