黒歴史

　キム・ジフン監督『光州５・１８』を見る。

　韓国の黒歴史。民衆に対する軍の水平発砲がものすごく怖い。天安門事件の時にも思ったけれども、訓練された兵士とはいえ、同胞にこんなふうに攻撃ができるものなんだろうか。
　日本での知名度が高いのでイ・ジュンギ出演ばかりクローズアップされているが、一番いい役はアン・ソンギ。国民的俳優だそうだが、いい顔してる。主人公の善良なタクシー運転手のサム・サンギョンもとてもいい。
　ヒロインは、鷲尾いさ子とともさかりえを足して2で割ったような女優さん。清潔感があってよかった。

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タグ：キム・サンギョン イ・ジュンギ キム・ジフン 光州５・１８ 韓国

はまりまーりぃ

ナスがだんだん大きくなってきて、楽しみ

ゴーヤもちーっちゃい実ができ始めました

バルコニーで羽アリを眺めるマーリィ

誰でちか？（マ）

そんな妹を眺めるレオン君

うふふ、かわいいなあ（レ）

そんなレオン君を無視するポンちゃん

あー、眠い眠い（ポ）

　ちなみに、この時紋次郎は別室に隠れて寝ていました。
　その後、出勤の支度をしながらふと見ると……

あれ？　踏み台の下に何かいる

ふふん（マ）

あらら、あんた、ぴったりサイズだね

横から見るとこんな感じにはまっています

（マ）

なんだよ、兄ちゃんも入れろよ（レ）

定員、一匹でち（マ）

しつこいとパンチでちよ！（マ）

ちぇ、ケチだなあ！（レ）

ぐう（マ）

あ、寝ちゃった！

　おうちに来たばっかりの頃のレオン君なら同じ場所に入れたでしょうが、今はちょっと無理だねえ。

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タグ：バルコニー ナス 踏み台 マーリィ レオン ポン 紋次郎 ゴーヤ

夏の籠

蒸してくるとこういうのがおいしい

　やっぱり、お酒って、その気候に合ったものが作られるんだなあと実感します。寒いときは、泡盛なんてそんなにほしいと思わないもんなあ。

（マ）

いきなり寝顔マーリィ。こうして見るとまだまだ子供ですが

この角度から見ると、体がだいぶしっかりしてきたような気がします

レオン兄ちゃんと……

カシャブン部の稽古に入る前の

ウォーミングアップ中

お？　珍しく紋次郎が籠に入っていると思ったら……

あたちも入る！（マ）

でも、すぐ飽きちゃうの！（マ）

じっとしてないね、君は

　こうして見ると、やっぱり紋次郎に比べればまだまだ小さいマーリィです。

来たばかりのマーリィ（5/18）

　写真では目つきが険しいようですが、これはまだ猫風邪等で目がぐじゅぐじゅしていた制だと思います。痩せていたし、毛艶もよくありません。ボランティアさんは一所懸命お世話をしてくださっていたのでしょうが、やっぱり子猫がいっぱいで大変だったんだろうなあと思います。
　12日（金）にNHKの番組で多頭飼崩壊についての特集が放映される予定があるようです。マーリィを育ててくれた「たんぽぽの里」さんや獣医さんも取材に協力されていますので、もしよかったら……
　ご参考：https://twitter.com/cat_hometown/status/608460140048711680/photo/1

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タグ：マーリィ レオン 紋次郎 籠 泡盛 たんぽぽの里

梅雨入り

　週明けから雨でしたね。そして、梅雨。

お外に出れにゃい。つまんにゃいでち（マ）

まあ、まあ

マーリィ、お外はぬれちゃうからダメだよ（レ）

雨が降ると植物は嬉しそうだけどね

雨の日の猫は……（ポ）

ひたすら眠いだけですよ（紋）

つまんながっていたマーリィも睡魔には勝てません

　ついに、関東地方も梅雨入りです。この季節、けっこう長いんだよねえ。

　おまけ　

これは……

先日石巻で買ったねこまんまクッキー（かつ節入り）です

　ちゃんと人間用と書いてありますが、けっこうかつぶしのにおいが強いのか、にゃんこも興味津々でした。

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タグ：レオン 紋次郎 ポン マーリィ ゴーヤ 肉球 クッキー 田代島

ノリノリ

　先日旧ユーゴ出身のクストリッツァ監督の映画『黒猫・白猫』を見たが、弟が「サントラ持ってる」「クストリッツァのいたバンドのCD持ってる」とかいうので、お借りした。

『BLACK CAT WHITE CAT Original Soundtrack from the Film』を聴く。

　映画のぶっ飛びぶりは、この何とも言えないサウンドの効果もとても大きい。ロマサウンドであり、東欧ブラスサウンドだが、きっと初期のクライスラー・アンド・カンパニーなんかもこういうのを目指したのだろうけれど、全然お坊ちゃまで、この野生の迫力は今思えば全然ないと思う。言語は全然わからないけど。

　Emir Kusturica & The No Smoking Orchestra『Unza Unzaz Time』を聴く。

　こちらもまあ、ノリノリにしてエネルギッシュ。ワインなんか飲んじゃいられない、ウォッカだ、ウォッカ！　という感じだな。狂騒的だけれども、うるさくは感じないんだよなあ。こっちは英語なので、まあ歌詞もわかる。

　誉田哲也『歌舞伎町セブン』読了。

　つくづく何でも書ける人だと思うが、個人的にはこの作品はあまり……目新しさを感じなかった。

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慌ただしい週末…日曜日

　日曜日はお出かけです。果てしなく電車に乗って、それからまたバスに乗り継いで、国営武蔵丘陵森林公園へ。

緑あふれる素敵な公園ですが

家から二時間もかけてなんでこんなところに来たのかといえば

これこれ、セグウェイ

　講習を含め、全部で二時間半ほどのセグウェイ体験ツアー（8,000円/人）があるのです。
　まず最初に、受付をし、安全に体験をするために誓約書などを書いてから、20～30分程度の簡単な乗り方練習をします。思ったよりは、怖くないぞ。
　そして、ガイドさん1名・補助の方1名についていただいて、広い公園内をセグウェイで回ります。お天気は暑くもなく寒くもなく、風も強くなくて、絶好のコンディションでした。

途中、アリウムのあるガーデンで一休み

お茶とお菓子をご用意いただいています

公園内は植物やそのほかの生き物で一杯です

　ガイドさんは、セグウェイの使い方を教えるほか、鳥や植物をはじめとする公園内のいろいろなことを教えてくれました。この丘陵地帯には溜池がたくさんあって、それが今でも農業に使われていること、またそれがあるために多くの生き物が生活しやすい環境が造りだされていることなど、とても勉強になりました。声を聞いたり姿を見たりした鳥は、カワウ、ガビチョウ、キビタキ、ウグイスなど。植物は、自生種のほか、もともと周辺の人たちが生活のために植樹していたアカマツや、その他大きなボーダーガーデンに植えられたハーブなど、数え切れません。

記念写真も撮ってもらっちゃった

　基本的に、運転している間はとてもカメラ操作などはできません（しちゃダメだし）。セグウェイも楽しかったのですが、公園としてもとても魅力的な場所なので、今度は自分の足でも歩き回ってみたいなー、と思いました。

終わると、こんな手帳大のファイルをくれます

　そこに、今日の天気や走行距離などの記録、そして出会った生き物などを書き込むようになっています。思ったよりずーっと操作が簡単で、快適でした。最初のうちこそちょっと緊張して脚の筋肉が張りましたが、慣れてくればアップダウンも楽々です。
　ガイドさんは、先進国でセグウェイがまだ公道を走れないのは日本とイギリスくらい、とおっしゃっていましたが、日本はやっぱり、道が狭いからなあ……ちなみに1台92万円ほどだそうです。
　一人8,000円は、最初は正直高いかなあ、と思っていたのですが、楽しくて貴重な体験ができたので、今の普及率だと妥当な値段だと思いました。ネット探してみると、セグウェイツアーをやっている場所はほかにもあるようです。また機会があったら乗ってみたいなあ（2回目以降は1,000円引きになるそうだし）。

　おまけ　

やっぱりカシャブン部にしたでち（マ）

　マーリィ、朝からカシャブンをくわえてパタパタ走り回っていました。目指せ、オリンピック正式種目です。

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タグ：セグウェイ 武蔵野丘陵森林公園 カシャブン マーリィ

慌ただしい週末…まずは土曜日

　久々に週末は帰省です。いつものごとく、金曜日の24時、町の角からステキなバスが出る……で、早朝6時半に仙台着です。

こんな時間でも開いている店

この店は、この盛りでご飯は「ミニ盛り」といいます

仙台の紫陽花は、まだこんなもん

朝はけっこうな量の雨が降っていました

　今回の帰省、目的はいつもの母の施設見舞いのほか、この2月に生まれた従姉の初孫のお顔を見ることと……

先月末全線復旧した仙石線に乗ること

　まともに仙台⇒石巻を仙石線で行くと、1時間半ほどもかかるのですが、このたび改行した仙石東北ラインだと最短52分で行けます。せっかくなのでフルで各停に乗りましたが（ヒマ……）。GWに田代島に行ったときにはまだ途中をBRTでつないでいたのですが、その区間もちゃんと新しい駅が曲がりなりにもできていて、よかった、よかった。

石巻の街はやはりこんなキャラであふれていますが

3.11の後放りっぱなしの建物もまだあります

「石ノ森萬画館」、なんだか改装中でした

お馴染トキワ荘のリアル模型もある

へー、こんなとこまで来るんだねえ

　田代島行きの時には素通りしてしまったのですが、今回は企画展も魅力的なので、行ってみることにしました。

いらっしゃあい（カネゴン）

これがまた、すごくよかった！

ついついグッズもたくさん買ってしまうほどに！

カフェで食べたウルトラマンソフト（300円）

　開田裕治氏のイラストは、何とも味があって……仮面ライダーのもいいのですが、やっぱりウルトラマンや怪獣の絵の方が好きだったかな。ウルトラマン、国産の方もレオ、アストラ以降になるとよくわからないのですが、まさかアメリカでも作られていたとは思いませんでした。「ウルトラマン　パワード」とかいって、体型がもりもり筋肉外国人。やっぱり、体型も変わるんだなあ。

いろいろな漫画家さんからの色紙展示コーナー

　萬画館ももちろん3.11では大変な目にあったのですが、その時に支援をしてくれた漫画家の皆さんから励ましの色紙が山のように展示されていました。

石ノ森先生の手と（割と小さかった）

ほかの漫画家さんたちの手形もあります

今回の企画展に合わせてスタンプラリーがあって

街中回って集める私

だってスタンプのクオリティー、高いんだもん

ご褒美に缶バッジをもらえます。選んだのはエレキング

お昼は海鮮丼

　午前中南三陸でボランティアをやっていた弟と石巻駅前で合流し、母の施設見舞いへ。ちょっとお茶してお菓子を食べるひととき。この日は割合話が通じました。お茶もちゃんと自分で飲めたし。
　その後は従姉のお孫さんとご対面に。

おっかなびっくり抱っこする弟（この後、ちょっと泣かれました）

　赤ちゃんの顔は、この後どうなるかわからんし、出してもいいよね。お嬢さんなのですが、今のところ男前感が強い（お父さん似）。
　この後、伯母のところにさっと顔を出して、新幹線で引き上げでした。朝からよく動いたけど、一応帰省目的は全部達成です。　

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タグ：海鮮丼 帰省 石巻 弟 石ノ森萬画館 仙石線

洒脱

　週末、けっこう電車に乗ったので、だいぶ読んでしまった。
　杉浦日向子『東京イワシ頭』読了。

　
　作者と一緒に取材に行く編集部の「ポアール・ムース」の呼び方に覚えはあるけれども、たぶん前篇を読んたことはない。「黒焼き」に始まり、「ストリップ」に終わったかな。このうち一つくらいは（美人写真を撮るスタジオ）しゃれで覚えがあるけれど、あとは基本的にやったことがないものばかり。あ、小さいときにマゴタロウムシならぬ赤まむしの粉を飲まされていたか。肌合いの合わないものばかりよくもこれだけこなしたと思うが、この文章の洒脱さにはどうにもこうにも田舎者がコメントできるようなものではない。本当に惜しい方を亡くしたものです。

　平安寿子『こっちへお入り』読了。

　素人落語教室にﾄﾞはまり、というか、落語にはまった女性のお話。あくまでプロになろうとかそういうことじゃないけれど、これは……かつては興津要の古典落語を読破した血が騒がないこともない。でもねえ、難しいよねえ。

　誉田哲也『吉原暗黒譚』読了。

　誉田哲也のまた新しいジャンル。器用だなあ。ちゃんと時代物もこなせるんだなあ。
　ただ、なんとなくオチは途中でわかっちゃった。そんなにミステリ仕立てにしたつもりはないのかもしれないけれども。

　今野敏『流行作家は伊達じゃない』読了。

　一度だけお会いしたことはあるが、まじめさがにじみ出るお人柄。あー、やっぱりこの方はまじめな方なんだなあ、とよくわかる半生記。とにかくガンガン毎日書く、ということの大切さもよく伝わる。なかなかできないんだよ、これが。

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また怒られちゃった

まあた、レオンがやらかしましたよ（紋）

あら紋ちゃん、何その呆れ顔？

しょんぼり（レ）

あ、レオン君がバルコニーに閉め出されてる！

ポン姐さんにしつこくして、お兄さんに叱られました（レ）

だめじゃん

　レオン君、今朝ポン姐さんにしつこく絡んで、猫マスターに怒られて、しばしバルコニーに出されちゃいました。困ったもんだね。

おねえさん、白ワインなら付き合うわよ（ポ）

ポンちゃん、おねえさんのひとり酒盛りに付き合ってくれる大人な猫です

　木曜日は猫マスターがお稽古でいないので、一人で晩酌をちびちびやっていると……

逃がすな、マーリィ！（レ）

合点でち！（マ）

　夜のバルコニーで蛾を捕まえたらしく、いきなり部屋に持ち込むふたり……レオン君、マーリィには本当にいいお兄ちゃんなんですけどねえ。その後、ちっちゃなグレーの蛾は……羽根一枚残さず、どこかに消えました……

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タグ：ポン マーリィ 紋次郎 蛾 レオン

深かった

　角田光代『私のなかの彼女』読了。

　結局のところ、自分の責任を取るのは自分、と改めて突きつけられるような作品。自分の人生、たとえ変な男に引っ掛かって、時間やらなにやら奪われ、貶められようとも、そんな男についていった自分が悪いのだ、ということを改めて教えられているような作品。損するのも得するのも自分だし、自分のせいなのだ。

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