生きにくい時代だったけれど [本]
林真理子『白蓮れんれん』読了。
華族とはいえ妾腹に生まれ、不幸な結婚を二度したけれど、最後には好きな人の下に駆け落ち……世の風当たりの強い中、自分の幸せのために、愛を貫いた情熱の歌人……というのが世間のイメージだけれど、この書き方はちょっと違うな。華族の血を引くゆえの不幸さは本当だとして、最後の駆け落ちも、本当に宮崎滔天の息子が好きだったのかしら……なんとなく、身も世もないほどの恋に身を焦がして、という感じはしないんだよなあ。もちろん、計算でできるようなたやすい行動ではないだろうけれども。
華族とはいえ妾腹に生まれ、不幸な結婚を二度したけれど、最後には好きな人の下に駆け落ち……世の風当たりの強い中、自分の幸せのために、愛を貫いた情熱の歌人……というのが世間のイメージだけれど、この書き方はちょっと違うな。華族の血を引くゆえの不幸さは本当だとして、最後の駆け落ちも、本当に宮崎滔天の息子が好きだったのかしら……なんとなく、身も世もないほどの恋に身を焦がして、という感じはしないんだよなあ。もちろん、計算でできるようなたやすい行動ではないだろうけれども。
葉唐辛子 [料理]
今朝も、ちょっと曇っていた分だけ涼しかったかな。
朝一で美容院に行って、その後八百屋さんに寄ったら、葉唐辛子が出ていたので早速買ってきました。158円でけっこうな量。実と葉の採り分けが面倒くさいといえばそうなのですが……
今回は、くっついている小さな実の方もたくさん入れて、辛めに作りました。これで当分ご飯の友には不自由しないな。
いつもお豆腐と卵と豚肉(あるいはポーク)でチャンプルーなので、ちょっと味付けを変えてみました。カレー粉ってあると便利だな。
ところで先日、寝室で青くて細長ーい、何者かの「脚」が発見されました(二本のみ)。本日、掃除機をかけていた猫マスターの悲鳴に駆けつけてみると、ホトケさんの本体は箪笥の裏に……中肉中背のショウリョウバッタのようでした。死体には若干食われたような跡が……猟奇……
どうも、今回の事件は迷宮入りとなりそうです。
しのぎやすいでち(マ)
バルコニーの床も、そんなに熱くなってないね
朝一で美容院に行って、その後八百屋さんに寄ったら、葉唐辛子が出ていたので早速買ってきました。158円でけっこうな量。実と葉の採り分けが面倒くさいといえばそうなのですが……
煮るのは簡単だ
今回は、くっついている小さな実の方もたくさん入れて、辛めに作りました。これで当分ご飯の友には不自由しないな。
夕飯はゴーヤのカレー炒め
いつもお豆腐と卵と豚肉(あるいはポーク)でチャンプルーなので、ちょっと味付けを変えてみました。カレー粉ってあると便利だな。
あたち、カレー色(マ)
なかなか食欲をそそる色だね
ところで先日、寝室で青くて細長ーい、何者かの「脚」が発見されました(二本のみ)。本日、掃除機をかけていた猫マスターの悲鳴に駆けつけてみると、ホトケさんの本体は箪笥の裏に……中肉中背のショウリョウバッタのようでした。死体には若干食われたような跡が……猟奇……
ぼく知らない(レ)
あっしには関わりのねえこって(紋) ちらなーい(マ)
下手人は上がらず……
どうも、今回の事件は迷宮入りとなりそうです。
セルタネージョなんて知らなかった [映画]
ブレノ・シルヴェイラ監督『フランシスコの2人の息子』を観る。
2005年公開のブラジル映画。本国ではかなりのヒット。そもそもなんでこの映画のDVDを借りたのか忘れたけれど、面白かった。セルタネージョなんていう音楽のジャンルも知らなかったし、この映画が実話に基づいたものというのもびっくりだ。べたなサクセスストーリーといえばそうなんだけれど、ブラジル人の逞しさ、家族愛みたいなものがすごく素直に伝わって、また子役のかわいらしさも相まって感動的。
2005年公開のブラジル映画。本国ではかなりのヒット。そもそもなんでこの映画のDVDを借りたのか忘れたけれど、面白かった。セルタネージョなんていう音楽のジャンルも知らなかったし、この映画が実話に基づいたものというのもびっくりだ。べたなサクセスストーリーといえばそうなんだけれど、ブラジル人の逞しさ、家族愛みたいなものがすごく素直に伝わって、また子役のかわいらしさも相まって感動的。
青春18きっぷ夏の陣2015 第一弾…三島へ [旅行]
さて、夏の青春18きっぷ、どこに行こうかなあ……手始めに、猫マスターを連れて、日帰りできる三島を目指してみました。今日は、ここ最近の猛暑日よりは曇っている分ちょっとましな気温だったし。結局、朝のうちだけでしたが。
横浜⇒三島なんて、普段私のやる青春18きっぷ旅に比べれば、全然近いものです。2時間かからないくらいで着いちゃう。
目指した佐野美術館へは、三島駅から徒歩20分弱。私立美術館ですが、昭和41年創設というので、歴史は古い。
見に行ったのは、岩合光昭先生の『ねこ歩き』展です。前に、会社でチラシをもらって、「行くぞ、行くぞ」とひそかに思っていたのでした。
我々と同様の猫好き客がたくさん訪れていました。ギリシャやアメリカ、イタリア等世界各国で撮った猫ちゃんたちと、懐かしの飼い猫故・海ちゃん、そして今一緒に暮らしておられる猫ちゃんたちと、盛りだくさんでした。5分ほどのショートフィルムもあり、「ぼくは、猫の味方です」とおっしゃる顔がもう8割方猫になっている(と思う)……。ギリシャ、経済危機でなければ行きたいんだけどなあ。猫島……。
が、残念ながらここは今日は貸し切りでした。街中まで歩いて戻ると、うなぎ屋さんの看板がたくさんあったので……
その後は街を散策です。
三島、駅前の信号機の盲人用の音楽が「あ~たま~を~雲の~、上に~出~し~」と、富士山の歌だったのですが、その恩恵か、とにかく水がきれいで豊富!
水はとても澄んでいて、足を付けてじっとしていると、じき耐えられなくなるくらい冷たい。遊んでいる子供たちは元気なものですが。
みかんシロップがとてもさっぱりしていて美味しかったです。珍しく、冷たいものの苦手な猫マスターが私より先に食べ終わりました。
だんだん暑くなってきたので、そろそろ引上げです。
近いようですが、往復で3,320円。青春18きっぷの1日乗り放題金額は2,370円なので、1,000円近くお得でした。次は(きっと)こんなもんじゃないぞ! 覚悟したまえ! とにやにやする私です(そういうハードな時は猫マスターは連れていきませんが)。
横浜⇒三島なんて、普段私のやる青春18きっぷ旅に比べれば、全然近いものです。2時間かからないくらいで着いちゃう。
行ってらっしゃーい(紋)
あんまり遅くならずに帰れると思うよ
木がでかすぎて、駅名が見えません
緑の多い街だなあ
変なメイクをやってくれる化粧品屋さんがありました
伊豆箱根鉄道線も走ってます。妖怪ウォッチ付
目指した佐野美術館へは、三島駅から徒歩20分弱。私立美術館ですが、昭和41年創設というので、歴史は古い。
立派な庭園もあります
鯉が涼しげ
創設した佐野隆一翁
写りこむ猫マスター
見に行ったのは、岩合光昭先生の『ねこ歩き』展です。前に、会社でチラシをもらって、「行くぞ、行くぞ」とひそかに思っていたのでした。
展示はもちろん撮れませんが……
我々と同様の猫好き客がたくさん訪れていました。ギリシャやアメリカ、イタリア等世界各国で撮った猫ちゃんたちと、懐かしの飼い猫故・海ちゃん、そして今一緒に暮らしておられる猫ちゃんたちと、盛りだくさんでした。5分ほどのショートフィルムもあり、「ぼくは、猫の味方です」とおっしゃる顔がもう8割方猫になっている(と思う)……。ギリシャ、経済危機でなければ行きたいんだけどなあ。猫島……。
庭園で咲いていた鉄砲百合
庭園には「松韻」という名のレストランがあります
が、残念ながらここは今日は貸し切りでした。街中まで歩いて戻ると、うなぎ屋さんの看板がたくさんあったので……
美味い! ってんで、昼からビール
その後は街を散策です。
三島、駅前の信号機の盲人用の音楽が「あ~たま~を~雲の~、上に~出~し~」と、富士山の歌だったのですが、その恩恵か、とにかく水がきれいで豊富!
源兵衛川の様子。プールなんていらないね
ここは、水の中も歩けます
ヤゴの抜け殻を見つけて感動したり
きれいなカワトンボをカメラで追ってみたり
至る所で大人も子供も川遊びに興じています
水はとても澄んでいて、足を付けてじっとしていると、じき耐えられなくなるくらい冷たい。遊んでいる子供たちは元気なものですが。
こんな井戸もあります
見に行ったのは梅花藻(バイカモ)の花
年中花を咲かせるらしい
隣のお菓子屋さんで今年の初かき氷
みかんシロップがとてもさっぱりしていて美味しかったです。珍しく、冷たいものの苦手な猫マスターが私より先に食べ終わりました。
古い商店を残す街並みを通って
三島大社にも行きました
樹齢1200年の金木犀ってのは、珍しいなあ
「神鹿園」で鹿が飼われていました
ピント大失敗
近くにこんな子も
ご神猫でしょうか
だんだん暑くなってきたので、そろそろ引上げです。
駅で飲んだビール。最近はこういうのが多いね
さらに横浜の「昧珍」で一杯
近いようですが、往復で3,320円。青春18きっぷの1日乗り放題金額は2,370円なので、1,000円近くお得でした。次は(きっと)こんなもんじゃないぞ! 覚悟したまえ! とにやにやする私です(そういうハードな時は猫マスターは連れていきませんが)。
週末手前 [猫]
木金と酔っぱらって寝てしまうパターンで、あまり更新していなかったので、まとめて記録します。
まず、木曜日は猫マスターがお稽古でいないので、たいていおねえさんは図書館に行って、そこらでラーメンでも食って帰ってくるのですが、暑くてラーメン屋に入る気にならず、家飲みとしました。
砂肝焼いたやつと豆腐に山形だしをぶっかけたやつと、冷凍枝豆。砂肝のは、すでにペッパーで味付けがしてあって、便利。最近、こういうひとり者に便利な食材が本当に充実してきたと思う。
そして、最近まいばすけっとには面白いビールが多いのですが……
発泡酒なんですけどね。スペシャルドライの方はさほど面白くはなかったけれども、シークァサービアカクテルは、牧志の公設市場の上のお店で出してるやつを商品化したらしく、なんか懐かしい。爽やかだし。
翌金曜日は午前中休みを取って、猫マスターと一緒にマーリィを病院に連れていきました。避妊手術の予約をしてあったのです。
その後、せっかく時間があったので上野へ。仙台在住の絵の上手な従姉が、公募展に入選したというので見に行きました。
すげー、暑い。さすがの中国人観光客の家族連れも、上野公園の木の下でへばっていたりしました。何しろ、東京都美術館に下りていくところの屋外エスカレーターのベルトが熱くて触れない。まさに殺人的な暑さです。
従姉の絵は20号なので、大作ぞろいの中ではもう一つ目立ちませんでした。家に掛けようと思ったら手ごろな大きさなんだろうけどな。それにしても、パステルだけでもいろいろな表現ができるものだな、と感心。その後、アメ横で調味料を探した後、出社。
途中、猫マスターからメール。マーリィは、手術に先立って血液検査をしたのですが、今回はちょっとだけ肝臓の数値が高いので、手術は延期したとのこと。おうちに来て以来、いろいろお薬も飲んだし、肝臓がちょっと疲れていたかな。1か月後にもう一度検査してから、改めて予約を取ることにしました。
岡本太郎のようなタイトルを付けてみましたが、下駄の鼻緒に擦れて両足ともボロボロです。それ以前に汚いってか。
まず、木曜日は猫マスターがお稽古でいないので、たいていおねえさんは図書館に行って、そこらでラーメンでも食って帰ってくるのですが、暑くてラーメン屋に入る気にならず、家飲みとしました。
全部まいばすけっとで揃えたつまみ
砂肝焼いたやつと豆腐に山形だしをぶっかけたやつと、冷凍枝豆。砂肝のは、すでにペッパーで味付けがしてあって、便利。最近、こういうひとり者に便利な食材が本当に充実してきたと思う。
そして、最近まいばすけっとには面白いビールが多いのですが……
今日はオリオン尽くしで
発泡酒なんですけどね。スペシャルドライの方はさほど面白くはなかったけれども、シークァサービアカクテルは、牧志の公設市場の上のお店で出してるやつを商品化したらしく、なんか懐かしい。爽やかだし。
翌金曜日は午前中休みを取って、猫マスターと一緒にマーリィを病院に連れていきました。避妊手術の予約をしてあったのです。
その後、せっかく時間があったので上野へ。仙台在住の絵の上手な従姉が、公募展に入選したというので見に行きました。
灼熱の上野
場所は東京都美術館
これですが
中は撮影できないし模型だけ
すげー、暑い。さすがの中国人観光客の家族連れも、上野公園の木の下でへばっていたりしました。何しろ、東京都美術館に下りていくところの屋外エスカレーターのベルトが熱くて触れない。まさに殺人的な暑さです。
従姉の絵は20号なので、大作ぞろいの中ではもう一つ目立ちませんでした。家に掛けようと思ったら手ごろな大きさなんだろうけどな。それにしても、パステルだけでもいろいろな表現ができるものだな、と感心。その後、アメ横で調味料を探した後、出社。
途中、猫マスターからメール。マーリィは、手術に先立って血液検査をしたのですが、今回はちょっとだけ肝臓の数値が高いので、手術は延期したとのこと。おうちに来て以来、いろいろお薬も飲んだし、肝臓がちょっと疲れていたかな。1か月後にもう一度検査してから、改めて予約を取ることにしました。
あたち、帰されちゃった(マ)
せっかく病院行ったのに……(マ)
えーん(マ) おお、よしよし(レ)
お兄ちゃんは優しいね
おまけ
痛ましい足
岡本太郎のようなタイトルを付けてみましたが、下駄の鼻緒に擦れて両足ともボロボロです。それ以前に汚いってか。
文庫で読んだ2冊 [本]
小川洋子『沈黙博物館』読了。
直前に読んだ(?)『人質の朗読会』もそうだけれど、ますます死臭が漂ってくるような小説。小説としてはもちろん面白いのだけれども……どうしてこういう話を思いついちゃうのかなあ。
近藤史恵『モップの精は深夜に現れる』読了。
なんか昔のTVドラマの奥様は魔女みたいな感じ(表紙も)。おしゃれなかわいい清掃作業員がちょっとした謎を痛快に解き明かしていくという連作短編で面白いけど、そんな清掃作業員にもちゃんとおうちの悩みはあるというところが、浮世離れしていなくて面白い。『サクリファイス』以来、この作者のミステリにはいつも感心してしまう。
直前に読んだ(?)『人質の朗読会』もそうだけれど、ますます死臭が漂ってくるような小説。小説としてはもちろん面白いのだけれども……どうしてこういう話を思いついちゃうのかなあ。
近藤史恵『モップの精は深夜に現れる』読了。
なんか昔のTVドラマの奥様は魔女みたいな感じ(表紙も)。おしゃれなかわいい清掃作業員がちょっとした謎を痛快に解き明かしていくという連作短編で面白いけど、そんな清掃作業員にもちゃんとおうちの悩みはあるというところが、浮世離れしていなくて面白い。『サクリファイス』以来、この作者のミステリにはいつも感心してしまう。
今日は韓国風 [猫]
なんだか朝ネットで見た韓国風サラダがやってみたかったので、早く帰った猫マスターに韓国のりを買っておいてもらいました。
洗ってパリッとさせたレタスに、よく熱したごま油をぶっかけ、塩と韓国のりとゴマで和えるという簡単なものですが、美味しかった。この写真は、ゴマをかけるのを忘れてるな。
めかぶと納豆のネバネバうどん。夏場はさっぱりして、なかなかおいしいものです。
昨夜は会社の80人ほどの懇親会の幹事(ほかにも3人いるけど)頭をやって、なんかもうすっかり疲れてしまったおねえさんでしたが、食べ物とにゃんこパワーで何とか乗り切らなくちゃ。
こんなふうに(比較的)おとなしくしていることもありますが、普段の若者チームは、毎日暑いのもものともせず力いっぱい遊んでいます。
まったく、いつ果てるともなく遊んでいますが、常に全力のマーリィに対し、レオン君はまだまだちゃんと加減をしてあげています。でも、そろそろ本気出してもいいくらいマーリィの腕も上がったと思うのですが……レオン君は妹思いなのかな。
熱したごま油をぶっかけるのが韓国風
洗ってパリッとさせたレタスに、よく熱したごま油をぶっかけ、塩と韓国のりとゴマで和えるという簡単なものですが、美味しかった。この写真は、ゴマをかけるのを忘れてるな。
メインは猫マスターが用意
めかぶと納豆のネバネバうどん。夏場はさっぱりして、なかなかおいしいものです。
昨夜は会社の80人ほどの懇親会の幹事(ほかにも3人いるけど)頭をやって、なんかもうすっかり疲れてしまったおねえさんでしたが、食べ物とにゃんこパワーで何とか乗り切らなくちゃ。
ぺろぺろ(レ) おねえさん、たいへんだったでちね(マ)
あら、マーリィちゃんいいご身分だこと
子猫チョー美味い!(レ) そこ、気持ちいいでち(マ)
ふう……(レ)
おいおいレオン君、お世話疲れかい?
こんなふうに(比較的)おとなしくしていることもありますが、普段の若者チームは、毎日暑いのもものともせず力いっぱい遊んでいます。
アダルトチームはだいたいこんなふうですが……
その脚下でじゃれまくる若者チーム
さあ、かかってくるでち(マ)
とお!(マ)
まったく、いつ果てるともなく遊んでいますが、常に全力のマーリィに対し、レオン君はまだまだちゃんと加減をしてあげています。でも、そろそろ本気出してもいいくらいマーリィの腕も上がったと思うのですが……レオン君は妹思いなのかな。
書きたい事さえあれば [本]
川渕圭一『研修医純情物語 先生と呼ばないで』読了。
これ、ドラマにもなっていたんだ。
小説としてはお粗末もいいところで、というか、まったく小説の体をなしていないし、文章もへたくそ。かといって、ノンフィクションとも言い切れない内容のよう。
ただ、それでも途中で投げずに全部読ませたというのは、やはり書きたいもののある人の力としか言いようがない。もう同じ人の本を読もうとは思わないけれども
これ、ドラマにもなっていたんだ。
小説としてはお粗末もいいところで、というか、まったく小説の体をなしていないし、文章もへたくそ。かといって、ノンフィクションとも言い切れない内容のよう。
ただ、それでも途中で投げずに全部読ませたというのは、やはり書きたいもののある人の力としか言いようがない。もう同じ人の本を読もうとは思わないけれども
バ、バカ! [猫]
日曜日は、午後からお当番で出社。夜22時15分までという過酷なシフトですが、チケットがあってもったいないので、午前中から池袋へ。『世界報道写真展2015』見たかったんだ。
相変わらずというか、強烈な写真が多い。この瞬間を取るために、報道カメラマンは本当に大変な思いをしている……というのを、本展示とは別に映像にしているショートフィルムがあって、それもなかなかよかった。今回は、ウクライナで撃墜(?)されたマレーシア航空機の関係の写真が特に衝撃的。そのほかにもたくさんの悲劇が起こっていて…今更ながら、世の中知らないことは本当に多い。
懐かしの『世界名作劇場』展をやっていました。古くは名作『アルプスの少女ハイジ』とか、個人的に大好きだった『ペリーヌ物語』とか、いろいろな作品があってずいぶん見たけれども……出社までにちょっと時間は余ったのですが、結局中には入りませんでした。会場前の物販コーナーを見た限り、どうもあの『ラスカル』が一押しらしい。愛らしいラスカルに罪はないけれど、日本に例の特定外来種がどばーっと広まったのは、やっぱりあのアニメのせいだよなあ……
さて。月曜日からはまた普通にお仕事。きついですが、代休を後に回しちゃったので仕方ありません。今朝も、朝から暑い! というのに……
朝空気を入れ替えるためにバルコニーを開けると、早速出ていくのは若いレオン君とマーリィ。賢いマーリィはさっさと入ってくるのですが、レオン君、どういうつもりか、こんな顔になるまでバルコニーに! 何に挑戦するつもりなのか知りませんが、熱中症で死んじゃうよ!(この後猫マスターが救出に向かい、無事冷房の効いた室内に戻りました) 閉め出したわけでもないのに、相変わらずこの子はちょっと……
久々の東京芸術劇場
外のブロンズ像。亀か?
相変わらずというか、強烈な写真が多い。この瞬間を取るために、報道カメラマンは本当に大変な思いをしている……というのを、本展示とは別に映像にしているショートフィルムがあって、それもなかなかよかった。今回は、ウクライナで撃墜(?)されたマレーシア航空機の関係の写真が特に衝撃的。そのほかにもたくさんの悲劇が起こっていて…今更ながら、世の中知らないことは本当に多い。
池袋の東武デパートで
懐かしの『世界名作劇場』展をやっていました。古くは名作『アルプスの少女ハイジ』とか、個人的に大好きだった『ペリーヌ物語』とか、いろいろな作品があってずいぶん見たけれども……出社までにちょっと時間は余ったのですが、結局中には入りませんでした。会場前の物販コーナーを見た限り、どうもあの『ラスカル』が一押しらしい。愛らしいラスカルに罪はないけれど、日本に例の特定外来種がどばーっと広まったのは、やっぱりあのアニメのせいだよなあ……
さて。月曜日からはまた普通にお仕事。きついですが、代休を後に回しちゃったので仕方ありません。今朝も、朝から暑い! というのに……
はあ、はあ……(レ)
わー! 何やってんのレオン君!!
いやはや、朝からキョーレツですな(レ)
いいから、早く中に入りなさい!!
朝空気を入れ替えるためにバルコニーを開けると、早速出ていくのは若いレオン君とマーリィ。賢いマーリィはさっさと入ってくるのですが、レオン君、どういうつもりか、こんな顔になるまでバルコニーに! 何に挑戦するつもりなのか知りませんが、熱中症で死んじゃうよ!(この後猫マスターが救出に向かい、無事冷房の効いた室内に戻りました) 閉め出したわけでもないのに、相変わらずこの子はちょっと……
山の哀しみ [本]
樋口明雄『約束の地』読了。
二段組み510ページの長編なのに、面白くて一気に読んでしまった。
そもそも、昨年(あるいは一昨年)、北杜市の薮内正幸美術館に行ったときに、そこに無造作に置かれていた本を取り上げて、図書館の読みたい本リストに登録しておいたのを、思いついて借り出してきて読んだのだが、こんなに面白いんだったらもっと早く読めば良かった。
で、またたまたま漫画の『山賊ダイアリー』なんかも読んだばっかりだったから、相乗効果で面白い。
大スペクタクルでミステリの要素もあり、山と人のあり方についても考えさせられる。第12回大藪春彦賞、第27回日本冒険小説協会大賞・エンタテインメント文学賞をダブル受賞というが、さもありなん。
それにしても、昨年薮内正幸美術館(サントリー白州工場)に行ってからもう1年経つのかな。早いなあ。
大島真寿美、彩瀬まる、千早茜、松村栄子、大山淳子、中島京子、吉川トリコ『明日町こんぺいとう商店街』読了。
今を時めく女流作家たちの夢の共演。なんとなく連作短編ふうだが、それぞれの作家の個性がよく出ていて、どれも楽しめる。鳩ヶ谷商店街あたりがモデルなのかもしれないけれど、それぞれの物語がとても楽しく、切なくて、かなりいいと思うんですけど。