けっこうなものをいただきまして [猫]
年末のお天気はおおむね穏やか。気温も極端には下がらないみたいだし、雨も雪も降らないし。
では、溺愛猫的女人さんからだいぶ前にいただいておきながら、まだ実験していなかった猫用DVDをかけてみましょう。
前は、テレビっ子と言えば故・福ちゃんだったのですが、今はマーリィちゃんのようです。
のんびり年末。溺愛猫的女人さん、うちの猫に娯楽をありがとうございます。
ふわ~、たいくつ……(マ)
あらら、マーリィちゃんは大あくびだね
では、溺愛猫的女人さんからだいぶ前にいただいておきながら、まだ実験していなかった猫用DVDをかけてみましょう。
お? マーリィちゃん、食いついたね!
へー、インコ(マ)
カモ!(マ)
ねえ、これ買って!(マ)
鑑賞用? それとも食用?
前は、テレビっ子と言えば故・福ちゃんだったのですが、今はマーリィちゃんのようです。
え? ボク見なかったよ?(ラ)
上映中、ライチ君はずっとコタツに入ってたんだもの
のんびり年末。溺愛猫的女人さん、うちの猫に娯楽をありがとうございます。
年内最後の展覧会鑑賞 [アート]
29日は、猫マスターも誘ってサントリー美術館で開催中の『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画』に行きました。27日に行こうとしたところ、残念ながら火曜で休館日。なんだかなんだ言って、今回初めてサントリー美術館に入ったなあ、職場から近いのに。まー、ミッドタウンもめったに来ないのですが。
杉田玄白の『解体新書』のイラスト描いたのが秋田藩士の絵師だなんて知らなかった! この小田野直武という絵師は、なぜか謹慎処分を食らって、その後夭折しています。いったい何があったのか……気になるけれども、今もってわかっていないらしい。不思議な話です。
私は26日からすっかり休んでいたのですが、猫マスターは28日まで出社して、ようやくお休み。ということで、その後はご近所に戻ってマッサージに行って、夜は行きつけの居酒屋へ。
日本酒は、二人で2杯ずついただき、比較的おとなしく帰りました。
もうすぐ申年も終わってしまいます。もう、焦ったってしょうがないけどね。
意外と知らないことって多い、と思った展覧会
杉田玄白の『解体新書』のイラスト描いたのが秋田藩士の絵師だなんて知らなかった! この小田野直武という絵師は、なぜか謹慎処分を食らって、その後夭折しています。いったい何があったのか……気になるけれども、今もってわかっていないらしい。不思議な話です。
私は26日からすっかり休んでいたのですが、猫マスターは28日まで出社して、ようやくお休み。ということで、その後はご近所に戻ってマッサージに行って、夜は行きつけの居酒屋へ。
お刺身盛りに
小アジのフライ
ねぎま鍋
日本酒は、二人で2杯ずついただき、比較的おとなしく帰りました。
おかえりー(ラ)
もうすぐ申年も終わってしまいます。もう、焦ったってしょうがないけどね。
展覧会のはしご [アート]
お休みに入り、まずは大掃除。猫マスターはまだお仕事あるしね。普段は猫マスターがとてもきれいにしてくれているので、取り合えずキッチンとかお風呂の鏡とか、そんなところを重点的にやらかします。
コンロの油汚れを取って、まあまあ片付いたので、100円ショップで壁掛けタイプの収納グッズにラップを置き、その下にひと工夫してキッチンタオルをぶら下げてみたら……
さて、お休みに入り、会社でいただいたチケットを持っていそいそと展覧に出かけました。27日は雨模様で風も強く、空いてるかなー、というわけで上野へ。
NHK『日曜美術館』でも特集してたし、もっとわんさか混んでいるかと思ったら、案外そうでもない。しかし、とても面白い展覧会でした。作品の点数も多いし。クラーナハって、父と子がいて、工房を作っていたというのは初めて知りました。
次は六本木まで戻って、サントリー美術館へ……と思ったら、火曜日休館。この暮れの人が出る時期を休館日で逃すなんて、サン美、余裕あるな、くそう。
しょうがないので、さらに恵比寿まで戻って、東京都立写真美術館へ。
ビデオアートが多かったので、そこそこ鑑賞には時間がかかるのですが……面白かった作品は「火花」。タイの現代アーティストで、今後の仕事の関係もあって見に行ったのですが、どうなのかなあ……。
それにしても、タイの人のお名前は難しいです。
会社の人事部からチケット配布のお知らせがあって、当選して受け取りに行きました。ちゃんと名前を言えるよう練習して、「アピチャッポン・ウィーラセタクンのチケットください」と言ったら、「はあ?」と言われてしまいました。おめーらが募集したんだろうがよ! たぶん今年はいったくらいの若僧に声をかけたのが間違いだったわ!
コンロの油汚れを取って、まあまあ片付いたので、100円ショップで壁掛けタイプの収納グッズにラップを置き、その下にひと工夫してキッチンタオルをぶら下げてみたら……
え?
い、いつの間に!
まあ、たぶんこの子だな……
油断したわね(マ)
いいアイディアだと思ったんだけどなあ……
お出かけの間にやられたわね(ポ)
はい……
さて、お休みに入り、会社でいただいたチケットを持っていそいそと展覧に出かけました。27日は雨模様で風も強く、空いてるかなー、というわけで上野へ。
思ったより、空いてました
NHK『日曜美術館』でも特集してたし、もっとわんさか混んでいるかと思ったら、案外そうでもない。しかし、とても面白い展覧会でした。作品の点数も多いし。クラーナハって、父と子がいて、工房を作っていたというのは初めて知りました。
上野の駅ではこんなペッパーくんが道案内
次は六本木まで戻って、サントリー美術館へ……と思ったら、火曜日休館。この暮れの人が出る時期を休館日で逃すなんて、サン美、余裕あるな、くそう。
しょうがないので、さらに恵比寿まで戻って、東京都立写真美術館へ。
うーん、不思議な展覧会だった
ビデオアートが多かったので、そこそこ鑑賞には時間がかかるのですが……面白かった作品は「火花」。タイの現代アーティストで、今後の仕事の関係もあって見に行ったのですが、どうなのかなあ……。
それにしても、タイの人のお名前は難しいです。
会社の人事部からチケット配布のお知らせがあって、当選して受け取りに行きました。ちゃんと名前を言えるよう練習して、「アピチャッポン・ウィーラセタクンのチケットください」と言ったら、「はあ?」と言われてしまいました。おめーらが募集したんだろうがよ! たぶん今年はいったくらいの若僧に声をかけたのが間違いだったわ!
何怒ってんですか(紋)
だって、ちゃんと言ったのにさー
公務員…… [本]
浅田次郎『ハッピー・リタイアメント』読了。
やはりというか、後で調べたら、ドラマ化されている。しやすそうだしな。
天から来た人たちは、仕事の関係もあってよく知っているが、民間に降嫁するのでなく、こういうそのためにだけあるような団体に行っちゃった人たちは、本当にすることがないんだなあ。もともとは優秀な人たちなのだから、ほかに使い道がいくらもあるようなものだが。
やはりというか、後で調べたら、ドラマ化されている。しやすそうだしな。
天から来た人たちは、仕事の関係もあってよく知っているが、民間に降嫁するのでなく、こういうそのためにだけあるような団体に行っちゃった人たちは、本当にすることがないんだなあ。もともとは優秀な人たちなのだから、ほかに使い道がいくらもあるようなものだが。
草木もなびく 佐渡小旅行 その2 [旅行]
朝ごはん。おかずが多すぎて、お櫃のごはんをおかわりしました
2日目は、午前中の定期観光バスを予約していたので、乗りこみました。お客さんはガラガラで、大型バスは自由席状態。やっぱり、オフシーズンなんだなあ。
佐渡歴史博物館にもペットボトルアート
次に行ったのは酒蔵見学! 期待値MAXです
余裕がなくて中での写真を撮っていませんが、がんがん、試飲。2本買ったし、まあいいよね。これでお正月のお酒は、バッチリです。
佐渡歴史伝説館では
一体何千万もする精密ロボットがたくさん見られます
佐渡出身の人間国宝・佐藤象堂先生の作品も
どうなんだろうなあ、この施設。かけたコストに見合う効果をあげているのかしら……オフシーズンに判断はできませんが、そこははなはだ疑問。しかし、お土産売り場に行くと……
ま、今回立っているのは書き割りですが
もっと暖かい季節は、あのジェンキンスさんがお土産物売り場を手伝っているとのこと。売り上げの一部が、北朝鮮拉致被害者連絡会に寄付されるらしい。猫マスターが会社のお土産用に、名物『太鼓判煎餅」を買ったところ、お店の方が写真を撮ってくれました。
観光バスの最後の見学場所は、阿仏房妙宣寺。ここには、新潟県唯一の五重塔があります。
宮大工さんが親子二代で建てられたのだそうです
こちらも元は茅葺だったそうですが
今は庫裏だけが茅葺屋根です
山茶花がキレイに咲いていました
庫裏の屋根は、石巻から職人を呼んで、半分ずつ葺き替えてて四千万円もかかったとか……維持するだけでも本当に大変なんだなあ。
そのあと、定期観光バスは両津港に戻って、終了です。
大佐渡山脈には午前中雲がかかっていましたが
両津港の食堂で昼食を取ったころにはけっこう晴れていました
超豪華刺身定食(1500円)
加茂湖産カキフライ定食(1380円)
どっちも大変なボリュームで、コストパフォーマンスもばっちり! フェリー乗り場の食堂なんて、そんなに期待していなかったのですが、美味しいし量は多いし、たいへんなものでした。
帰りの「あかね丸」はフェリーでも新しい船で、2等も座席がありました。ゴロゴロできた方がよかったんだけどなあ。まあ、寝ましたが。
2時間ほど寝ていたら新潟港に着きました。東京行の新幹線にはまだだいぶ間があったので、新潟港から直接タクシーに乗って、水族館・マリンピア日本海に行きました。
あ、昨夜はどうも……美味しくいただきました
地味ですが生体はここにしかいないウケクチウグイ
高級魚・ノドグロの群れ! うまそー!!
これも、この水族館で稚魚期までの育成に成功したということで、なかなかやるな、マリンピア! あまり派手な展示はありませんが、地味に実績をあげている。このほか、よかったのは、これ。
トラザメの卵です
なんと、これが触れるのです!
思ったよりも全然硬かった。なんとなく、ぶよぶよかなあと……。「人魚の財布」、案外丈夫そうです。
そして、新潟駅では、もちろんこれ。
越後湯沢駅・新潟駅にある「ぽんしゅ館」
500円で好きな日本酒がおちょこに5杯飲めます
お米をはじめとした新潟の特産品を売るコーナーの中にありますが、新潟越後の酒蔵(93蔵)がすべて利き酒できるという素晴らしい場所!
ここでささっと飲んで、帰りの新幹線へ。
残念ながら佐渡の金山などには行けませんでしたが、美味しいものは食べたし、そこそこよかったかなあ。サメの卵も触れたし。
草木もなびく 佐渡小旅行 その1 [旅行]
なんとなく行きたくなったので、クリスマスイブ・クリスマスは佐渡へお出かけしました。
上越新幹線ってほとんど乗ったことなかったような気がしますが、新潟って案外近いのね。
ただし、新潟港から乗ろうと思って予約していたジェット・フォイルが、なんとなんと、時化のために欠航! どしぇー!! 確かにちょっと雨模様だったけど、日本海側の冬なんて天気の悪いのが当たり前だから、まあ大丈夫かなあなんて高をくくっていたのですが……くそう。
佐渡汽船の新潟港側の食堂で食べましたが、お味はまずまず。ながもは、別名アカモクともいうホンダワラの仲間の海藻で、粘りがあって、食感が面白い。
ジェット・フォイルから、少し遅いカーフェリー「おけさ丸」に切り替えたのですが、けっこう時間が余ってしまったので、朱鷺メッセまで歩いて、新潟県立万代島美術館へ。天気が悪く、寒かったのですが、長い渡り廊下を取っていけば、雨にもあたらず行くことができます。
いやあ、面白かったー。大作も多くて、見ごたえもあったし。猫マスターも、「わかりやすくて面白かった」と言ってました。で、この展覧会は写真が撮り放題。やっぱり、世の中はそういう流れだよねえ。
上で紹介したほかに、昭和の女性の語りを絵にした作品もたくさんあって、それぞれストーリーがあって面白かったのですが、一番受けたのは、これ。
なんで昔は、かぽっと入れ歯を外す年寄りがいたんだろうなあ……人相も変わるし、けっこう怖かった。
どうも、元は税関だった建物のようです。
さて、その後、定時から30分ほど遅れたフェリーに乗り込みました。計画通りジェット・フォイルで行けたら、午後の定期観光バスに乗り込む予定だったのですが、残念ながらキャンセルです。
乗り込んだおけさ丸の2等席は、じゅうたんが敷かれて、ゴロゴロし放題。毛布を100円で貸してくれる(借りなかったけど)。なんとなく空いているところに陣取って、ワンカップの濁り酒「五郎八」なんか開けていたら、スタッフの人が回ってきて、「かなりの揺れが予想されます。皆さんのいらっしゃるところが一番揺れると思いますので、船酔いされる方はもう少し後ろの方の場所に移ってください」なんてことを言う。乗り物酔いって、したことないんだよね。とはいえ、今年は一度めまいを起こしたりしているので、どうかなあ……ま、動くの面倒だからいいか。
残念ながら、到着したらもう16時。佐渡金山はけっこう遠いので、もう無理。まっすぐ宿に向かいました。
湯たんぽ、初めて使ったかもしれません。仙台小さいころは、電気アンカだったと思うし。湯たんぽ、朝になってもまだほんのり温かいので、すごいと思いました。いやあ、温かかったー。
長いので、次に続きます。
どこ行くのかしら(ポ) 寒いのにねえ(マ)
上越新幹線ってほとんど乗ったことなかったような気がしますが、新潟って案外近いのね。
ただし、新潟港から乗ろうと思って予約していたジェット・フォイルが、なんとなんと、時化のために欠航! どしぇー!! 確かにちょっと雨模様だったけど、日本海側の冬なんて天気の悪いのが当たり前だから、まあ大丈夫かなあなんて高をくくっていたのですが……くそう。
しょーがねえ、飯でも食うか。と、私はイカながも丼
猫マスターはタレカツ丼。どちらも美味しかった
佐渡汽船の新潟港側の食堂で食べましたが、お味はまずまず。ながもは、別名アカモクともいうホンダワラの仲間の海藻で、粘りがあって、食感が面白い。
ジェット・フォイルから、少し遅いカーフェリー「おけさ丸」に切り替えたのですが、けっこう時間が余ってしまったので、朱鷺メッセまで歩いて、新潟県立万代島美術館へ。天気が悪く、寒かったのですが、長い渡り廊下を取っていけば、雨にもあたらず行くことができます。
途中、こんなペットボトルでできた模型がありました
あ、巨大かたつむり!
実はこれ、ちょっと見たかったんだよね
きれいな色で、可愛らしい作品もあるのですが
このあたり、ちょっと怖い
鉛筆画も面白い
あれ? ポンちゃん?
いやあ、面白かったー。大作も多くて、見ごたえもあったし。猫マスターも、「わかりやすくて面白かった」と言ってました。で、この展覧会は写真が撮り放題。やっぱり、世の中はそういう流れだよねえ。
上で紹介したほかに、昭和の女性の語りを絵にした作品もたくさんあって、それぞれストーリーがあって面白かったのですが、一番受けたのは、これ。
入れ歯で子供をびびらすじじい
なんで昔は、かぽっと入れ歯を外す年寄りがいたんだろうなあ……人相も変わるし、けっこう怖かった。
朱鷺メッセの渡り廊下から見えたきれいな建物
どうも、元は税関だった建物のようです。
さて、その後、定時から30分ほど遅れたフェリーに乗り込みました。計画通りジェット・フォイルで行けたら、午後の定期観光バスに乗り込む予定だったのですが、残念ながらキャンセルです。
乗り込んだおけさ丸の2等席は、じゅうたんが敷かれて、ゴロゴロし放題。毛布を100円で貸してくれる(借りなかったけど)。なんとなく空いているところに陣取って、ワンカップの濁り酒「五郎八」なんか開けていたら、スタッフの人が回ってきて、「かなりの揺れが予想されます。皆さんのいらっしゃるところが一番揺れると思いますので、船酔いされる方はもう少し後ろの方の場所に移ってください」なんてことを言う。乗り物酔いって、したことないんだよね。とはいえ、今年は一度めまいを起こしたりしているので、どうかなあ……ま、動くの面倒だからいいか。
別にやさぐれてはいませんが……
二本目は雪男。なんか、かわいい
あとは、グーグー寝てたら、着いちゃった
残念ながら、到着したらもう16時。佐渡金山はけっこう遠いので、もう無理。まっすぐ宿に向かいました。
露天風呂に
展望風呂
そしてご馳走! ズワーイ! ズワーイ!
お酒も頼みました
おけさガキは、凍らせて出てきて、シャーベットみたいに食べる
窓からタライ舟が見えた
お布団には湯たんぽがつきました
湯たんぽ、初めて使ったかもしれません。仙台小さいころは、電気アンカだったと思うし。湯たんぽ、朝になってもまだほんのり温かいので、すごいと思いました。いやあ、温かかったー。
長いので、次に続きます。
辛いことも、淡々と [本]
トニ・モリスン『青い眼がほしい』読了。
今を時めく西加奈子さんが影響を受けた本というので、読んでみた。内容は、とても深刻だが、それを暗く重苦しく書かなかったところが彼女の気に行ったのだろうか。貧しい黒人少女のどこまでも絶望的な願い、そして生活だけれど。でも、そんなにすごく好きな小説ではなかったなあ。
今を時めく西加奈子さんが影響を受けた本というので、読んでみた。内容は、とても深刻だが、それを暗く重苦しく書かなかったところが彼女の気に行ったのだろうか。貧しい黒人少女のどこまでも絶望的な願い、そして生活だけれど。でも、そんなにすごく好きな小説ではなかったなあ。
やられたか…… [猫]
今日は、なんというか、すごく生暖かかったなあ。12月も終盤というのに、昼間はトレーナーの上にスタジャンを羽織って、全然平気で歩き回ることができました。夕方になると、ちょっと雨がぱらつきましたが……
うちのバルコニーから見えた風景。なんだかすさまじい空の色です。たまたま夕日に照らされたマンションが、チベット寺院のように見えて、不思議な雰囲気。しかし虹は、日の入りとともにあっという間に消えてしまいました。
ところで、昨夜の私の一人飲みで、食べ残してしまったものがありました。「クリーミーチーカマ」という、いつものチーカマよりもちょっとグレードアップしたのを買って、キッチンテーブルの上に置いてしまい忘れたまま朝になってみると……
3本あったうち、2本をやられました! 残りの1本も噛み傷だらけ……うう、ぬかったわ! 誰、そんなことするの
ま、だいたい犯猫はヤングチームだとわかってはいるんですがね。あー、不覚を取った。
な~な~いろの虹が~
消~え~てしまったの~
うちのバルコニーから見えた風景。なんだかすさまじい空の色です。たまたま夕日に照らされたマンションが、チベット寺院のように見えて、不思議な雰囲気。しかし虹は、日の入りとともにあっという間に消えてしまいました。
ところで、昨夜の私の一人飲みで、食べ残してしまったものがありました。「クリーミーチーカマ」という、いつものチーカマよりもちょっとグレードアップしたのを買って、キッチンテーブルの上に置いてしまい忘れたまま朝になってみると……
げえ!
3本あったうち、2本をやられました! 残りの1本も噛み傷だらけ……うう、ぬかったわ! 誰、そんなことするの
ぼくじゃありませんよ(紋) まさか、疑ってないわよね?(ポ)
まあ、少なくともシニア組は首謀者じゃないでしょうな
マーリィちゃんじゃないの?(猫マ)
まさかあ(マ)
ホント?(猫マ)
嘘じゃないもん!(マ)
ライチは?
心外だなあ(ラ)
ま、だいたい犯猫はヤングチームだとわかってはいるんですがね。あー、不覚を取った。
これもノベライズ [本]
向田邦子、中野玲子『家族熱』読了。
読み始めのちょっとした違和感は、向田邦子のドラマを中野玲子(あの諸田玲子先生でしたか)がノベライズしたことによるもの。だんだん気にならなくなるが、やはり、ドラマの一場面一場面のように小説のシーンが視覚的にとらえられてしまう。別にいいけど。
携帯電話もPCもないような時代のドラマだけれど、問題自体は非常に普遍的で、今読んでも新しい。リメイクしてドラマもできそう。
読み始めのちょっとした違和感は、向田邦子のドラマを中野玲子(あの諸田玲子先生でしたか)がノベライズしたことによるもの。だんだん気にならなくなるが、やはり、ドラマの一場面一場面のように小説のシーンが視覚的にとらえられてしまう。別にいいけど。
携帯電話もPCもないような時代のドラマだけれど、問題自体は非常に普遍的で、今読んでも新しい。リメイクしてドラマもできそう。
N先輩の思い出 [映画]
明日からお休み。今年は珍しく、仕事納め(26日)をぶっちぎり、長い休みを手に入れました。今年は仕事も遊びも飛ばし過ぎたので、文句あるかという気持ちですが。
今日は道場の大納会でもあって、猫マスターは当然そっちに行きました。こちらは会社を出るのが遅くなり、しかも稽古をしないとビールも格別うまくならないので、おとなしく家に帰りました。それにしても、すごい天気! まるで台風です。
ところで、明日にはお見舞いに行こうと思っていた大学時代の先輩が、なんと、昨夜息を引き取られたという情報が入りました。かねてより胃がんで闘病されていたのが、最近脳への転移がわかり、緩和ケアを行う病院に移られたばかりだったのですが……。
先輩は、私が1年生の時に4年生(だったかな)。
東京に出て来て浮かれた私は、2年生のある日、本好きにとっての天国のような場所が神田にあると聞き、リュックと有り金を握りしめて、横浜の奥地からはるばる電車に乗って出かけて行きました。
案の定、大変な勢いで本を買って(たぶん1万円くらい。でも、古本だからけっこうな量)、重みでよろめきながら歩いていたところ、(おそらく)すずらん通りで、まったくの偶然にN先輩にお会いしました。
N先輩は、当時神田の古本屋でアルバイトをしておられました。
ずっしり重いリュックをしょって、帰りの電車賃すら危うかった私に、N先輩は神田の喫茶店でサンドイッチをごちそうしてくださいました。うれしかったなあ。
N先輩はとても優秀な方で、卒論が大学の論文集に載っています。背が高く、エキゾチックな風貌で、芸能プロダクションに所属し、役者修行をしておられました。わき役ではあるけれど、いくつかの映画ではロールアップにちゃんとお名前も載っています。
御病気が悪くなってからではありますが、出られた映画のDVDを何本か借りて見ました。吉永小百合主演の『長崎ぶらぶら節』では、ちゃんとセリフもあって、お顔を見ることができました。
先輩や同期がお見舞いに行く中、私はなんとなくためらっていました。ご本人が病んで痩せてしまった姿を見られるのが嫌ではないかしら、という自分なりの遠慮だったのですが……最近、ご本人は気にしておられないというのを聞いて、ようやく安心して入院先の埼玉の病院をお訪ねする計画を立てていたのに。遅きに失しました……。
我々のゼミの先生は早くにお見舞いにいらして、ご本人に、「言い残したいことがあったら、早めにテープなどに吹き込んでおいてはどうか」とアドバイスをされたそうです。N先輩のことだから、そういうところはきちんと実行しているかな。
「あーるみたいのがまともに会社で働いたり、通訳なんかしたりして、俺がこんなふうにぷらっぷらしているなんて……」と、いつかの同窓会で言われたことがありました。が、挫折はあれど、先輩はとにもかくにも自分の好きな道を突き進むことで人生の大半を過ごされたのではないかと思っています。
とにかく、あまりにも早いお別れでした。先輩の遺言で、葬儀・告別式などはされないとのこと。残された不出来な後輩は、心の中でひたすらご冥福を祈るよりほかありません。
というわけで、今日はスーパーの出来合いつまみで一人飲み
今日は道場の大納会でもあって、猫マスターは当然そっちに行きました。こちらは会社を出るのが遅くなり、しかも稽古をしないとビールも格別うまくならないので、おとなしく家に帰りました。それにしても、すごい天気! まるで台風です。
ところで、明日にはお見舞いに行こうと思っていた大学時代の先輩が、なんと、昨夜息を引き取られたという情報が入りました。かねてより胃がんで闘病されていたのが、最近脳への転移がわかり、緩和ケアを行う病院に移られたばかりだったのですが……。
先輩は、私が1年生の時に4年生(だったかな)。
東京に出て来て浮かれた私は、2年生のある日、本好きにとっての天国のような場所が神田にあると聞き、リュックと有り金を握りしめて、横浜の奥地からはるばる電車に乗って出かけて行きました。
案の定、大変な勢いで本を買って(たぶん1万円くらい。でも、古本だからけっこうな量)、重みでよろめきながら歩いていたところ、(おそらく)すずらん通りで、まったくの偶然にN先輩にお会いしました。
N先輩は、当時神田の古本屋でアルバイトをしておられました。
ずっしり重いリュックをしょって、帰りの電車賃すら危うかった私に、N先輩は神田の喫茶店でサンドイッチをごちそうしてくださいました。うれしかったなあ。
N先輩はとても優秀な方で、卒論が大学の論文集に載っています。背が高く、エキゾチックな風貌で、芸能プロダクションに所属し、役者修行をしておられました。わき役ではあるけれど、いくつかの映画ではロールアップにちゃんとお名前も載っています。
御病気が悪くなってからではありますが、出られた映画のDVDを何本か借りて見ました。吉永小百合主演の『長崎ぶらぶら節』では、ちゃんとセリフもあって、お顔を見ることができました。
先輩や同期がお見舞いに行く中、私はなんとなくためらっていました。ご本人が病んで痩せてしまった姿を見られるのが嫌ではないかしら、という自分なりの遠慮だったのですが……最近、ご本人は気にしておられないというのを聞いて、ようやく安心して入院先の埼玉の病院をお訪ねする計画を立てていたのに。遅きに失しました……。
我々のゼミの先生は早くにお見舞いにいらして、ご本人に、「言い残したいことがあったら、早めにテープなどに吹き込んでおいてはどうか」とアドバイスをされたそうです。N先輩のことだから、そういうところはきちんと実行しているかな。
「あーるみたいのがまともに会社で働いたり、通訳なんかしたりして、俺がこんなふうにぷらっぷらしているなんて……」と、いつかの同窓会で言われたことがありました。が、挫折はあれど、先輩はとにもかくにも自分の好きな道を突き進むことで人生の大半を過ごされたのではないかと思っています。
とにかく、あまりにも早いお別れでした。先輩の遺言で、葬儀・告別式などはされないとのこと。残された不出来な後輩は、心の中でひたすらご冥福を祈るよりほかありません。
おねえさん、元気出して(マ)
ありがとね、マーリィ