最底辺 [本]
広小路尚祈『清とこの夜』読了。
たまたま南方週末のネット記事で台湾の脚本家・呉念真の記事を読んだこともあるけれど、これも彼と同様(南方週末の言い方をかえれば)「最底辺の人々の物語」。最初は、なんかやだなあ、この居酒屋と思うけれど……だんだんと救いが見えてきて、いい小説だと思った。
ウーヴェ・ティム『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』読了。
ドイツのB級グルメたる「カレーソーセージ」の由来をめぐる(といっても、作者の想像だな)老女の独白。戦争中の男女の息づまるような日々と、その中で偶然から生まれたカレーソーセージという美味しい(?)B級グルメについての話で、なんとなく映画の『愛をよむひと』を思い出した。いっぺん美味しいカレーソーセージって食べてみたいものだけど、本当に屋台のさもないお料理であるらしい。この本だともうちょっといろいろスパイスが追加されているけれど、不味いカレー粉とケチャップを組み合わせて、美味しくなるのか? 本当に。
たまたま南方週末のネット記事で台湾の脚本家・呉念真の記事を読んだこともあるけれど、これも彼と同様(南方週末の言い方をかえれば)「最底辺の人々の物語」。最初は、なんかやだなあ、この居酒屋と思うけれど……だんだんと救いが見えてきて、いい小説だと思った。
ウーヴェ・ティム『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』読了。
ドイツのB級グルメたる「カレーソーセージ」の由来をめぐる(といっても、作者の想像だな)老女の独白。戦争中の男女の息づまるような日々と、その中で偶然から生まれたカレーソーセージという美味しい(?)B級グルメについての話で、なんとなく映画の『愛をよむひと』を思い出した。いっぺん美味しいカレーソーセージって食べてみたいものだけど、本当に屋台のさもないお料理であるらしい。この本だともうちょっといろいろスパイスが追加されているけれど、不味いカレー粉とケチャップを組み合わせて、美味しくなるのか? 本当に。
コメント 0