読めなかった本、読めた本

　黒田夏子『abさんご』半分読了。

同じ単行本に縦書きの部分と横書きの部分がある。縦書きの部分はかろうじて読めたし、感覚的に全然新しくはないけど、文学的でけっこう楽しめた。が、横書きの部分はちっとも読めない。読み進めないのである。というわけで、ギブアップ

　鈴木弘毅『駅そば読本』読了。

　まじめな人だ！　弟より一つ年下の人だけど、マニアは当然だが、こういう本はまじめでないとかけません。丼の形から割り箸の型から、キッチンの平面図から……必要ない知識ではあるが、これだけまとめて駅そば
や駅そば屋のことが書いた本はないよなあ（需要もないと思うけど）。でも、にわか鉄女にとっては、行ってみたいところがさらに増えたような点…。

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