退職旅行と称して -青春18きっぷ春紀行 W鉄印ゲットの旅 その1ー [旅行]
仕事、やめちゃったよ~ん! ということで、とりあえず青春18きっぷを握りしめて旅に出てしまいました。
駅前のバスターミナルから、土日祝しか出ていない「みろくの里」(遊園地)と「神勝寺」行の直行バスに乗り込みます。ところが! えらい行列で、サッカー小僧と引率の先生・父兄みたいなのがいっぱいです。バスの運転士さんが会社に(?)電話をして、「すんません、積み残しが出ますわー」なんて言っている。「みろくの里」近くにサッカー場があって、どうもこの日はそこでイベントがあるらしい。高校生くらいの若い女の子たちもたくさん並んでいたのですが、みんな「アルバイト乗車券」というのを持っているところを見ると、遊びに行くのではなく、働きに行くようです。一般客の私は、サッカー小僧ひしめく中に無理無理割り込ませてもらって、無事乗車です。
しかしまあ、子供たちも親たちも、東京の電車のようにリュックを前に抱える習慣がないのだろうか……そのせいで余計狭苦しくなってるんじゃないの? という気もします。この程度の乗車率、80年代の上海の殺人的な混雑に比べたらスッカスカだけどよ、なんて年寄りはつぶやきながらバスに揺られること約25分、神勝寺到着です。
何年か前の展覧会で紹介されていたここ、一回来てみたかったんだ! 晴れてはいるがものすごーく寒い日、ようやく訪れることができました。
食べる前に雲水の作法なんか教わりましたが、うどんを出す「五観堂」の室内は団体客のためにリザーブされていて、ふりの客は外です。気温が低かったので、お店の人もいろいろ気を遣って早めに出してくれましたが、それより私の食べるのが早く、ずるずるっと食べて立ち上がったら、慌てて最後のご飯をもって走ってきました。雲水だって、食うの早いんじゃないのかな。まあ、本式にやると、物音を立てちゃいかんとかいろいろお作法はあるようですが。
名和晃平/SANDWICHが設計したという建物で、中で瞑想をイメージしたインスタレーションが見られます。どうなんだろうなあ、よくわかんなかったなあ、暗いし、というのが正直な感想ですが、まあ見られてよかった。
どこもかしこも相当お金がかかっていますが、趣味がいいので成金臭くなっていない。広いお庭のお散歩もなかなか楽しかったです。それにしても、若いカップルが結構来ていて驚きます。禅寺とか、渋すぎないか? 逆に、年寄りはあまり見なかった。気温のせいかしら。
午後は、鞆の浦に行きました。
写真を撮っていたら、ご住職が猫ちゃんに、「おう、愛想よくすれば飼い猫になれるかも知らんぞ!」と声をかけました。
あ「たくさんいますね」
ご住職「いや、三匹だけ」
あ「うちは四匹ですよ」
ご住職「五匹目、どう?」
いやいや、ご住職に無茶苦茶なついているじゃないですかー。
鞆の浦のレトロな街並み散歩、楽しかったのですが、いかんせん、寒い。
再びバスで鞆の浦から福山駅前へ。楽天で予約したビジネスホテルは、福山城の真ん前でした。フロントのお兄さんに、「この辺の地のものが食べられて日本酒が飲めるところはありますか?」と聞いて、近くのお店に行きました。
このほか、イカ焼きも食べたかな。地酒を2合ほど燗でいただきましたが、これもうまかった。福山のお酒、天寶一、いい感じです。
地方に行くとありがちですが、つまみが安くて多い! 一人旅だとちょっと不利なところです。
カウンターでにやにやしながら一人で飲んでいましたが、混んできたので退散。人気店だなあ。
翌日に続きます。
いいお天気! 初日はさすがに新幹線を使ったら、見事な富士山です
降りたのは福山駅。前にも降りたことはある
駅前のバスターミナルから、土日祝しか出ていない「みろくの里」(遊園地)と「神勝寺」行の直行バスに乗り込みます。ところが! えらい行列で、サッカー小僧と引率の先生・父兄みたいなのがいっぱいです。バスの運転士さんが会社に(?)電話をして、「すんません、積み残しが出ますわー」なんて言っている。「みろくの里」近くにサッカー場があって、どうもこの日はそこでイベントがあるらしい。高校生くらいの若い女の子たちもたくさん並んでいたのですが、みんな「アルバイト乗車券」というのを持っているところを見ると、遊びに行くのではなく、働きに行くようです。一般客の私は、サッカー小僧ひしめく中に無理無理割り込ませてもらって、無事乗車です。
しかしまあ、子供たちも親たちも、東京の電車のようにリュックを前に抱える習慣がないのだろうか……そのせいで余計狭苦しくなってるんじゃないの? という気もします。この程度の乗車率、80年代の上海の殺人的な混雑に比べたらスッカスカだけどよ、なんて年寄りはつぶやきながらバスに揺られること約25分、神勝寺到着です。
何年か前の展覧会で紹介されていたここ、一回来てみたかったんだ! 晴れてはいるがものすごーく寒い日、ようやく訪れることができました。
総門をくぐるといきなり藤森照信先生の「松堂」。かわいい
手入れの行き届いた見事な庭園。まだ花が咲いていないのが残念ですが
腹が減ったのでいきなりうどんを食いました
食す前に唱えるお経
一本一本味わって食べられるよう、サイズはごん太
最後はうどんのお出汁にご飯を入れて雑炊風
食べる前に雲水の作法なんか教わりましたが、うどんを出す「五観堂」の室内は団体客のためにリザーブされていて、ふりの客は外です。気温が低かったので、お店の人もいろいろ気を遣って早めに出してくれましたが、それより私の食べるのが早く、ずるずるっと食べて立ち上がったら、慌てて最後のご飯をもって走ってきました。雲水だって、食うの早いんじゃないのかな。まあ、本式にやると、物音を立てちゃいかんとかいろいろお作法はあるようですが。
境内、クヌギが多いと見た
これが目玉です。なんかUFOのマザーシップみたいですが
飲み込まれるー!!
名和晃平/SANDWICHが設計したという建物で、中で瞑想をイメージしたインスタレーションが見られます。どうなんだろうなあ、よくわかんなかったなあ、暗いし、というのが正直な感想ですが、まあ見られてよかった。
ここの荘厳堂には白隠のコレクションもあります
まあ、立派な境内なのです
どこもかしこも相当お金がかかっていますが、趣味がいいので成金臭くなっていない。広いお庭のお散歩もなかなか楽しかったです。それにしても、若いカップルが結構来ていて驚きます。禅寺とか、渋すぎないか? 逆に、年寄りはあまり見なかった。気温のせいかしら。
午後は、鞆の浦に行きました。
海のそばには猫がつきもの
常夜灯に灯がともるまでいればよかったが、寒くて退散
この辺では、「保命酒」という漢方酒がたくさんつくられています
材料の生薬が干してあった
家々のひな人形がイベントとして町中に飾られています。夜動きそうで怖い
お寺の黒猫ちゃん
写真を撮っていたら、ご住職が猫ちゃんに、「おう、愛想よくすれば飼い猫になれるかも知らんぞ!」と声をかけました。
あ「たくさんいますね」
ご住職「いや、三匹だけ」
あ「うちは四匹ですよ」
ご住職「五匹目、どう?」
いやいや、ご住職に無茶苦茶なついているじゃないですかー。
鞆の浦のレトロな街並み散歩、楽しかったのですが、いかんせん、寒い。
展覧会はもう終わっているけど、やっぱりここは猫が多いんだな
腹が減ったので、カキフライ串をいただきました
再びバスで鞆の浦から福山駅前へ。楽天で予約したビジネスホテルは、福山城の真ん前でした。フロントのお兄さんに、「この辺の地のものが食べられて日本酒が飲めるところはありますか?」と聞いて、近くのお店に行きました。
名前から、いいね!
まずはビールでうがい
差し盛り一人前。1,380円。安い! 新鮮!
日替わりサービスもずく酢250円。比較物がないけれどもかなり大きな鉢
シャコのてんぷらは初めて見ました。おいしい
このほか、イカ焼きも食べたかな。地酒を2合ほど燗でいただきましたが、これもうまかった。福山のお酒、天寶一、いい感じです。
地方に行くとありがちですが、つまみが安くて多い! 一人旅だとちょっと不利なところです。
カウンターでにやにやしながら一人で飲んでいましたが、混んできたので退散。人気店だなあ。
翌日に続きます。