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ベルばらの世界 [アート]

 ちょっと遡ってしまうのですが、19日(木)に森アーツセンターギャラリーでやっている「マリー・アントワネット展」を覗いて[目]きました。写真を撮れる[カメラ]場所はとても少ないのですが…… 

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この、プチ・アパルトマンの再現部屋だけ


 なんかなー、鏡にへんなもん写ったらどうしよう……と、撮りながら[カメラ]ちょっと怖かった。[がく~(落胆した顔)]
 何しろこの展覧会、当時の肖像画やこうした調度品がたくさん展示されているのですが、中に、バスチーユ監獄[人影]で亡くなる前に織っていた絨毯とか、断頭台に引かれていく時に履いていた短靴[くつ]、着ていたシュミーズ[ブティック]なんていう怖いものがある。あと、漫画のベルばらにもしっかりかかれていた例の「首飾り事件」の首飾り[ぴかぴか(新しい)]のデザインを再現した豪華な首飾り[ぴかぴか(新しい)]なんかもあって……

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お土産は、「みつあめ」(ダマクスローズ)


 紅茶[喫茶店]に入れたり、ホットケーキ[バースデー]やアイスクリームにかけたりできるらしい。グッズがなんでも高い[有料]から、こんなのしか買えませんでした。マリー・アントワネットの絵のついたマリービスケットとかもあったんだけどさ……
 展示物にはほかに、あのフェルゼンとの間に交わした恋文[ペン](暗号で書いたりして、なかなか工夫されている)があったりして、充実していました。それにしても、会場にいるのは、女子、女子、女子[リボン][キスマーク][かわいい]……たまに、本当にマリー系の格好をしている人(冗談じゃなくでっかい縦ロールのかつらかぶってロングドレス)がいて、ビビる。[がく~(落胆した顔)]
 ベルばらなんて、もう何十年前の漫画[本]かわからないくらい昔に思えるのに、明らかに全然若い世代もたくさん来ている。フランス革命でギロチンで首を切られた[どんっ(衝撃)]王妃が、遥か極東の島国でこんなに大人気だなんて! やはりこれは池田理代子先生のおかげさまなんだろうなあ。そういえば、高校の時の世界史の先生が、「あの漫画家はなかなかよく勉強[眼鏡]している」とほめていたっけ。

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あたし、マーリィ・アントワニャット[黒ハート]

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ぷはあ、暑くなった(ポ) 苦しゅうない(マ)

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後ろにいるのはフェルゼン?
何言ってんですか(紋)

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[るんるん]愛、それは、激しく~(ラ)

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[るんるん]愛、それは、強く~(ラ)

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[るんるん]愛~(ラ)

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[るんるん]あ~い~(ラ)

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[るんるん]ああ~いい~(ラ)
あー、しつこい!!(マ)





年内最後の展覧会鑑賞 [アート]

 29日は、猫マスターも誘ってサントリー美術館で開催中の『世界に挑んだ7年 小田野直武と秋田蘭画』に行きました。27日に行こうとしたところ、残念ながら火曜で休館日[バッド(下向き矢印)]。なんだかなんだ言って、今回初めてサントリー美術館に入ったなあ、職場から近いのに。まー、ミッドタウン[ビル]もめったに来ないのですが。

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意外と知らないことって多い、と思った展覧会


 杉田玄白の『解体新書』のイラスト描いたのが秋田藩士の絵師だなんて知らなかった! この小田野直武という絵師は、なぜか謹慎処分を食らって、その後夭折しています。いったい何があったのか……気になるけれども、今もってわかっていないらしい。不思議な話です。
 私は26日からすっかり休んでいたのですが、猫マスターは28日まで出社[ビル]して、ようやくお休み。ということで、その後はご近所に戻ってマッサージに行って、夜は行きつけの居酒屋[ビール]へ。

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お刺身盛りに

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小アジのフライ

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ねぎま鍋


 日本酒は、二人で2杯ずついただき、比較的おとなしく帰りました。

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おかえりー(ラ)


 もうすぐ申年も終わってしまいます。もう、焦った[あせあせ(飛び散る汗)]ってしょうがないけどね。


展覧会のはしご [アート]

 お休みに入り、まずは大掃除。猫マスターはまだお仕事あるしね。普段は猫マスターがとてもきれい[ぴかぴか(新しい)]にしてくれているので、取り合えずキッチンとかお風呂の鏡とか、そんなところを重点的にやらかします。
 コンロの油汚れを取って、まあまあ片付いたので、100円ショップで壁掛けタイプの収納グッズにラップを置き、その下にひと工夫してキッチンタオルをぶら下げてみたら……

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え?

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い、いつの間に!

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まあ、たぶんこの子だな……

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油断したわね(マ)
いいアイディアだと思ったんだけどなあ……[たらーっ(汗)]

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お出かけの間にやられたわね(ポ)
はい……


 さて、お休みに入り、会社[ビル]でいただいたチケットを持っていそいそと展覧[アート]に出かけました。27日は雨模様[雨]で風も強く[台風]、空いてるかなー、というわけで上野へ。

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思ったより、空いてました


 NHK『日曜美術館』[TV]でも特集してたし、もっとわんさか混んでいるかと思ったら、案外そうでもない。しかし、とても面白い展覧会でした。作品の点数も多いし。クラーナハって、父と子がいて、工房を作っていたというのは初めて知りました。

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上野の駅ではこんなペッパーくんが道案内


 次は六本木まで戻って[電車]、サントリー美術館へ……と思ったら、火曜日休館[がく~(落胆した顔)]。この暮れの人が出る時期を休館日で逃すなんて、サン美、余裕あるな、くそう。[ふらふら]
 しょうがないので、さらに恵比寿まで戻って[電車]、東京都立写真美術館へ。

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うーん、不思議な展覧会だった


 ビデオアート[TV]が多かったので、そこそこ鑑賞には時間がかかるのですが……面白かった作品は「火花」[夜]。タイの現代アーティストで、今後の仕事の関係もあって見に行ったのですが、どうなのかなあ……。

 それにしても、タイの人のお名前は難しいです。
 会社の人事部からチケット配布のお知らせがあって、当選して受け取りに行きました。ちゃんと名前を言えるよう練習して、「アピチャッポン・ウィーラセタクンのチケットください」と言ったら、「はあ?」と言われてしまいました。おめーらが募集したんだろうがよ! たぶん今年はいったくらいの若僧に声をかけたのが間違いだったわ![わーい(嬉しい顔)]

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何怒ってんですか(紋)
だって、ちゃんと言ったのにさー[モバQ]



代休で展覧会 [アート]

 4日(金)は、代休を取りました。本当はもっと早く取りたかったのに、なんだかんだでのびのびになっていたのです。折よく猫マスターも休めたので、車[車(セダン)]を出してもらって、諏訪湖までドライブ。観たい展覧会があったのです。
 平日の朝に出かけたせいか、割合順調に目的地に着きました。が、せっかく諏訪湖に来たので、うなぎなんか食べたいなーと思って、岡谷市の「水門」という店に。

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めちゃめちゃ美味しかった!


 うな重、我々が食べたのはうなぎ四切れ、というやつだったのですが、二切れはご飯の上、二切れは別のお重に入っている。その意味はよくわからないのですが、とにかくおいしかった[わーい(嬉しい顔)]。先に蒸さないタイプで、厚みがあって歯ごたえがある。食べ出があって、大満足でした[るんるん]
 その後行ったのが、同じく岡谷市の「イルフ童画館」。ここは、個人的にすでに3~4回訪れているのですが……
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この二人展は見逃せない!


 ヒグチユウコさんだけの展覧会は今東京のギャラリーでも開催されているのですが、やっぱりこの二人の組み合わせは豪華[ぴかぴか(新しい)]でしょう! というわけで、ドライブ[車(セダン)]がてら連れてきてもらっちゃいました。

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このコーナーは写真[カメラ]OKです

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このかわいいジオラマも[カメラ]OKでした


 もちろん展覧会内の写真は撮れないのですが、たいへんによかった[ぴかぴか(新しい)]です。石黒先生の『ばけねこ ぞろぞろ』とか、ヒグチ先生の『せかいいちのねこ』の絵本をはじめ、けっこうな散財をしてしまった……けれども、猫マスターから、「ヒグチユウコさんの描く猫は、ココアちゃんに似てるね」と言われて、すごく腑に落ちてしまった。
 あと、『付喪神』なんていう本は、石黒先生が絵で、文章が町田康先生という豪華さ![目] めちゃめちゃ面白い。すでにご存じの方も多いのかもしれませんが、これは買いでしょう。それにしても、あー、金つかった……[たらーっ(汗)]
 その後は日帰り温泉「片倉館」によって、その後諏訪大社(下社)へ。

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千人風呂も、平日は空いていた

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下社の御柱

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穏やかな諏訪湖の風景

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ねー、ワカサギは?(ラ)
ご、ごめんよ……[あせあせ(飛び散る汗)]

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肩が痛い[どんっ(衝撃)]のに、大変だったわね(マ)
マーリィちゃん、介護は頼んだよ……



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テツのリハビリ [アート]

 連休も最後。また明日からはだましだまし仕事を始めなければいけません。 今日は久々に雨[雨]も上がったので、NHK『アートシーン』[TV]で見て、こりゃ外せん! と思った川崎市岡本太郎美術館でやっている展覧会に行きました。

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うちから車[車(セダン)]で20~30分かな

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緑滴る生田緑地の中にあります

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やっぱ、これは見なくちゃ

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常設展の撮影[カメラ]可能コーナーで

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きっと、この手[手(パー)]が岡本太郎なんだと思う

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顔出しの顔を隠す、お約束

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企画展もジオラマコーナーは撮影[カメラ]OK

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やっぱ、乗るよね


 ジオラマコーナーは現代美術作品がたくさんあったのですが、どれもよかった[ぴかぴか(新しい)]。強いてあげるとすれば原倫太郎さん、栗山貴嗣さんかな。
 撮影してはいけないコーナーも大変充実していて、トレインマーク[新幹線]や模型のほか、面白い絵や昔の国鉄のポスターなんかも満載で、とても面白かったです。テツでなくてもきっと楽しめる。昔のポスターのレタリングって、かわいくて面白いなあ。どれもデザイナーさんがめちゃめちゃ工夫して書いたんだろうな、って思う。

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こんなかわいい作品もあり


 次は、せっかく来たので隣の「日本民家園」[家]へ。

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日本各地から移設された貴重な古民家等がてんこ盛り

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白川郷から移築した民家の中では、おそばも食べられます

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外の屋台で売っていた「桃果ちゃん」っていう和菓子。美味しい!


 帰ってきたら、さすがにちょっと疲れて、ふらっ[台風]としました。まだまだリハビリ過程です。

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ふらふらしてたら、危ないわよ(マ)
優雅に歩く[くつ]マーリィ。おねえさんはそんなとこ歩かないよ

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なにか?(マ)
まーた、脱柵して![ちっ(怒った顔)]

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まあまあ、危なくないとこならいいじゃないの(ポ)
まーね。ポンちゃん、お注射が効いて調子よさそうじゃん

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ぼくのお腹の虫さんも早くいなくなるといいなあ(ラ)
ホントだね。もう少し、がんばろうね



硬いのと柔らかい(?)のと [アート]

 前の週に同僚からチケットをもらっていたり、そのほかいろいろしがらみがあったりで、日曜日は展覧会をはしごしました。

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え? 何見るの?(紋)

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石?(マ)

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何言ってんだかよくわからないわ(ポ)
だから、石ですよ[たらーっ(汗)]


まずはみなとみらい線[電車]の馬車道駅で降りて……

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なんかおどろおどろしい写真[カメラ]になってしまったけど

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神奈川県立歴史博物館です

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見たのは、コレ


「石」展って……同僚の弟さんがキュレーションしたという話で、しかも今日で終了だっていうから……。
 内容は、本当に「石」一色でした。私は知らなかったのですが、横須賀の方にはけっこうたくさん石切り場があるのだな。で、日曜日が最終日だったせいか、思ったよりも全然人が入っていて、びっくり(って、失礼だなあ。でも、「石」展だし……)。
 ところで、この神奈川県立歴史博物館、横浜に長い間住んでいながら、おそらく一度も入ったことがなかったかも。というわけで、常設展も見たのですが、けっこういろいろなものがあって面白かったです。
 次に馬車道からみなとみらい方面まで歩い[くつ]て戻り、横浜美術館へ。

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途中、日本丸があったり

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紫木蓮が満開[かわいい]だったり

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ここで見たのは、コレ

 
「村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―」で、現代美術の巨匠・村上隆氏が個人で集めた膨大なコレクションの展示です。この展覧会は、写真[カメラ]撮影もOK。

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 大きなものから小さなものまで、焼き物から絵画[アート]から彫刻から、実に種々雑多なものがある……けれども、生意気言うと、なんか趣味というか、共通点みたいなものは感じなくもない。けっこう面白かったのです。
 猫マスターは、振り向くたびにあくびをしていましたが……[ふらふら]

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帰り道には、桜もちらほら

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温かくなって、外猫[猫]もたくさん見かけました


 まずまず、充実した日曜日でした。


展覧会×2 [アート]

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ちょい、ちょい(紋)

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ぱらぱら(紋)

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かりかり(紋)
あれ? 紋ちゃん、台が高いかな?

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カリカリ、美味しい[黒ハート](紋)
ご飯のお皿を台からおろしてあげたら、直接食べました[わーい(嬉しい顔)]


 紋次郎、ここのところ昼間はお布団に引きこもっていたのが、起きだしてカリカリを食べているので一安心です。

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[眠い(睡眠)](マ)
おや、いいところで寝てるね

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ふう、気持ちいい(マ)

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おねえさんも一緒に寝る?(マ)
そこはちょっと登れないし……

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なに? 出かけんの?(ポ)
うん、ちょっとね


 土曜日は、猫マスターの二日酔い[バー]等もあり、動けませんでした。が、もらったチケットの期限などもあって、日曜日はようやく展覧会のはしごに出かけました。

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行ったのは、この2か所。どっちももらいものですが


 まずは江戸東京博物館で開催中の『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦』。
 すごく混んでました。ダ・ヴィンチという名前だけで、相当に人が呼べるのだな。場所柄というか、作家のせいなのか、入館者は年齢層が高いのですが……目玉の一枚「糸巻きの聖母」を見るための行列のさばき方などは、割合よかったと思う。ただまあ、ダ・ヴィンチの手による作品は、ほとんどこの看板の「糸巻きの聖母」と素描だけ。あとの作品はほとんど「ダ・ヴィンチ派」とか弟子とかの作品。それでもこれだけ人が呼べるんだから、すごいと思う。実際、1500年ころに描かれた世界的巨匠の油彩が目の前にあるというのは、やはり絵を愛するものとしては感動モノ[ぴかぴか(新しい)]なんだな。借りてくるのにハンパなくお金[有料]がかかるのもわかるのですが……
 その後、飯田橋で降りて[電車]、日中友好会館の『中国リアリズムの煌き』へ。
 こちらは、場所的にマイナーなこともあり、ゆっくり見られる[目]。受付も、留学生のアルバイトみたいな子がいて、のんびりしたものです。作品はどれも迫力があって、すごい。本当にタイトル通りスーパーリアリズムもあり、漆でコーティングした装飾的な作品あり、彫刻ありで、作品の迫力だけで言えば、お客がひしめいていた江戸博よりもよかったりして……図録だけじゃなく、ポストカードなんかも売ればいいのに。ただ、この大きさがないと、それぞれの作品の迫力は出ないだろうなあ。

[バー] あこがれの味 [バー]


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先日、近くのイオンリカーで見つけました

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水で8倍に割ったところ


  知らない人には、なんだ? ってなものですが、このライムジュース・コーディアルという飲料、メアリー・ポピンズの登場シーンに出てきます。
 メアリー・ポピンズが家庭教師として雇われたバンクさんのお宅には、お姉ちゃん、お兄ちゃん、双子の赤ちゃんがいました。お近づきのしるしに(?)、メアリーが怪しげな小瓶を取り出して、そこから出てくるしずくをスプーンに受けて子供たちにそれぞれなめさせるシーンがあります。その時に、一番上のお姉ちゃんがなめたら、「ライムジュース・コーディアルだわ!」とうっとりする。弟がなめるとそれは確かストロベリー・アイスクリームで、双子の赤ちゃんがなめるとミルクになるという実に不思議な瓶なのですが……このお姉ちゃんが大好きなライムジュース・コーディアルって、どんなん? と、ずーっと頭の片隅にあったわけです。見つけたら、こりゃあ、買うっきゃないじゃん。
 飲んだら、美味しかった……ほっとしました。イギリスの児童文学って、本当に美味しそうな描写がたくさん出てくるんだけど……大きくなると、イギリスって本当に信用していいのか、迷うじゃん(失礼ですが)。
 少なくとも、メアリー・ポピンズのライムジュース・コーディアルについては、あこがれた通りのおいしさとはいいませんが、少なくとも不味くなくて、爽やかな飲み物でした[るんるん]


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KING OF POP [アート]

寒いけど、どうやら横浜は雪[雪]が降らないらしい……土日は猫マスターがお出かけなので、きっちり着込んで一人で川崎市民ミュージアムに出かけました。午後からは雨[小雨]も上がったし。

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見たかった江口寿史展、明日で最後だし

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ひばりくんと記念撮影[カメラ]したりして

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このイラストはポストカードも売り切れでした

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一人で行ったので、この人たちとは記念撮影できず


 さすがの人気で、けっこう行きづらいところにある市民ミュージアム、この寒さにもかかわらず、かなり入っていました。展覧会が終わりに近いこともありますが、画集[本]も売り切れ。5,000円[有料]くらいするやつですが、ほしかったんだよね。もっとも、一般書店では買えるようです。
 無料で見られる展示では、コレクション展:収蔵品ピックアップをやっていて、実相寺監督の映画『帝都物語』の展示があって、なかなか面白かった。

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撮影できたのはこれだけですが


 この嶋田久作は本当に怖かったなあ、でかいし。

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出して~!(マ) あんた、何やってんのよ(ポ)

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姐さん、見てないで助けてよー[あせあせ(飛び散る汗)](マ) ハイエナが過ぎるからでしょ(ポ)
まあ、そんなところだね


 紋次郎、相変わらず最初はおねえさんに手[手(パー)]から食べさせてもらっています。もしかして単なる甘えん坊[黒ハート]なのかしら。ただ、食べるスピードが前より落ちているのは仕方がないので、容赦なく襲いかかるハイエナからは守ってあげなければなりません。まあ、上の写真[カメラ]は、勝手に戸棚に飛び込んで捕まっている様子ですが。[ふらふら]

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ちょっと豪華なお花[かわいい]を飾りました


 駅前のお花屋さんで小さい花束を買ったら、ちょっとおまけしてもらえました。レオン君らしく、華やか[ぴかぴか(新しい)]になったね。


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展覧会はしご [アート]

 上司をはじめ職場の人の多くが夏休みを取ってヒマだったりするので、この機に乗じて木曜日に1時間[時計]時間給を取り、約2か月ぶりに格闘技[パンチ]の稽古に行ってきたおねえさん。はっきり言って、だるいし二日酔い[バッド(下向き矢印)]。それを見越して金曜日はお休みを取っておいたというこの卑怯者っぷりです。[わーい(嬉しい顔)]
 しかし、今日は若干涼しいし、家でぐったりしていても仕方がないので、横浜方面へ。

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この門構えでわかる人はわかると思いますが

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久々の横浜美術館です

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会社で招待券をゲットしたのでした


 蔡国強、売れてるよなあ。福建省泉州市生まれの蔡国強さん、見た目はまるっきりかつて東京で大勢働いていた福建省の人たちの雰囲気なのですが、直島のプロジェクトや北京五輪なんかですっかり世界的なアーティスト。
 展覧会は、ダイナミックな作品が多くて、とても面白かったです。また、横浜美術大学の人たちと一緒に作品づくりをした光景と彼のインタビュー[バスケットボール](日本語でしゃべってます)を組み合わせたショートフィルムがよかった。火薬をガンガン[どんっ(衝撃)]使う作品づくりを、なんと横浜美術館の館内ホールでやっている。外でできなかったのかなあ。すっごく危なそうなんですけど[たらーっ(汗)]
 蔡さんの展覧会は写真NGでしたが、コレクション展示はOKというのもうれしい。とはいえ、あまり撮影[カメラ]ばかりしているのも何となく気が咎めてしまう。

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蔡さんのテーマの『帰去来』の元の陶淵明像があった

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タイトル「大ガラス」って、まんまだよね……


 なかなかの賑わいぶりでしたが、なんか宿題で来たっぽい小学生か中学生みたいのがたくさんいて、メモを取っていて若干邪魔だ。騒いだりするわけではないのですが[ふらふら]
 その後、横浜そごうに行って……

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溺愛猫的女人さんにいただいた岩合光昭先生の『写真展世界ネコ歩き』と……


 歌川国芳展をはしごしました。
 世界ネコ歩き、混んでたー! この間三島で見たのとはまた違う写真[カメラ]でしたが、やっぱり素敵なのが多い。本当に、にゃんこ[猫]がいい表情をしてくれています。思わず顔がにやにや[わーい(嬉しい顔)]してしまう。
 国芳展は、前に森アーツセンターギャラリーでやったときのとだいぶ作品がかぶっていたと思うのですが、もう一度見てもやっぱり楽しかったです。実際に上下をひっくり返すと違う顔になるお面みたいなのが壁に展示してあったりして。

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昼食は六角家のラーメン。正しく横浜家系です


 10年位食べていなかったような気がしますが、味[レストラン]は変わってないかも。それにしても、相変わらずこの店は女性が入ってこないなあ……[あせあせ(飛び散る汗)]

[猫] おまけ [猫]



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ちゅーるを食べる二匹の顔がちょっと妖怪っぽくなってました[モバQ]



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久々に現美 [アート]

 日曜日は予報では雨[雨]だと思って、雨のミュージアムをしゃれ込もうと思っていたら、とんでもなく晴れて[晴れ]しまいました[ふらふら]。暑いんですけど。

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こんな日にお出かけ?(マ)

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やめて、ラウル君キックで遊びまちょうよ(マ)
いや、今日は行こうと決めていたから……


 で、昼過ぎに降りたのは清澄白河駅。

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深川資料館通りにはことのほか寺が多い

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見に行ったのは、これです


 東京都現代美術館、遠いんだよねえ、駅[電車]から。暑い[晴れ]ときは堪えます。深川資料館通り近辺にはお寺のほかに深川めしのお店も多いのですが、先日のTVのアド街ック天国でやったせいか(?)、お昼時[時計]についたらどこのお店にも長蛇の列でした。
 山口小夜子と、もう一つやっていた「他人の時間」という企画展、それと常設展の全部入れるチケットを買いました。

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エントランスホールにあった彫刻

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山口小夜子展の中には撮影可能なところもあります

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本人そっくりのマネキンドール

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本人のデザインした服

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本人そっくりのマネキンと光・音のコラボ

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生前、谷崎潤一郎の『陰影礼賛』を朗読したフィルム


 2007年に57歳という若さで亡くなった日本初のパリコレモデル・山口小夜子さん。生前はあまり肉声を聴く[耳]機会もなかったのですが、この展示を見ると、彼女がただのお人形ではなくものすごく積極的なパフォーマーであったことがわかります。寺山修司の映画[映画]や舞台における女優活動、そしてあの結城座で操り人形と共演したり。そして、もともとは服飾デザイン[ブティック]を勉強していたとのことで、自身で服をデザインしたりリメイクしたり……そして、ため息が出るほどきれい[キスマーク]な当時の資生堂のCM群。
 今回の展示の性質もあってか、現代美術ファンというよりも、アパレルとかデザインをやるような人が多く見に来ているように見受けられました。例によって小汚い格好で行っちまって、反省……[ふらふら]
 今では身長170センチくらいの女性はざらにいそうですが、こんな雰囲気のある人はモデルさんにもなかなかいないよなあ……なんだって肺炎なんかで……佳人薄命なのでしょうか。
「他人の記憶」展は、アジア人アーティストの作品がたくさんあって、けっこうこちらも面白かった。ベトナム、フィリピン、タイあたりのアーティストがこれからクルのでしょうか。
 常設展では、MOTは「現代美術館」ではあるけれども、モダンアートばかりではなく、東京都の美術館としての性質で「東京」を描いた記録的な作品もけっこうコレクションしていることがわかりました。震災後の街の素描とか……でも、きっとリヒテンシュタイン一枚の方がずーっと高い[有料]んだろうなあ。

 さて、この暑さ[晴れ]でバルコニーの野菜はまたどんどん成長中[右斜め上]です。

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実を付けたプチトマト

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持ち直して本葉を出すオクラ

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ナスってば、この間まで花だったと思ったのに

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ゴーヤも、まずは雄花[かわいい]

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丈はまだこんなもんですが

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あたちも大きくならなきゃ(マ)
ちゃんとお薬を飲んで、しっかり大きくなろうね[わーい(嬉しい顔)]

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うひゃ!(レ)
キュウリの蔓を噛んで、勝手にフレーメン反応するレオン君

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ぺろぺろ(マ)
ディレクターズチェアでくつろぐマーリィ


 ディレクターズチェアがOKなら、もしかするとこの子、ハンモックもいけるんじゃない?[目] と、期待するおねえさんでした。


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