小旅行-温泉と紅葉と美術館と……南会津その2 [旅行]
朝食も美味しかった
おかずが美味しくて、本当はご飯が進んで仕方がなかったのですが、ぐっと我慢して出発です。
また来てくださいね()
駐車場近くにかわいいわんこがいました
まずは、湯野上温泉郷からほど近い名所、「塔のへつり」へ。百万年もかけて川が岩を侵食していった不思議な景色が見られます。
つり橋がかかっています。高くはないけど……揺れる!
どこかの家族が揺れる吊り橋の上でバカガキを走るに任せていたので血管が切れそうになりましたが、ぐっと我慢してやり過ごします。
橋のたもとのお店。マムシ酒を作るらしい
「安心してください。生きてます!」というコピーに笑った
それぞれ名前があるんだなあ
次は、古い宿場町の街並みを残す大内宿へ。ここもずっと来たかったのです。
マップ
小高いところに上がらないと全貌が見えません
茅葺屋根が多いですが
これはちょっと旅籠風
阿部家の軒に下がっていたのは
ハチの住んでいるものらしい
さて、朝ごはんをセーブしたので
ここの名物「ねぎそば」を食べます
お箸の代わりにねぎ一本でぞぞぞーっと食べます
ねぎは薬味だから齧りつつ食べます。完食!
すでに新そばを使っているようなのですが、とてもしっかりしたおそばで、このお椀にかなりガッツリ入っています。前日のおそばもそうだったのですが、こちらのおそばはとても腹持ちがよいです。香りがよくてとても美味しかったし、生ねぎをガリガリしながら食べるというのも新鮮だな。
山に囲まれていますが、とてもいいところでした
そのあとは、一軒立ち寄り湯。湯野上温泉郷からさらにまた進んで、甲子温泉というところまで行きました。旅館ですが日帰り湯もやっている「五峰荘」というところで、お湯をつかわせていただきます(800円)。ラッキーなことに、ちょうどお掃除が終わったばかりの時間だったのか、男女とも貸し切り状態。
露天風呂が気持ちよかった!
ここもお湯は熱めですが、外の山の空気が冷たいので、ちょうどよい。中にはジャグジーもあって、いろいろ楽しめました。
近くの「座頭ころばし展望台」という物騒な名前の展望台からの眺め
人の私もそう思います
空気がきれいだし、何とも雄大な眺めで、とてもとても私の写真などでは表現できません。
この後、郡山まで戻って車を返し、新幹線で帰りました。
レオン君、ちょっと持ってて
諸橋近代美術館のチケットと、ミュージアムショップで買ったアリうじゃうじゃハンカチです。本当は、アリの絵のついた小皿(醤油皿くらい)がほしかったのですが、猫マスターに強く反対されて実現せず。いいじゃんねえ。
小旅行-温泉と紅葉と美術館と……南会津その1 [旅行]
金曜日はおねえさん、この間連休ど真ん中に出社した代休。この日は猫マスターもお休みを取って、「秋はいっぺん紅葉狩りでも行ったみたいねえ」というわけで企画したドライブ旅行に出かけました。
朝、本当はもっと早起きをして軽く家で朝食をとる予定だったのですが、おねえさんの携帯電話が壊れかけていてアラームに失敗し、表示時間も狂うという大惨事で、約1時間遅れてしまいました。それでも、郡山に10時過ぎには着けたのですが。
そんなんで、新幹線の中で食べたサンドイッチでは足りず、腹を減らして走っていると……
田んぼの真ん中に突然あったお店なのですが、おそばもおいしいし、天ぷらも野菜の味が濃くておいしかった! やっぱりこの辺はそばどころなだけはあるなーと感心しながら、また出発。
諸橋近代美術館、ダリのコレクションがすごいという話を聞いて、ずっと行きたいなーと思っていました。が、大変に不便なところで電車とバスの乗継だけではどうにも心もとない……というわけで、猫マスターに車を出してもらったわけです。
いやー、面白かった。それにしても、私設美術館でこんなコレクション持ってて、こんなすごい建物って……驚くばかりです。次またいつ行けるかわからないけど、行ってよかったー。
五色沼、たぶん小学生とか中学生とかで遠足で来てると思うけど、さすがに覚えてないし。毘沙門沼は、五色湖沼群(毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、青沼、瑠璃沼、柳沼、弁天沼)では最大の沼です。
すっごく高いお酒を試飲させていただいて、まあおうちで飲めるような値段のお酒を買ってきました。当然、運転しないおねえさんが試飲ですが、涙目の猫マスターに蔵のおじさんが「甘酒でも飲みますか?」と声をかけてくださいました。やさしい(結局、開けてある瓶がなかったので遠慮しちゃいましたが)。
その後、会津若松の街に入り、猫マスターが1年越しくらいで行きたいなーと思っていたお店に入りました。
なんでも、「吉田類の居酒屋放浪記」の会津編に出てきたという。そうすると、前回の会津行きの時と合わせて、その回に出てきたお店には全部行ったことになるんじゃないかな。田楽、厚揚げ×2、餅×2、ニシン×1、里芋×1でした。素朴な味で美味しい。ニシンの田楽なんて初めて食べたなあ。ニシンの山椒漬けは、会津の名物ではありますが。
そこからは宿のある湯野上温泉郷を目指します。会津鉄道沿いに、芦ノ牧温泉を抜けてさらに先に進みます。
このあたりは、こういうもともとは茅葺だった大きな古民家をトタンに葺きなおしたおうちがたくさんあります。民宿だったり、普通に住んでいたり。
お料理に地酒1合がついたコースを頼んだのですが、お酒はメニューの中から選べます。
この「写楽」が何ともおいしくて、もう1合おかわりしちゃいました。
お料理もおいしいし、民宿なのにお布団の上げ下ろしはしてくれるし、これで一人1万円を切るのはうれしい限りです。お料理は、量も十分だし、なにしろ旅館のお料理にありがちなどうでもいい天ぷらやお刺身が一切ついていないのに、お腹がいっぱいになるのがすごい。徹底して地のもので勝負してくれています。
部屋で飲みなおせるお酒もあったのですが、お腹もパンパンで、結局開けずに寝てしまいました。
つづく。
ここまでは新幹線で行って、駅前でレンタカーを借りました
朝、本当はもっと早起きをして軽く家で朝食をとる予定だったのですが、おねえさんの携帯電話が壊れかけていてアラームに失敗し、表示時間も狂うという大惨事で、約1時間遅れてしまいました。それでも、郡山に10時過ぎには着けたのですが。
そんなんで、新幹線の中で食べたサンドイッチでは足りず、腹を減らして走っていると……
おそばやさんだー!
おススメの天ざる(1300円)
田んぼの真ん中に突然あったお店なのですが、おそばもおいしいし、天ぷらも野菜の味が濃くておいしかった! やっぱりこの辺はそばどころなだけはあるなーと感心しながら、また出発。
色づく山々に向かって走っていると……
突如現れる古城!
敷地内には清冽な小川が流れています
第一の目的地は、ここ
写真が撮れるのは入口まで
諸橋近代美術館、ダリのコレクションがすごいという話を聞いて、ずっと行きたいなーと思っていました。が、大変に不便なところで電車とバスの乗継だけではどうにも心もとない……というわけで、猫マスターに車を出してもらったわけです。
いやー、面白かった。それにしても、私設美術館でこんなコレクション持ってて、こんなすごい建物って……驚くばかりです。次またいつ行けるかわからないけど、行ってよかったー。
次は、五色沼のうちの毘沙門沼に行ってみました
五色沼、たぶん小学生とか中学生とかで遠足で来てると思うけど、さすがに覚えてないし。毘沙門沼は、五色湖沼群(毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、青沼、瑠璃沼、柳沼、弁天沼)では最大の沼です。
ボートなら任せろ、と猫マスター。えいほー
紅葉も赤い実も大変きれいでした
裏磐梯を眺めながら山を下っていくと……
おおお!
栄川酒造。とても立派です
すっごく高いお酒を試飲させていただいて、まあおうちで飲めるような値段のお酒を買ってきました。当然、運転しないおねえさんが試飲ですが、涙目の猫マスターに蔵のおじさんが「甘酒でも飲みますか?」と声をかけてくださいました。やさしい(結局、開けてある瓶がなかったので遠慮しちゃいましたが)。
その後、会津若松の街に入り、猫マスターが1年越しくらいで行きたいなーと思っていたお店に入りました。
古いお店です
味噌田楽セット800円
手塚先生もいらしたのですね
なんでも、「吉田類の居酒屋放浪記」の会津編に出てきたという。そうすると、前回の会津行きの時と合わせて、その回に出てきたお店には全部行ったことになるんじゃないかな。田楽、厚揚げ×2、餅×2、ニシン×1、里芋×1でした。素朴な味で美味しい。ニシンの田楽なんて初めて食べたなあ。ニシンの山椒漬けは、会津の名物ではありますが。
店の近くにあった石仏
そこからは宿のある湯野上温泉郷を目指します。会津鉄道沿いに、芦ノ牧温泉を抜けてさらに先に進みます。
民宿「にしき屋」
蔵もある
このあたりは、こういうもともとは茅葺だった大きな古民家をトタンに葺きなおしたおうちがたくさんあります。民宿だったり、普通に住んでいたり。
いらっしゃい()
お風呂は石風呂とヒノキ風呂
お湯は熱め。私は好きですが、入れない人もいるかもなあ
18時半からはお待ちかねのお夕飯。徹底的に郷土料理!
馬刺しは普通のと炙り。辛みそで食べます
こづゆ
頭からバリバリいける鮎は子持ちでした
ぼけたほうが、しんごろう(おはぎみたい)に荏胡麻味噌を塗ったもの
お料理に地酒1合がついたコースを頼んだのですが、お酒はメニューの中から選べます。
選んだのはこれと
これ
ちゃんと酒器を分けてくれました
この「写楽」が何ともおいしくて、もう1合おかわりしちゃいました。
お料理もおいしいし、民宿なのにお布団の上げ下ろしはしてくれるし、これで一人1万円を切るのはうれしい限りです。お料理は、量も十分だし、なにしろ旅館のお料理にありがちなどうでもいい天ぷらやお刺身が一切ついていないのに、お腹がいっぱいになるのがすごい。徹底して地のもので勝負してくれています。
部屋で飲みなおせるお酒もあったのですが、お腹もパンパンで、結局開けずに寝てしまいました。
つづく。