GW3日目は畑仕事+α [植物]
GWも3日目は、ちょっと天気が崩れ気味。ですが、雨がザーザーでもないので、借りている畑に行きました。
これは前から植えてあったところ。前回施肥したところもう一度土を起こし、畝を作ってマルチを張ってあったところに、春用の苗を植えました。
さて、青じそを買った「サカタのタネ」横浜ガーデンですが、そこで……
サカタのタネでは、借りている畑に植えた青じそ以外に、うちのバルコニーで育てたい苗も買いました。
今回わざわざ車で「サカタのタネ」横浜ガーデンまで行ったのは、このキュウリの苗のため。以前近くのホームセンターで買った「地這い」型のキュウリがとんでもなく丈夫で、放っておいてもどんどん身をつけたのが忘れられず。その後ホームセンターでは同じ苗が見つからず、ネットで調べたらどうもサカタのタネが扱っているらしい。というので訪ねて行ったら、果たして、ありました!
お、ジャガイモがいい感じじゃん
これは前から植えてあったところ。前回施肥したところもう一度土を起こし、畝を作ってマルチを張ってあったところに、春用の苗を植えました。
ナス×1、ピーマン×1、青じそ×2
青じそは「サカタのタネ」横浜ガーデンで買ってきたのです
ナスとピーマンは棒に結わえました
ミニトマトとキュウリも同様
もともと植えていたイチゴは絶好調で(たぶん)
だいぶ実がついてきました。早く赤くならないかしら
大きくなーれ、と水をやります
さて、青じそを買った「サカタのタネ」横浜ガーデンですが、そこで……
プンクツラータ
ベリッキアーナ。と、チランジアをまた買ってしまった……
サカタのタネでは、借りている畑に植えた青じそ以外に、うちのバルコニーで育てたい苗も買いました。
ミニトマト「アイコ」とバジルは寄せ植えにしました
今度は枯らさないぞ、ローズマリー
そしてキュウリ!
今回わざわざ車で「サカタのタネ」横浜ガーデンまで行ったのは、このキュウリの苗のため。以前近くのホームセンターで買った「地這い」型のキュウリがとんでもなく丈夫で、放っておいてもどんどん身をつけたのが忘れられず。その後ホームセンターでは同じ苗が見つからず、ネットで調べたらどうもサカタのタネが扱っているらしい。というので訪ねて行ったら、果たして、ありました!
うちのバルコニーでは、猫マスターが前蒔いた朝顔が芽を出していました
モッコウバラも咲きだして、もうすぐ初夏だなあ
おまけ
猫マスターの足の間でくつろぐマーリィ
ふふん(マ)
マーちゃんはいつも自信ありげだねえ
食べ物屋がたくさん出てくる [本]
柚月裕子『朽ちないサクラ』読了。
公安による殺人……テーマは重いけれど、なんだかたくさん飲み屋やら食べ物屋やら出てきたのと、東北の米崎県ってどこがモデルなのかが気になりすぎて、あんまり本編は楽しめず。読みやすかったけど。
宮部みゆき『宮部みゆきの江戸怪談散歩』読了。
怪談好きは知っていたけれどこんなに書いていたんだなあ、と改めて感心。しみじみこわいんだよなあ、どの作品も。じわっといい話も多いけど。北村薫との対談の中で、宮部みゆきに限らず、やはりCD文庫化している作品もたくさんあると出ていたので、いろいろ聴いてみたくなった。
公安による殺人……テーマは重いけれど、なんだかたくさん飲み屋やら食べ物屋やら出てきたのと、東北の米崎県ってどこがモデルなのかが気になりすぎて、あんまり本編は楽しめず。読みやすかったけど。
宮部みゆき『宮部みゆきの江戸怪談散歩』読了。
怪談好きは知っていたけれどこんなに書いていたんだなあ、と改めて感心。しみじみこわいんだよなあ、どの作品も。じわっといい話も多いけど。北村薫との対談の中で、宮部みゆきに限らず、やはりCD文庫化している作品もたくさんあると出ていたので、いろいろ聴いてみたくなった。
GW2日目は匝瑳市へ [旅行]
連休2日目は、かねてから行きたかった場所があったので、猫マスターに車を出してもらいました。うちから車で2時間ほどでしょうか。連休というので渋滞を懸念していましたが、割と、平気でした よかった、よかった。向かったのは、千葉県匝瑳市。
絵画作品ももちろんよかったのですが、立体作品がまた面白かった!
本当はもっとたくさんいたのですが、私がうっかりカメラのSDカードを持って行かなかったため、携帯では追いきれませんでした。反省。
子猫ちゃんの一匹が、ごはんの催促に、空になったパウチの袋をくわえて行ったのがすごくかわいかった!
美術館の猫は何匹いるのかと尋ねたら、「通いの子も含めて、10匹くらいかしら」とのお答え。通いとプロパーの子がいるのか……
どこから通ってくるのかしら、猫ちゃんたち。
美味しかったけど、バイトの子がどんくさくて、トングは出さないわサザエのふたを開ける棒は出さないわで、腹立ちました。
帰り道は一瞬渋滞があったものの、あまり捕まらずにすみました。正直、もっとたくさんのにゃんこに会えるかと思っていたのですが、お天気が良かったせいか、にゃんずもよそに遊びに行っていたのかもしれません。
小ぢんまりとしていますが、お庭が素晴らしく、感じのいい美術館だったので、また行きたいなと思いました。連休2日目も、これで終了です。
近づくにつれ、こんな看板が出てきます
松山庭園美術館です
美しいお庭は、今の季節新緑がとてもきれいです
「猫ねこ展覧会2019」開催中(これは別館)
絵画作品ももちろんよかったのですが、立体作品がまた面白かった!
猫けつチェスだそうです
か、かわいい……
なんという味わい……
此木三紅夫さんという画家の方のご自宅の一部が本館ギャラリーです
飲まれているんじゃなくて、着ぐるみを着た猫らしい
本当の猫もいます。この子はちょっとお年寄り
黒ちゃんもいました
本当はもっとたくさんいたのですが、私がうっかりカメラのSDカードを持って行かなかったため、携帯では追いきれませんでした。反省。
本館入り口
庭にはオブジェもたくさん
これは行ってみなければ!!
喫茶コーナーには2~3か月の子猫がいました
猫マスターのじゃらしテクに翻弄される子猫たち
500円でお茶とお菓子が出ます
遊び終わったら、ごはん。大きくなれよ
子猫ちゃんの一匹が、ごはんの催促に、空になったパウチの袋をくわえて行ったのがすごくかわいかった!
美術館の猫は何匹いるのかと尋ねたら、「通いの子も含めて、10匹くらいかしら」とのお答え。通いとプロパーの子がいるのか……
この子は通いかなあ
美術館の前は田植えのすんだばかりのきれいな田んぼ
どこから通ってくるのかしら、猫ちゃんたち。
次は紅葉の季節に来ようかなあ
帰りは、海鮮浜焼きを食べて帰りました
美味しかったけど、バイトの子がどんくさくて、トングは出さないわサザエのふたを開ける棒は出さないわで、腹立ちました。
帰り道は一瞬渋滞があったものの、あまり捕まらずにすみました。正直、もっとたくさんのにゃんこに会えるかと思っていたのですが、お天気が良かったせいか、にゃんずもよそに遊びに行っていたのかもしれません。
小ぢんまりとしていますが、お庭が素晴らしく、感じのいい美術館だったので、また行きたいなと思いました。連休2日目も、これで終了です。
GW1日目は新横浜へ [イベント]
さて、10連休が始まりました! 始まる前の仕事の追い込みはかなーり、きつかったのですが、何はともあれお休みだ!! いろいろとまだ懸念事項はありますが、休んじゃうよ、もう。
8時開場なのですが、我々が到着したの9時半くらいかなあ。うちからバスに乗るとけっこう便利な新横浜です。
さて、取組前の土俵では、稽古が行われています。
取り組みは、序二段、三段目からですが、はっきり言ってこのあたりのクラスは、立ち合いだけでも「なんだこりゃあ」ってなもんで、力が入っとらん。何らかの技を見せるエキシビジョンのつもりなのかもしれませんが、まあへたくそです。がっかり。
うーん、このメンバーから、かつての尾車親方や大至、それにましてや増井山先生を超える歌い手など出てきっこない。もうちょっと鍛えたらどうかね。
なんて感じで、終了したのは15時過ぎ。いやあ、堪能した。
それにしても、神奈川県出身の力士って、けっこういるんだなあ。
これがなかなかおいしくて、ボリュームも十分! 国技館と違って、焼鳥なんかはなかったのですが、生ビールはいただきました。
相撲、面白かったー! 連休第1日目、猫マスターのおかげで充実いたしました。
あけて連休1日目は、新横浜の横浜アリーナへ
猫マスターがチケットをとっておいてくれたのです。でかした!!
取り組みが始まる前は、いろいろな力士がそこらにいっぱいいて楽しい
8時開場なのですが、我々が到着したの9時半くらいかなあ。うちからバスに乗るとけっこう便利な新横浜です。
さて、取組前の土俵では、稽古が行われています。
あ! 臥牙丸だあ!
石浦、筋肉すげー!!
白鵬もいましたが、ケガしているので稽古はしません
ぶつかるだけでも、すごい迫力です
取り組みは、序二段、三段目からですが、はっきり言ってこのあたりのクラスは、立ち合いだけでも「なんだこりゃあ」ってなもんで、力が入っとらん。何らかの技を見せるエキシビジョンのつもりなのかもしれませんが、まあへたくそです。がっかり。
相撲甚句
うーん、このメンバーから、かつての尾車親方や大至、それにましてや増井山先生を超える歌い手など出てきっこない。もうちょっと鍛えたらどうかね。
初切は、けっこうプロっぽかった。息ぴったりです
床山デモンストレーション。モデルは豊山
鶴竜の綱打ち
モニターで見ると、後ろもよくわかります
中入りを過ぎると、取り組みにも迫力が出てきます
幕内土俵入り
白鵬の横綱土俵入りはやっぱり、きれい
三役揃い踏み
豊ノ島がいた! うれしいなあ。ずっとブログ見てましたよー
結びは高安vs鶴竜
高安、毛がすごいや
最後は横浜市都筑区出身の力士による弓取り式
なんて感じで、終了したのは15時過ぎ。いやあ、堪能した。
それにしても、神奈川県出身の力士って、けっこういるんだなあ。
おみやげは歴代横綱の名前の入ったお皿です(500円)
猫マスターのとってくれたチケットにはお弁当もついていました
これがなかなかおいしくて、ボリュームも十分! 国技館と違って、焼鳥なんかはなかったのですが、生ビールはいただきました。
盆栽の桜はもう散ってしまいましたが……
相撲、面白かったー! 連休第1日目、猫マスターのおかげで充実いたしました。
もうすぐお休み [猫]
温かくなってきましたねえ(ラ)
シーディアナも
一部、すでに花が出ています
カクティコラはやっぱり、きれいな色だなあ
ふあああああ(ラ)
春だなあ(ラ)
ていうより、もう初夏みたいだね
おまけ
猫マスターの周りに全員集まっています
ポンちゃんがいなくて、3にゃんになってさびしいのかな。猫マスターとスクラムを組んでいます。
わかってはいても [本]
レイラ・スリマニ『ヌヌ 完璧なベビーシッター』読了。
実際に起こった悲惨な事件をもとに描かれた小説。フランス人なんて、もっと人生を楽しんでいるイメージがあったのに……日本よりきついかもなあ、これ。
伊藤計劃『虐殺器官』読了。
天才、だったんだろうなあ……34歳で癌で亡くなった伊藤計劃の、世界に認められたSF小説。今読んでも何ら古くないし(実際、この間亡くなったばかりの人だし)、何より面白かった。それにしても、若いのにこの博学!(SF小説家なら当たり前?)この大作を病床で10日で書き上げたということも含め、本当に惜しい作家を失ったものだと思った。
実際に起こった悲惨な事件をもとに描かれた小説。フランス人なんて、もっと人生を楽しんでいるイメージがあったのに……日本よりきついかもなあ、これ。
伊藤計劃『虐殺器官』読了。
天才、だったんだろうなあ……34歳で癌で亡くなった伊藤計劃の、世界に認められたSF小説。今読んでも何ら古くないし(実際、この間亡くなったばかりの人だし)、何より面白かった。それにしても、若いのにこの博学!(SF小説家なら当たり前?)この大作を病床で10日で書き上げたということも含め、本当に惜しい作家を失ったものだと思った。
シャア専用じゃないけど [グッズ]
マーちゃん、その椅子、もうなくなっちゃうんだよ
いらないんならくれればいいのに……(マ)
マーリィが載ってくつろいでいるのは、うちにあった古いマッサージ椅子です。私はけっこうこれでも満足していたのですが……猫マスターが、ついに買い替えに踏み切りました。
ライちゃん、なあに、それ
ええとねえ、るぴにゃす(ラ)
「勝てるか、人類」というCFで売り出し中。受注生産で、シャア専用と銘打った赤いやつもあるらしい。確かに気持ちいいし、いろいろなプログラムがあるけれど……こと足ツボに関しては、中国人のぐりぐりに軍配が上がると思うんだけどなあ(おねえさん調べ)。
猫マスター、ここのところ気が付けばいつもこれに座っていて、半分すでに機械のからだになってしまったようです。おそるべし、AI。
チャイナドレス [イベント]
20日の土曜日はお当番出社。ちょうど上司が出張中ということもあり、前倒しで19日(金)に代休を取らせてもらいました。朝から耳鼻科に行ったり、切れているパスポートを申請に行ったりと、さほど遊んでもいられないのですが……神奈川県のパスポートセンターは山下公園の向かい側の陰惨な感じのビルにあります。お天気が良かったので、最寄り駅の日本大通りではなく、手前のみなとみらいで降りて歩いていくことにしました。
やっとのことでパスポートの申請が終わったので、大学の先輩が務めているところに行きました。
撮影ができるのはここだけなのでちょっと残念なのですが、先輩が横浜中華街にゆかりのある人たちからお借りしたアンティークの素敵なチャイナドレスがたくさん展示してあって、見ごたえがありました。時代によって立ち襟が高かったり低かったり、見ごろがゆったりした平面裁ちだったり、立体的だったり、スリットが浅かったり深かったりと、流行が変わります。
最後にあって面白かったのが、日本独特のチャイナドレス仕立てによるブラックフォーマル。大陸や香港・台湾など、黒は縁起が悪いのであまり着ないのですが、日本だと、卒業式とか結婚式とか、コサージュをつけたりしてちょっと改まった席に黒を着ていくのはOK。日本に住む中国系の人たちは、黒のチャイナドレス+同じ素材の上着を仕立ててブラックフォーマルとして活用していたようです。
ただ、残念なのは、横浜中華街にはすでにチャイナドレスの仕立て屋さんが一軒も残っていないこと。最後まで営業していたお店に残った端切れや花ボタンを記念品として販売していたので、きれいな青い布を一枚買いました。
最後には先輩にも偶然会うことができました。きれいな先輩で、チャイナドレスでギャラリートークやるから、シェイプアップしなくちゃ! と以前おっしゃっていたのですが、見事にほっそりとされていました。さすがだなあ……目的意識があると、違うなあ。
先週ポンちゃんが亡くなった時には、皆さんからお悔やみの言葉をいただき、ありがとうございました。また、溺愛猫的女人さんからは立派なお花もいただきました。
途中の遊園地よこはまコスモワールドの窓から猫がたくさんのぞいている
赤レンガ倉庫にかけて、たくさんの花が植えられていてきれいです
ちょっと惹かれたけど、まだ時間的に開いていなかった……
やっとのことでパスポートの申請が終わったので、大学の先輩が務めているところに行きました。
ちょっと入り口が目立たないんだよなあ。駅そばだけど
先輩の企画の展覧会です
ゴージャスなのもあれば
普段着っぽい藍染めもある
撮影ができるのはここだけなのでちょっと残念なのですが、先輩が横浜中華街にゆかりのある人たちからお借りしたアンティークの素敵なチャイナドレスがたくさん展示してあって、見ごたえがありました。時代によって立ち襟が高かったり低かったり、見ごろがゆったりした平面裁ちだったり、立体的だったり、スリットが浅かったり深かったりと、流行が変わります。
最後にあって面白かったのが、日本独特のチャイナドレス仕立てによるブラックフォーマル。大陸や香港・台湾など、黒は縁起が悪いのであまり着ないのですが、日本だと、卒業式とか結婚式とか、コサージュをつけたりしてちょっと改まった席に黒を着ていくのはOK。日本に住む中国系の人たちは、黒のチャイナドレス+同じ素材の上着を仕立ててブラックフォーマルとして活用していたようです。
ただ、残念なのは、横浜中華街にはすでにチャイナドレスの仕立て屋さんが一軒も残っていないこと。最後まで営業していたお店に残った端切れや花ボタンを記念品として販売していたので、きれいな青い布を一枚買いました。
最後には先輩にも偶然会うことができました。きれいな先輩で、チャイナドレスでギャラリートークやるから、シェイプアップしなくちゃ! と以前おっしゃっていたのですが、見事にほっそりとされていました。さすがだなあ……目的意識があると、違うなあ。
最後に横浜に戻って猫マスターと待ち合わせ。すでに酔っ払ってこけている親父がいる……
おなじみの昧珍です。またやかん焼酎を飲んでしまった……
おまけ
先週ポンちゃんが亡くなった時には、皆さんからお悔やみの言葉をいただき、ありがとうございました。また、溺愛猫的女人さんからは立派なお花もいただきました。
ポンちゃん、喜んでいるかな
ポンちゃんの遺影もまだできていません
今年買ってみた盆栽の桜が満開になりました
ポン姐さんが亡くなった時はまだつぼみだったのにね
姐さん、見に来てるわよ(マ)
一緒にお花見してあげてね
懐かしい場所がたくさん [本]
工藤美代子『近衛家七つの謎ー誰も語らなかった昭和史』読了。
首相を経験した近衛文麿から、プリンスと呼ばれながらもついにシベリアから生きて帰れなかった近衛文隆まで……確かにあまり書かれてこなかった歴史かも。なぜか会社の人が本を書いた上海の美しい女スパイティエン・ピン・ルーも出てくるし。ゾルゲ事件のこともよくわかりました。でも、最後まで「夢顔さん」の謎は残るなあ。
安部譲二『もう、猫なしには生きていけない。』読了。
浅田次郎さんと違って、この人は自分を猫だとはまだ認めていないが、まあそれでもいいと思っている感じ。離婚した妻に10匹の猫の養育費を払い続けるあたり、なんかすごいなあ。ボス猫の貫禄あり。杉作さんの絵がまた、いいねえ。
リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』読了。
母国語が日本語でない作者というのは、全く感じない。そういうことだけで感心するのではなく、内容がまた……あの年代に日本にいる(外交官の息子として)アメリカ人の感情がよく伝わってきて、面白く読めた。
首相を経験した近衛文麿から、プリンスと呼ばれながらもついにシベリアから生きて帰れなかった近衛文隆まで……確かにあまり書かれてこなかった歴史かも。なぜか会社の人が本を書いた上海の美しい女スパイティエン・ピン・ルーも出てくるし。ゾルゲ事件のこともよくわかりました。でも、最後まで「夢顔さん」の謎は残るなあ。
安部譲二『もう、猫なしには生きていけない。』読了。
浅田次郎さんと違って、この人は自分を猫だとはまだ認めていないが、まあそれでもいいと思っている感じ。離婚した妻に10匹の猫の養育費を払い続けるあたり、なんかすごいなあ。ボス猫の貫禄あり。杉作さんの絵がまた、いいねえ。
リービ英雄『星条旗の聞こえない部屋』読了。
母国語が日本語でない作者というのは、全く感じない。そういうことだけで感心するのではなく、内容がまた……あの年代に日本にいる(外交官の息子として)アメリカ人の感情がよく伝わってきて、面白く読めた。