もういいと思ったんですよー トーホグ鉄印×3旅 その2 [旅行]
さて、あこがれの新むつ旅館に泊まった翌朝は、早起きして陸奥湊方面に歩きました。
前の晩はぐっすり寝て5時頃に起き、ひんやりとした街を歩きます。宿を出るとき、玄関の扉が閉まっていて、どうやって開けたらいいかと周りを見ていたら、「しんばり棒」がかってありました。そうか、このぶっとい角材をどかせばいいんだな……。
街の気温は、Tシャツの上にパーカーをひっかけてちょうどいいくらい。道行く人影はありませんが、カモメの鳴き声だけが響き渡っています。
前に来た時には市場内で買ったものを食べられる席があったのですが、コロナのせいなのか、それとも公設市場が工事中だからなのか、そういうイートインみたいな場所はありませんでした。有名な食堂が開くにはまだ1時間近く間があるということで……ぶらぶらとお散歩です。
6時開店の「みなと食堂」に行くと、すでに人が並んでいる。慌てて並んで8番目。開店して最初に入れる人数のギリギリでしたが……
早起きした甲斐があったね、こりゃ。もう10歳も若かったら、単品でほかにもいくつか付けちゃったかも。くふふふふふ。
時間的に早すぎて(10時台)、うに丼を買うには至らず、おとなしくお茶なんか持って三陸鉄道に乗ります。
ゆったり走って、宮古で降りました。
まだ続きます。
前の晩はぐっすり寝て5時頃に起き、ひんやりとした街を歩きます。宿を出るとき、玄関の扉が閉まっていて、どうやって開けたらいいかと周りを見ていたら、「しんばり棒」がかってありました。そうか、このぶっとい角材をどかせばいいんだな……。
街の気温は、Tシャツの上にパーカーをひっかけてちょうどいいくらい。道行く人影はありませんが、カモメの鳴き声だけが響き渡っています。
朝見ても、やっぱりすごい建物だなあ、新むつ旅館
橋を渡って陸奥湊方面へ
土曜日なので、舘鼻岸壁の大きな市場はやっていないのですが、陸奥湊駅前ではちょぼちょぼやっている
前に行った公設市場は建て替え中ですが
前に来た時には市場内で買ったものを食べられる席があったのですが、コロナのせいなのか、それとも公設市場が工事中だからなのか、そういうイートインみたいな場所はありませんでした。有名な食堂が開くにはまだ1時間近く間があるということで……ぶらぶらとお散歩です。
本当は海がきれいに見えるのかもしれない公園ですが、「やませ」で見えない
途中にあった店の張り紙。日本刀を研ぐ相場って、こんなもんなんだ……
駅前にあった元旅館らしい建物の屋根では
カモメがけっこう大きなお魚の切り身をいただいていました
6時開店の「みなと食堂」に行くと、すでに人が並んでいる。慌てて並んで8番目。開店して最初に入れる人数のギリギリでしたが……
へへへへ、ヒラメとエンガワの漬け丼(1350円)です。くっはー! うめえー
途中お店側の要請で席を移動したら、「お礼」って、ホタテ一個もらった!
早起きした甲斐があったね、こりゃ。もう10歳も若かったら、単品でほかにもいくつか付けちゃったかも。くふふふふふ。
店を出たら、こんな長蛇の列ですもん
いいにゃあ()
でしょ?
7時台にチェックアウトして、再び八戸線に乗って、久慈に向かいます
久々の久慈。相変わらず駅前デパートはつぶれていますが
三鉄、あとで乗るからね
建物の撮影は忘れましたが、駅前に久慈市情報交流センターYOMUNOSUというのができていました。あまちゃん展示
このかわいいイラスト群は
こんな人が描いているのか
この街はいまだあまちゃんにかなり寄りかかっている……いいんだけど
こんな見事な山車の出るお祭りもあるみたいなんですけどねえ
こ、これはなまっているのが?
時間的に早すぎて(10時台)、うに丼を買うには至らず、おとなしくお茶なんか持って三陸鉄道に乗ります。
パンチ、懐かしいな
ただ、きれいな海も「やませ」でよく見えなかった……残念!
ゆったり走って、宮古で降りました。
ここで二つ目の鉄印をゲット!
まだ続きます。
案外と、ねえ [本]
六角精児『三角でも 四角でもなく 六角精児』読了。
テレビドラマの「相棒」やら「飲み鉄」番組やらでおなじみの作者。主にギャンブルが原因の多額の借金で4回の離婚結婚を繰り返している割には、案外小心者な感じがエッセイからは読める。鉄ネタには激しく同意。巻末の芥川賞作家西村賢太との対談がまた面白かった。なるほど、あの映画には作者は全然納得していないわけですね。でも、それに出たかったという六角さんがまた面白い。6歳くらい歳の違う二人だが、見た目とか相性とかすごくよさそう。
山内健司『寝苦しい夜の猫』読了。
猫好きで知られる「かまいたち」のネタ書いているほうの人。タモリ倶楽部のエロ小説読みで、賢そうだなと思っていたら、国立の教育大を出ていらっしゃる。司書教諭資格も取っていて、なんかうらやましい。が、エッセイを読む限り、自意識が高いわりに、怠け者なんだか真面目なんだかよくわからない。写真が出ている猫たちはみな巨大でかわいい(メインクーン、ラガマフィン等)が、惜しむらくはみなペットショップ出身。でも、こういう子たちも売れ残ったらもっとかわいそうなことになるので、買ってくれる人も必要だな。
テレビドラマの「相棒」やら「飲み鉄」番組やらでおなじみの作者。主にギャンブルが原因の多額の借金で4回の離婚結婚を繰り返している割には、案外小心者な感じがエッセイからは読める。鉄ネタには激しく同意。巻末の芥川賞作家西村賢太との対談がまた面白かった。なるほど、あの映画には作者は全然納得していないわけですね。でも、それに出たかったという六角さんがまた面白い。6歳くらい歳の違う二人だが、見た目とか相性とかすごくよさそう。
山内健司『寝苦しい夜の猫』読了。
猫好きで知られる「かまいたち」のネタ書いているほうの人。タモリ倶楽部のエロ小説読みで、賢そうだなと思っていたら、国立の教育大を出ていらっしゃる。司書教諭資格も取っていて、なんかうらやましい。が、エッセイを読む限り、自意識が高いわりに、怠け者なんだか真面目なんだかよくわからない。写真が出ている猫たちはみな巨大でかわいい(メインクーン、ラガマフィン等)が、惜しむらくはみなペットショップ出身。でも、こういう子たちも売れ残ったらもっとかわいそうなことになるので、買ってくれる人も必要だな。