いたーい！

　金曜日に忙しさのピーク、というかイベントがあって、これが無事終了（無事というより、結果オーライかな……
　ま、今日も午後から出勤ですけれどもね。

わざわざ寒いところで物思いにふけるマーリィちゃん

もう、１歳かあ……（マ）

若い子はいいわねえ（おばはん）

ねえ、ちょっと！

なあに？（マ）

というわけで、猫マスターによる爪切りです

（マ）

やめてよー！（マ）

がぶ！（マ）

いててててて！（猫マ）

何よこんなもの！（マ）

トイレに埋めてやるわ！（マ）

そ、それだけはやめてー！

というわけで、朝から不思議な洗濯物です

　噛まれた猫マスターが出血して、マスクに付いてしまいました。手洗いして干してあります。

　おまけ　

おやつ風景

　最近、おやつ切り込み隊長はレオン君です。レオン君の「シュプレヒコール！」の発声で、みんなわらわらやって来て騒ぐという作戦が取られています。たいてい人間は押し切られます。

タグ：レオン ポン 紋次郎 マーリィ 爪切 猫マスク

タイミングがよかったかな

　大野更紗『シャバはつらいよ』読了。

　大学院１年生という若い身空で二つ物とんでもない免疫系疾患の難病認定を受けた作者。それまではミャンマーでフィールドワークを行う不思議ちゃん系女子大生だったようだが……長い入院生活からシャバ暮らし、そして新しい目標を見つけるまでの道のりが、きわめて明るく書かれていて読みやすい。
　仕事で「どーん」と失敗してきつかった帰り道の電車で読むのにふさわしい、前向きな本。私は手放しに感心したけれど、Amazonのレビューなんか見ると、「自分も難病を抱えている」人からのコメントはけっこう厳しい。

タグ：大野更紗 シャバはつらいよ ノンフィクション 難病

がーん

　今朝、ふと見たら……

昨日咲いていた花がー！

　まあ、まだまだどんどんつぼみは出てくるみたいだから……一つくらい落ちても大丈夫だよな！
　さて、今週いっぱいはどうにもこうにも忙しいおねえさん、今日は昨日ほどじゃないけれど、やっぱり遅くなりました。帰ってみると……

女子に囲まれてデレデレしていた猫マスター

おねえさんには僕がいるじゃないですか！（紋）

ありがとうね

おや、猫マスターは寝ちゃったね

北朝鮮戦、まだ終わってないのにね（マ）

　猫マスターはハーフタイムも待たずに、あくびしながら寝に行ってしまいました。おねえさん、なんか帰ってきたばっかりで寝るのはもったいなくてさ。明日も忙しいんだから、本当は早く寝りゃいいんですが……

今日のレオン君

目力十分

きっと元気になろうね

うん！（レ）

　今年はSARUDOSHI、「病がさる」っていうもんね。

タグ：レオン ポン 紋次郎 マーリィ シクラメン 猫マスター 申年

不気味な本格短編５編

　歌野晶午『家守』読了。

　本格ミステリの短編５本。なんかどれもけっこうじわじわ怖くて、昼間に電車で読んだ時はいいけど、一人で夜なんて読むもんじゃないな、と思った。トリックは、「本当にこれ、できるの？」みたいなのもあるのだが、それもやはり本格の所以かな。

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咲いたぞ！

今朝見たらこんなふうだったつぼみが

夜に帰ったら開いていました

　年越しに成功したミニシクラメン、そーか、やっぱりピンクだったか。小さなつぼみのうちは真っ白だったから、白だったかなーなんて、すっかり忘れていました。
　三連休あけて出勤してみると、すっかり部屋のレイアウトが変わって、朝から山積みの段ボール開梱祭り。本当はちゃんと整理しなくちゃいけないのですが、差し迫ってやることがあるのでぐっちゃぐちゃのまま仕事にかかり、帰宅したのは深夜０時……うう、疲れた。次の土・日も出勤ほぼ決定だし。まあ、三連休はしっかり休んだので（猫マスターは１日出勤しました）、平気だと思うけどね。
　連休最終日は美容院に行って、図書館に行って、その後近所の美味しいパン屋さんに立ち寄って……

名物黄金クリームパン

クリームがとてもおいしいのです

このクリームはにゃんずも大好き

　以前このパンを買ってきたら、レオン君が危うく出来心で泥棒をしそうになりました。そんなわけで、クリームだけちょっぴりみんなになめさせてあげたのですが……

美味しいわねえ（マ）

マーリィちゃん、みんなが食べているのに突っ込んできたらダメじゃない！

だって、いいにおいがするんだもの（マ）

おまけに、ほっぺについているよ

またまた……（マ）

本当についてるってば！

　１歳になってもまだまだ子供だなあ、マーリィは。なりふり構わず突っ込んでくるので、こういうことになるのです。誰かなめてあげてね。

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惜しむべきひと

　井上ひさし『井上ひさし読書眼鏡』読了。

　前半の『読書眼鏡』部分では、井上ひさし本人の気取らない「知の巨人」ぶりにしみじみしてしまうし、そのあとに収録されている『米原万里の全著作』では、一緒に彼女のすばらしさにしみじみしてしまうし、最後の『藤沢さんの日の光』では、藤沢周平にこんな読み方もあったのかとしみじみしてしまう。読むべき本はまだまだ多いし（電車の中で思わず付箋を探すほど）、また、井上ひさしも、米原万里も、藤沢周平も、本当に本当に、惜しむべき人たち、と思ってしまった。

タグ：藤沢周平 井上ひさし 米原万里 井上ひさしの読書眼鏡

解体新書

　ある晴れた日曜日の朝、事件は起こった。

キャー！！！

　一緒に写りこんでいるポンちゃんのしっぽが著しく緊張感をそぎますが……この黒い物体はの正体は何かというと（もうお分かりの方もいらっしゃるでしょうが）……

色は違いますが、原型はこれです

　黒いネズミちゃんが、無残にも皮を剥がれて横たわっていたわけで……

犯人に心当たりは？

……あっしにゃあ関わりのねえことでござんす（紋）

ぼくたちだって……（レ）　知らないわよねえ（ポ）

と、不審な動きをするにゃんこ発見！

しー！（マ）

まだ、誰も……（マ）

気づいていないようね？（マ）

いや、バレバレだから……

　朝からいきなり猟奇的な事件を一件解決したおねえさんでした。

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使用人文学って……

　ロジーナ・ハリソン『おだまり、ローズ：子爵夫人付きメイドの回想』読了。

　CFに「使用人文学の金字塔」と書いてあったように思うけれど、使用人文学って、そんなジャンルが……『アンクルトムの小屋』とか『日の名残り』とか、そういう感じかしら。
　作者はレディ・アスターというなんだかすごい貴婦人付きになって、ほぼ一生をその仕事に捧げた女性。戦前ならいざ知らず、どうも日本人には階級意識やら使用人と雇用者の上下関係やらは理解しにくいけれど、イギリスには（おそらく今も）厳然と残っているのでしょう、それが。しかしまあ、我慢することは山ほどあろうけれど、ある意味雇い主を尊敬し、痛快にやり込めることすらできるこの女性の機智と勇気と性格には脱帽。厚いけれども、これもどんどん読めてしまった。

　金巻とも子『犬・猫の子気持ちで住まいの工夫　ペットケアアドバイザー・一級建築士と考えよう』読了。

　これからリフォームを考えようとする人などにはいいかもしれないし、大掛かりにやらなくても少しずつ試していけるアイディアが満載。イラストが可愛くて、読むだけでも楽しめる。あとは、やるかやらないか、だな。

タグ：実用書 ノンフィクション 犬・猫の気持ちで住まいの工夫 金巻とも子 ロジーナ・ハリソン おだまり、ローズ

これもスパイク・リー？

　スパイク・リー監督『セントアンナの奇跡』を観る。

　見終わって、「え？　これもスパイク・リー？」と思った。アメリカにおける黒人の地位をぐりぐり容赦なく描く監督ではあるけれど、こんな作品も……でも、まあテーマは一貫しているな。イタリアの村人、パルチザン、ナチス、そしてアメリカの黒人兵士たちと、立場は違えど、平等な目で描いているように見える。どの世界でも、いい人もいれば悪い人もいる。始まりの『パイナップルARMY』を思わせるシーンとラストはちょっと唐突ではあるけれど。
　ところで、このくらい戦闘シーンががあれば、猫マスターも寝たりしないで一緒にDVD鑑賞をしてくれることがわかりました。ふうーん。

タグ：スパイク・リー セントアンナの奇跡 パイナップルARMY

マーリィ、1歳

マーリィちゃん、8日で一歳を迎えました

マグロ、食べたの（マ）

　うちでは、まとめ誕生日としてみんな7月に祝う習慣があるので、マーリィちゃんの1歳はごく簡単にお祝いを済ませてしまいました。マグロ、美味しいからまあいいじゃん。先週はとにかく猛烈に忙しくて、金曜日もぐったりだったんだよー
　残ったマグロのお刺身を翌日人間が「漬け」で食べようとたくらんでいたら、朝マーリィに猛抗議されて、結局全部にゃんずのものになりました……

紋次郎もステロイド注射の効果が出て

ふやかしたカリカリを食べられるし

みんなと一緒におやつも食べられました

のびのび過ごしています（お口が痛いときは丸まってばかりいた）

レオン君も

お薬が効いているのか

久々に

きらきらボールを活発に追いかけています

レオン兄ちゃん、すごいね

一緒に遊べてうれしいの（マ）

みんな、食欲旺盛です

　何とか、このままみんなよくなっていってほしいなあと心から祈っています。

土曜日は、こんなのを見に行きました

　会社から安くチケットが手に入ったので、猫マスターと2人で行ってきました。
　本来、吉永小百合は息子役の二宮君から見ると祖母のような年回りでしょうが、全然そんな感じはしなくて……映画ってすごいなと思いました。同じく井上ひさしの原作の映画に『父と暮らせば』というのがあって、こちらは故・原田芳雄と宮沢りえが父と娘を好演したのですが、これとはまた全然別の仕上がりにになっていました。監督も違うしね。本来はどちらも「こまつ座」の芝居が元ですが、『父と……』の方がさらに舞台らしい感じを残した映画だったように思います。今回の『母と……』もよかったのですが、セリフのやり取りに軽妙さは残しつつも、もう少しウエットな作品に仕上がっていたというか……泣いたけどね。ラストの、多くの人たちの歌声に送られるシーンなどは、山田洋次監督のオリジナルな演出なのかしら。良しあしは別として、感動的ではありました。　
　

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