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躁病は無敵? [本]

 坂口恭平『独立国家のつくりかた』読了。

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 勝手に思いこんでいた内容とは全然違う。きっとすごい人で、会ってみると魅力的な人物なのだと思うけれども、ちょっと個人的にこういう自信満々タイプは苦手だ。総じて自己愛が強いことが多い(というか、そんな人ばかり見ているのかな)。これも躁病のなせるワザかも知れないが。
 それにしても、こういうスーパーポジティブの人を見ても、嬉しくなるより不安になる方が強いのは、歳のせいなのか。



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コメント 4

RuddyCat-Lalah

題名がインパクトありますね。
以前政治家(国を動かすレベルの)や文学や科学の分野で
業績を残す人の中には少なからずも躁病を患っていた人が
多かったと聞いた事があります。
by RuddyCat-Lalah (2013-03-27 00:00) 

あーる

RuddyCat-Lalahさん
そうなんですか。なるほどなあ。この人の書きぶりは、やはり同様に躁鬱のあった北杜夫先生がイケイケのときの感じに少し似ています。
by あーる (2013-03-28 12:21) 

hisa

この人、激しい躁鬱でね、会いたくて先月アポとってみたんだけど、「いま鬱だから無理」って言われました。
この人くらい、狭い現実社会での既成概念にとらわれず、根源的な疑問に対してシンプルに立ち向かっていくと、むしろ「おかしな人」でいなきゃ、生きていられないだろうなって思います。
けっこう文章が好きです。
by hisa (2013-03-28 14:38) 

あーる

hisaさん
なるほど。ネガティブになりがちな時代にこの強烈なポジティブさはただ者ではないですよね。自分がかなりスクエアなのはわかっているつもりでしたが、どうにもついていけてません。
by あーる (2013-03-28 19:53) 

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