青春18きっぷ2017夏の陣-GO! GO! 只見線その2

　さて、美味しいご飯と日本酒でぐっすり眠って翌朝（30日）です。
　夜のうちに雨が降ったようですが、朝には上がってくれたので、カメラを持ってお散歩です。

朝、宿の窓から見た風景

やはり、川霧

このあたりはまだまだアジサイがキレイ

ここではごみ集積所は「クリーンハウス」というものになっているようです

例の只見線寸断の時の豪雨では、ここまで水が上がったらしい

青虫……

昭和漫画館だそうですが、早朝はさすがに開いてません。残念！

左側の白い建物が泊った宿です

そして、朝ごはん

　さて、昨日只見のお酒も送ったし、そろそろ出立です。ところで……

お留守番の猫マスターがこんな可愛い写真を送ってきますが

もちろん、にゃんずにもお土産はありますよ

　さて、ご飯も美味しいし、お風呂もよくて、リーズナブルで何の文句もない宿だったのですが、最後にとんでもないことが！　隣の部屋に泊まっていた釣り客が、私のサンダルを間違えて持って帰ってしまったらしい！　どーすんだよ！　電車まであと30分切ってんだよ！
　どうもよく来られているお客さんらしく、「あれ、俺このサンダル持ってきたかなあ」なんて持っていってしまって、宿の人も「そうですねえ」なんてそのまま送り出してしまったらしい。で、彼が残したサンダルがあったので、とりあえずそれを履いて帰ることに。サンダル代（概算）は、宿の方が恐縮して払ってくださいました。

まあ、似たようなサンダルはあると思うけど……

えらいことでしたなー、けろけろ（カエル）

まったくです

只見09:30-小出10:43の只見線に乗ります

またねー

沿線にはやはり川が流れています

小出駅の看板は、最近噂のこの方が書いています。へー、出身者

少ないなあ……

上越線に乗ります

　そのあとは、ただもう鈍行に揺られて帰りました。
　今回の青春18きっぷ使用区間は、
29日（土）　武蔵小杉⇒東京　　302円
　　　　　　郡山⇒只見　　　3,020円
30日（日）　只見⇒小出　　　　970円
　　　　　　小出⇒武蔵小杉　4,430円

　うん、大丈夫、黒字黒字。

　ところで、お土産に対するにゃんずの反応ですが……

うふふふふふ（マ）

早速かかったね

ぼくはあんまり……（紋）

そうですか

少なくともヤングチームは楽しんでくれているようです

　このマタタビ入りの小さな籠、只見駅で買ったのですが、販売員さんが、「東京で物産展に出すと、あっという間に売り切れちゃうんですよ」「うちの大きいにゃんこはこれが大好きで、破壊しちゃいます」というので、スペアをもう一つ買いました。遠慮なくバリバリ遊んでほしいものです。

タグ：ライチ 紋次郎 マーリィ マタタビ 朝食 川霧 只見線 上越線 両毛線 サンダル

青春18きっぷ2017夏の陣-GO! GO! 只見線その1

　青春18きっぷ夏の陣、いよいよ始動です。今回は、東北の名線・只見線を走りました。
　29日（土）出発。大人なので、郡山まではズルして新幹線で行きました。

郡山駅前に提灯がいっぱい

采女祭りってなんだ？

　ググってみると、割合新しいお祭りのようですね。
　郡山からは、磐越西線快速フル―ティア1号（郡山10:44-会津若松11:50）に乗ります。フル―ティアは、

こういう特別車両と

こういう普通車両があります。赤べこちゃんマークがついてます

　特別車両の方は、福島名産のフルーツを使ったスイーツを提供するカフェみたいな車両になっています。ツアーとのセット券しか売らないっていうし、酒飲みのおねえさんには用なしです。へっ。
　
　会津若松で1時間ほど時間があきました。

ここにも当然赤べこちゃん

やっぱり白虎隊。そして、「ならぬものはならぬのです……」が書いてあります

　鶴ケ城等の観光地までは駅からちょっと距離があるので、駅の周りをぶらぶらしました。あ、なんと猫カフェ発見！！

いろんな子がいるね

こ、「こづゆ」ちゃん？

　
　そしていよいよ只見線に乗り込みます。

会津川口までしか行けませんが

会津う米う米弁当（1100円）をサッポロクラシックでいただきました

　いやあ、まさかのラインシートで、ちょいと食事はしづらかったけど……向かいに座ったお父さんもサッポロクラシックのロング缶呑んでたからいいよね。
　只見線の旅は、会津若松13:07-会津川口14:56ですが、まあ大変な山の中。山間に美しい田園風景もたくさん見られましたが、なかなか写真には撮りづらい。

印象的なのは、この時期は川霧でしょうか

　なんというか、ふわーっとして本当に幻想的なのです。この線は桜や紅葉の時期はかなり混雑するようなのですが、この時期は比較的空いています。でも、この景色もいいと思うんだけど。

さあ、着いた

東北の駅百選に選ばれたという駅ですが

中にこんなうれしいことも書いてあります

1日に6本しかないんだよねえ……

ここから只見までは代行バスが出ています

駅前にあったレトロな薬店。なんか、横溝正史の世界

代行バスの経路にて。今は使われていない線路

　バスの中からは、どこがどう線路が寸断されたのかよくわかりませんが、会津川口―只見が不通になってからもう6年も経っていて、かなりの部分が草にうずもれた状態です。「つながれつながれ只見線」なんて赤で書いた大きな看板があったり、お店というお店に「只見線復旧募金箱」が置かれたりしていますが、なかなか道は険しそうだなあ。代行バスは代行バスで、案外便利なようにも見えるし。ただ、雪の季節なんかはまた違うんだろうなあ。

只見駅

駅から宿までの間にあった「ふるさと館田子倉」

　只見川上流にかつて存在し、昭和34年にダムの底に沈んだ田子倉集落のかつての生活を伝える史料館でした。入館料300円はちょっと高いけど、知らなかったことがいろいろあったし、田子倉ダムを曽野綾子とか城山三郎が小説にしていたことも分かったので、まあいいか。

宿の部屋。今回は割とちゃんとしたところだからね

窓からは緑の田園風景が

　ご近所をお散歩してビールを仕入れ、一風呂浴びて、7時からはお待ちかねの晩ご飯です。

コースターがこんなでした

やっぱり日本酒は頼むよねえ

すきやきにも只見トマトが入ってます

イワナの塩焼き

馬刺し！　やっぱり、坂下のかなあ

これも特産。塩蕨とか売ってるんだよね

ご飯は、おこわでした

デザートはメロン

　美味しくって、ペロッと食べてしまいました。おこわもお代わりして。お酒も期待を裏切らない味だし。やっぱり福島って、美味しいものがたくさんあるなあ。

　翌日に続きます。

タグ：馬刺し 只見線 青春18きっぷ 磐越西線 日本酒

1泊2日で3冊+1

　青春18きっぷ夏の陣開始に伴って読んだ本＋その前に読んだ本1冊。

　坂井希久子『17歳のうた』読了。

　
　それぞれ違う地方に住むさまざまな17歳の青春の1ページが切り取られていて、鮮やか。女王、さすがでございます。

　山本一力『蒼龍』読了。

　連作短編か何かかと思ったら、一つ一つは独立した短編集。設定はかなり厳しい感じだったけれど、やはり最初のやつがジーンときたなあ。働くものとして。

　柴田よしき『桜さがし』読了。

　青春小説の連作短編をひとつづつミステリ仕立てにしている。青春小説の部分はいいけれど、ミステリとしての設定や出来は、なんとなくちょっと厳しいような。

　川上弘美『どこから行っても遠い町』読了。

　すごく良かった。っていうか、川上弘美さんは最初のうちはぴんと来なかったけれども、最近すごく好きかもしれない。全体に漂う死臭はすごいけれども。

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また、怒られた

　このあたりに何かいるわ（マ）

ソマリの勘かしら（マ）

人間の勘でもわかるよ（猫マ）

ちら（猫マ）

あ……ばれましたか（ラ）

くんくん、くんくん（ラ）

はははは、また埋めてみたりして（猫マ）

（ポ）

あ、すみません（猫マ）

ったく、お兄さんまでうるさいんですけど（ポ）

また怒られちゃった！（ラ）

　ポンちゃん、厳しいなあ……。ごめんね、騒いで。

やっぱ、あたしここで寝る！（ポ）

失礼しました<(_ _)>

　おまけ　

北上市から野菜の贈り物

　ふるさと納税返礼品です。新鮮な野菜が届くと、うれしいです。
　そういえば、いつぞやの冬、雪で北上線が止まって乗り損ねたなあ。そのうちまたトライしようかしら。

タグ：ポン ライチ 猫マスター マーリィ 北上市 ふるさと納税 野菜

ファンタジーだ！

　伊坂幸太郎『夜の国のクーパー』読了。

　へー、こういうのも書くのねー、と。面白かった。しゃべる猫たちのキャラが面白いし、最後までひねりが効いている。

タグ：伊坂幸太郎 夜の国のクーパー 長編 ファンタジー

虫のこと

　すみません。お嫌いな人も多いと思いますが……

アゲハの4齢幼虫かな

　

　先日ライチ君のワクチン接種のため、獣医さんの前に並んでいて、見つけました。たぶんカラタチの木の鉢植えがあって、葉っぱがけっこう食われているなあと思ったら、いました。鳥のフンに偽装して身を守るアゲハの幼虫ですが、このくらい色が薄くなってきていると、もうじき脱皮して緑色の5齢幼虫になるのでしょう。たまにこういうの見つけると、なんかうれしくて撮っちゃうのでした。
　ところで、うちの近所でも最近ではセミの声がたくさん聞かれるようになり、やたらとセミの抜け殻が目立つようになってきましたが、今朝は明らかに、「シャンシャンシャンシャンシャンシャン……」っていう声を聞きました。地球温暖化に伴い、南に住んでいたクマゼミが徐々に北上してきているというのは本当だったのか。

タグ：幼虫 アゲハ カラタチ クマゼミ

ほっそり、ライチ

どどーん

　

　先週末、うちのバルコニーから一瞬見えた花火。そういえば、今年はまだ花火大会に行っていないなあ。っていうか、行く機会があるかしら。あ！　この形って……

猫マスターの手作り餃子を焼いたところに似ている！

　久々に、作ってくれました。それにしても、今日も暑いねえ。

ライチ君、今朝は寝室の壁際でコロコロしてました

　細くてうらやましいねえ。ピーンと伸ばしたあんよがまた、細いのなんの。それにしても、こんなに細くて4.4キロなんて信じられませんが……

あたしも、ピーン（マ）

ついでに、ぱかー（マ）

　マーリィちゃんが伸びると、また感じが違うね。こちらは暑くて、すっかりへそ天になっています。
　おねえさん、薬が切れたので、今朝は午前中お休みを取って耳鼻科に行ったのですが、歩いて10分ほどの病院に歩いて行っただけで汗だくでした。でも、それにも増して、12時過ぎに会社に行ったときの駅までの道のりが辛かった。猫ならずとも、溶けちゃうよー。

タグ：マーリィ ライチ 耳鼻科 餃子 猫マスター 花火

SFだ！

　森見 登美彦 『ペンギン・ハイウェイ』読了。

　久々に正しいSF！　しかも面白く、ノリがよく、ちょっぴりほろ苦い。爽やかでいいねー、やっぱり森見さん。主人公のキャラが、非常に賢く、でもあくまで子供であるのがとても良い。で、文庫版のあとがきが、なんと萩尾望都先生。確かに、SFのテイストとしては筒井康隆でも星新一でもなくて、萩尾先生が近いかな。

　上橋菜穂子『鹿の王』（下）読了。

　図書館で長く待ってようやく借りられた下巻。とはいえ、上巻を借りられたのが昨年11月だもん、内容忘れるよ。というわけで、一気に読んだらきっと面白いのに、思い出しつつ読まなければならないので、どうにもノリが悪い。こういう読み方をするのは作者に失礼だなあ、と思いつつ……すみません。本当は面白い小説が、何とも不完全燃焼。

タグ：ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 上橋菜穂子 鹿の王（下） 長編

まだブーム

えい！　えい！（ラ）

楽しいいい（ラ）　あんた、まだそんなのやってんの？（マ）

　

だって、面白いじゃん（ラ）　あたし、もう飽きちゃったわ（マ）

　

と、見せかけて！（マ）

なーんだ、やっぱり好きなんじゃん（ラ）　は、しまった！（マ）

　

ちょっと、うるさいわよそこ！（ポ）　あ……（ラ）　ごめんなさい（マ）

ほーら、怒られた（紋）　あんたがドタバタするから（マ）　しゅん（ラ）

　このネコジャラシブーム、まだまだ陰りを見せません。
　ところで、毎年７月２３日は、うちのにゃんずの集団誕生日です。プロフィールもみんな一つずつ歳を取ります。暑くなりましたが、この夏も元気に乗り切ろうね。

タグ：マーリィ ネコジャラシ ライチ 紋次郎 ポン

細マッチョ

その時ぼくは少しも慌てず（ラ）

さあ、先生ひと思いにやってください！　とお尻を差し出したのでありました！（ラ）

話、盛りすぎじゃないの？（紋）

　何をライチ君が力説しているかというと、今日は計画通りワクチンを打ちに行ったからなのでした。
　9時から始まる動物病院、8時35分に行くとすでに12人ほど並んでいてびっくり。頑張って並んで、ようやく診察室に入れたのが11時でした。昨夜は愛媛日帰りという仕事をやってきた弟が遊びに来て、若干二日酔い気味のおねえさん、ぐったりです。猫マスターが寝てからまた開けた4本目のワインが余計だったな……
　診察室に入ってしまうと、体重を測って、お熱を測って、ワクチンを打つのは一瞬でした。ライチ君、スリムな外見に似合わず、体重が4.4キロもあってびっくり！　先生は、「スレンダーだけど、身体が伸びたんだねえ」と言ってくれました。いわゆる「細マッチョ」なのかしら？
　暴れたり鳴いたりもせず、おおむねおとなしくしていたライチ君でしたが、一瞬だけ「シャー」って言っちゃったね。

打つと、その場で写した写真入りの証明書をくれます

　カメラに顔を向けさせたのですが、なんだかおねえさんが首を絞めているみたいな……
　ところで、紋次郎の口内炎治療のために、病院にお薬を取り寄せてもらっていたのが届いたので、それも受け取ってきました。

けっこう大きいけど、１回４分の１錠なら何とかなるかな

余計なことを！（紋）

まあ、そう言わずに

またぼくに一服盛るつもりですね！（紋）

これでご飯が食べやすくなれば、それでいいじゃない

　薬に関してはなかなか手ごわい紋次郎ですが、何とか飲んでもらわないとねえ。

ふう（ラ）

（ラ）

朝からよく頑張ったね。ゆっくり休もうね

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