久々に現美

　日曜日は予報では雨だと思って、雨のミュージアムをしゃれ込もうと思っていたら、とんでもなく晴れてしまいました。暑いんですけど。

こんな日にお出かけ？（マ）

やめて、ラウル君キックで遊びまちょうよ（マ）

いや、今日は行こうと決めていたから……

　で、昼過ぎに降りたのは清澄白河駅。

深川資料館通りにはことのほか寺が多い

見に行ったのは、これです

　東京都現代美術館、遠いんだよねえ、駅から。暑いときは堪えます。深川資料館通り近辺にはお寺のほかに深川めしのお店も多いのですが、先日のTVのアド街ック天国でやったせいか（？）、お昼時についたらどこのお店にも長蛇の列でした。
　山口小夜子と、もう一つやっていた「他人の時間」という企画展、それと常設展の全部入れるチケットを買いました。

エントランスホールにあった彫刻

山口小夜子展の中には撮影可能なところもあります

本人そっくりのマネキンドール

本人のデザインした服

本人そっくりのマネキンと光・音のコラボ

生前、谷崎潤一郎の『陰影礼賛』を朗読したフィルム

　2007年に57歳という若さで亡くなった日本初のパリコレモデル・山口小夜子さん。生前はあまり肉声を聴く機会もなかったのですが、この展示を見ると、彼女がただのお人形ではなくものすごく積極的なパフォーマーであったことがわかります。寺山修司の映画や舞台における女優活動、そしてあの結城座で操り人形と共演したり。そして、もともとは服飾デザインを勉強していたとのことで、自身で服をデザインしたりリメイクしたり……そして、ため息が出るほどきれいな当時の資生堂のCM群。
　今回の展示の性質もあってか、現代美術ファンというよりも、アパレルとかデザインをやるような人が多く見に来ているように見受けられました。例によって小汚い格好で行っちまって、反省……。
　今では身長170センチくらいの女性はざらにいそうですが、こんな雰囲気のある人はモデルさんにもなかなかいないよなあ……なんだって肺炎なんかで……佳人薄命なのでしょうか。
「他人の記憶」展は、アジア人アーティストの作品がたくさんあって、けっこうこちらも面白かった。ベトナム、フィリピン、タイあたりのアーティストがこれからクルのでしょうか。
　常設展では、MOTは「現代美術館」ではあるけれども、モダンアートばかりではなく、東京都の美術館としての性質で「東京」を描いた記録的な作品もけっこうコレクションしていることがわかりました。震災後の街の素描とか……でも、きっとリヒテンシュタイン一枚の方がずーっと高いんだろうなあ。

　さて、この暑さでバルコニーの野菜はまたどんどん成長中です。

実を付けたプチトマト

持ち直して本葉を出すオクラ

ナスってば、この間まで花だったと思ったのに

ゴーヤも、まずは雄花

丈はまだこんなもんですが

あたちも大きくならなきゃ（マ）

ちゃんとお薬を飲んで、しっかり大きくなろうね

うひゃ！（レ）

キュウリの蔓を噛んで、勝手にフレーメン反応するレオン君

ぺろぺろ（マ）

ディレクターズチェアでくつろぐマーリィ

　ディレクターズチェアがOKなら、もしかするとこの子、ハンモックもいけるんじゃない？　と、期待するおねえさんでした。

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タグ：東京都現代美術館 山口小夜子 マーリィ レオン ディレクターズチェア ラウル君 深川