なんか、惜しい

　4日（水）は、六本木ヒルズの秋田料理屋さんで日本酒の会がありました。秋田から蔵元さんが見えて、秋田料理を肴にいろいろ飲ませてくれるのです。前回は大平山酒造さんだったのですが……

今回は天寿酒造さんだそうです

ほー、お酒ごとにグラスが違うんだね

乾杯は吟醸生酒

八寸。クリームチーズと赤大根の漬物が面白い

これが銀波藻（ぎばさ）か！　モズクとも違う食感で美味しい！

白身魚のお刺身。日本酒にはばっちりだな

このあたりまではなかなかおいしいお酒でした

道明寺揚げって、珍しくない？　甘くなくて不思議なおいしさ

うっかり食い終わったきりたんぽ鍋……

　ぺろぺろ食べてしまったわたくしと猫マスター。よほど物足りなさそうな顔をしていたのか、店員さんが「お代りもありますけど」と言ってきました。「お願いしまーす！」と頼んだら、あとから店長さん（？）が来て「この分は有料になりますけど……」と。びびって、「じゃ、いいです」と言ったら、気の毒に思ったのか、あとから「調理場に切れ端が……」と、短いのを四切れくれました。うう……ありがとう……

デザートのムース

　お料理はもちろんおいしかったし、お酒も最初の3つめまでは良かったのですが……4つめからは、なんだかびっくりするくらい甘くなって……秋田のお酒は甘いめというのはわかっていたのですが、ちょっとここまで甘いと東京の空気感には合わないかと……きっと、地元で、雪がバンバン降る中でしょっぱいおつまみと一緒に飲んだらおいしいんだろうけどなあ（若干危険な気はしますが）。

　というわけで、ちょっとばかり「惜しい！」と思ってしまった、今日の会でした。きっと秋田の人だったら大うけするのだと思いますが。蔵元の方とのお話は、楽しかったんですけどねえ。
　ところで、猫マスターは秋田に足を踏み入れたことがないようなので、ぜひ連れていかなければ。交通は間違いなく不便だが、温泉ありお酒あり美味しい魚介あり、そして佐々木希ちゃんや壇蜜みたいな美人ありで、いいところだし。青春18きっぷだと、ちょっと遠いけどね。

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どこもかしこも

　橋本健二ほか著『盛り場はヤミ市から生まれた』読了。

　論文集。よくできている。闇市をいろいろな角度から考察し、紹介しているが、やはり文系としては文学における闇市の系図あたりがグッとくるかな。梁石日の『さかしま』なんて読みたいと思ったし。

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