リュックが好き

（マ）

あんた何してんの？（マ）

ぼく、リュックに入るの（ラ）

それ、お兄さんのお稽古リュックよ（マ）

ぼくもお稽古行こうかな（ラ）

きゃ！（マ）

……と見せかけて、攻撃！（ラ）

ぽかすか、ぽかすか

もう！（マ）

へへ、いたずらしちゃった！（ラ）

　木曜日の朝、猫マスターのお稽古バッグの周りでの、ヤングチームの小競り合いでした。
　さて、木曜日はおねえさんもちょっと仕事のピークを抜けて、お稽古へ。いやあ、今日は汗をかいた！　今の稽古場には残念ながらシャワー設備はないのですが……

徒歩3分のところに銭湯があるのです

久々のSプロジェクトは、麻布黒美水温泉竹の湯です

　その名の通り、東京の地下水を汲み上げた黒いお湯。温湯と熱湯がありましたが、40度と43度なので、そう熱くはない。女湯は、半分ぐらい国籍不明の外国人が入っていましたが、みなマナーはできています。けっこう遠慮がち。男湯からもガンガン英語が聞こえてきていて、ああ、港区だねえ、と思いました。
　びっちゃびちゃに汗をかいたので、ひと風呂浴びるのはとても気持ちがよいのですが、いかんせんここのお風呂は狭すぎるなあ……お腹が減っていたせいもあると思いますが、なんとなくくつろげませんでした。

タグ：ライチ マーリィ リュック Sプロジェクト 麻布黒美水温泉竹の湯 格闘技 合気道

四つの短編

　中島京子『冠・婚・葬・祭』読了。

　何かとついて回る冠婚葬祭だが、それらをテーマとした四つの短編。連作短編になっている。じんわりと面白い。お盆って、ほんとうはそういうものなのね。ちゃんとやってなかったし、知らなかったのかもしれないことも多い。「婚」のところは、あー、なんかねー、そうだよねー。今どきって。

　嶽本野ばら『エミリー』読了。

　
　使う単語、文章の書き方など、自分にはないのでその分面白いと思う。ファッションブランド自体が重要な意味を持つような小説なんて、書けないと思うし。

タグ：連作短編 冠・婚・葬・祭 中島京子 嶽本野ばら エミリー 短編集

琵琶湖のおみやげ

(ラ）

ねえ、この子誰？（ラ）

ひこにゃんだよ

ゲストハウスで買ったタオルも

おみやげに買った鮒ずし。これは、チーズだな

名物赤こんにゃくは、牛肉としぐれ煮にしました

琵琶湖のお魚の佃煮

　お土産類を並べてみました。滋賀県もいろいろなものがあるなあ。鮒ずし、好き嫌いはあるでしょうが、酒飲みはだいたい好きそうです。

タグ：鮒ずし ライチ ひこにゃん 佃煮 もろこ こあゆ 赤こんにゃく

青春18きっぷ2018春の陣ー近江八幡、長浜、彦根その3

　女子部屋の二段ベッドの下の段は、なんと二十歳の学生さんでした。千葉出身で、東京の大学に通っているけれども、滋賀に住みたくて、暇さえあれば来てこっちでバイトなんかしているという……滋賀で先生になりたいって。若いっていいなあ。先生なんて、今どきはなかなかきっつい商売じゃないかしら。長浜に行ったときに、なぜだかすごく気に入ってしまったのだそうな。

ゲストハウス無我の宿泊棟。けっこう新しくてきれい

こちらは母屋の建物。年代物です

お散歩がてら朝食を買いに行きました

白いすみれや水仙がきれい

なんかすごい店だな。「スイス」、有名な洋食屋だそうですが

お天気なので、にゃんずにも会いました

ゲストハウスに戻って、コンビニ朝ごはん

なんか、「肉吸い」が美味しかった

ゲストハウス、元はどんなお屋敷だったのかなあ

駅までいったん戻って荷物を置きました。井伊長政像あり

お城が近づくと、ひこにゃん率が上がる？

城に登るのは結構な上り

暖かいけど、桜はまだまだ

　彦根って、けっこう寒い。ゲストハウスのお兄さんも飲み屋で会ったおじさんも言っていましたが、もう少しで福井だから、京都や大阪なんかよりは随分と気温が低く、雪も降るという。

櫓の中にも入れました

天守閣には隠し部屋もあります

鉄砲の穴が切ってあります

というわけでお待ちかねの

いるだけで、かわいい

　前日の飲み屋で、「明日はひこにゃんに会うのが楽しみ！」と言っていたところ、常連さんの一人が、「中の人がさぼってばかりいて、あいつは好かん」なんて言っていました。が、その後お店のおねえさんが、「今はちゃんとプロの人が入っているんですよー」と言ったのですが……ひこにゃん登場直前に、司会の方が、「ひこにゃんはこれから30分間パフォーマンスをします。パフォーマンスと言いましても、ゆるキャラですのでゆるいパフォーマンスとなります。音楽も一切かかりませんので、あまり過剰な期待をなさいませんよう……」なんて言って、実際、その通り。でも、30分やるのも大変だよねえ、きっと。

お堀の鯉はけっこう大きい

その後、彦根城博物館や玄宮園をぐるっと回り、帰路へ

近江牛メンチカツをおやつにいただきました

　猫マスターが夜はすき焼きだ！　というので、三島からちょっとずるして新幹線に乗り、1時間ほどワープしちゃいました。
　これで、今回の旅は終了です。
　新幹線の分とムーンライトながらの指定券をのぞくと、今回の青春18きっぷで走った分はこれだけ。
24日（土）　小田原→近江八幡　　　　6,480円
　　　　　　近江八幡→長浜　　　　　　670円　
　　　　　　長浜→彦根　　　　　　　　240円　　　　　
　　　　　　合計　　　　　　　　　　7,390円
25日（日）　彦根→三島　　　　　　　5,620円

　うんうん、もう1日分残っていますが、かなり使ったぞー！！　さあ、最後の分はどうしようかなあ。

タグ：外猫 近江牛メンチカツ ひこにゃん 彦根城 彦根

青春18きっぷ2018春の陣ー近江八幡、長浜、彦根その2

　近江八幡から長浜は、案外近い。東海道本線で米原まで行って、そこから北陸本線に乗り換えて……30分程度でしょうか。

長浜駅の看板はおしゃれでした

長浜城に入ってみると

とにかくもう、琵琶湖！！

　長浜は小さな町ですが、いくつか見どころもあるというので、5か所入って1000円という割引のパスポートみたいなのを買いました。

ちょっと変わったビルがありました

かの有名な「海洋堂」のミュージアムがあるのです！

このお二人がお出迎え

中は全部撮影自由！

なんかもう、ため息が出るばかり

あ！　用心棒の仲代達也だ！

食玩シリーズってたくさんあったんだなあ

猫マスターの好きなようなやつもあります

このテーマは、面白い！！

本来のミュージアムは今改修中で、別の場所でやっています

　ものすごくたくさん写真を撮りました。とにかくあらゆるものがフィギュアになっている！　なんというか、感動的な場所でした。

　このほか、面白かったのは、曳山博物館。ユネスコ無形文化遺産の長浜曳山まつりの紹介をしています。

このお祭り、山車の上で子供狂言を演じるというのが面白い！

その他、まあ若干箱モノ的なところもありましたが5件回り終えて……

ほお、これは、これは

長浜IPAスペシャル×パイントグラス

長浜エール×スリムグラス

つまみは湖国三点盛り！

　蜆のしぐれ煮、名物赤こんにゃく、鮒ずし。ビールもいいけど、これは本当は日本酒だな。

　ちょいと一服して、長浜から彦根に戻ります。今夜の宿は、彦根駅から徒歩20分ほどの「ゲストハウス無我」。大正時代に建てられたという古民家が母屋ですが、宿泊棟はちょっと新しい。女子二人部屋の2段ベッドの上を使わせてもらいます（1泊2800円）。

寒いってんで、後で湯たんぽを入れてくれました

近くの銭湯「山の湯」を教えてもらって、入りました

　古くからある銭湯で、番台でシャンプー・リンスを買おうと思ったら、番台のおばあさんが「今売るやつがないから、これを使って」と貸してくれました。鍵のついたロッカーを開けたら、なんとすべて私物が置いてある。みんな、鍵なんか使わないんだなあ……と、積み重ねてあった古い竹かごに服を入れました。で、番台の前にあるおかま型ドライヤー椅子に掛けると、番台越しに男湯の脱衣場が結構見える。そういえば、学生時代通った銭湯も、そんな感じだったなあ。番台のおばさんが仕切りを通り抜けるときに、男湯脱衣場のおっさんが丸見えだったり……温まった後は、宿のお兄さんに教えてもらった和食のお店へ。

ここに行くまでの道が真っ暗なんですけどもねえ

お通しからヘルシーでうれしい

一杯目は松の司だったかな

えび豆

タケノコ入り自家製春巻き

二杯目は七本鑓だったかしら

新玉ねぎの丸ごと煮！　これがまたうまかった！

　若々しいおねえさんが一人でやっていらっしゃるお店のようでしたが、とても雰囲気がよくて、常連さんとも楽しくお話ができました。

上りは桜湯を出してくれました。いい香り！

おみやげまでいただいてしまいました。鮒ずしカード？

　で、もうちょっと続きます。

タグ：彦根 長浜 海洋堂ミュージアム 鮒ずし ビール 日本酒 地酒

青春18きっぷ2018春の陣ー近江八幡、長浜、彦根その１

　またも激務の一週間が終了。でも、水曜日は休みだったし、木曜日は遅れて行ったけど中学時代の同窓生が台湾に転勤になる壮行会（という名目の同窓会……）にも出席できたし、ちょっとだけ楽になったかなあ。
　というわけで、でもないけれども、23日（金）は念願のムーンライトながらがとれて、夜からお出かけなのです。

横浜発は23：36

翌朝の大垣到着は5：50

　恒例の大垣ダッシュで米原行きの東海道本線に乗り換えて、近江八幡まで。到着は6：50で、ずいぶんと早い時間ですが……幸いにも駅前にマックがあったので、そこで朝食をとりつつ計画を立てました。

小さな駅です

　その後はバスで、第一目的地に向かいます。まあ、ここも9：30オープンなので、早すぎなのですが。

たねやのラ コリーナ近江八幡へ

藤森照信先生の建物は、やっぱり好きだなあ

入口

誰の手かしら

バームカフェのメニューは、焼き立てふわふわのバームクーヘンとお茶の類のセットだけ

素敵な店内

　何しろ9時半オープンなのに1時間も前に着いちゃったから、バームカフェには一番乗りです。列の一番前は気持ちいいね、どうも。
　おみやげに饅頭とかいろいろ買ってしまった。

死ぬほど写真を撮りました

　夏になるともっと芝の緑が濃くなるのですが、今はまだちょっと黄色いかな。でも、この造形、面白いよなあ。
　しかしまあ、お菓子好きなら、ここでずーっと遊んでいられそうな風情。緑も水もあって、とても気持ちのいい場所でした。

　街中に戻れば、近江八幡には言わずと知れたヴォーリズ建築が満載。

銅像もあるし

メンタームの会社だし

ネコヤナギはもうこんなですが、桜はまだなんだよねえ……

掘割には遊覧船もあります

近江商人なのかしら……

近江牛焼肉丼だというけれど、まあいたって普通

赤こんにゃくと近江麩のほうが特徴的

　近江牛、大枚はたいてステーキでも食べないことには、その良さがわからないのでしょうが……500円のステーキ肉串などもあったのですが、今回はやめときました。

　まだ半日分なのですが、画像多いので次に続けます。

タグ：近江八幡 藤森照信 ラ コリーナ近江八幡 青春18きっぷ ムーンライトながら 東海道本線 ヴォーリズ建築

待ってるの

　寒い春分の日、ようやく雪がやんだところで夕方美容院に行きました。帰り道、近くのお店の前で……

きゃう～（開けてー）

開店待ちかな？

何見てんの？（）

寒いから、早く開けてくれるといいねえ

　まだ入ったことはないけど、猫のいる飲み屋さんらしいんだよね。今度遊びに行きますよ

タグ：三毛猫

まあ、ほっとしたけど

　重松清『ブランケット・キャッツ』読了。

　レンタ猫の話で、猫がひどい目にあったらいやだと身構えて読んだが、そこまでではなかった。ただ、まあ、この話では猫は添え物感があるなあ。重松さんはあんまり猫派じゃないのかしら。

　薬丸岳『天使のナイフ』読了。

　乱歩賞受賞作品というが、なんかその……満場一致で受賞というが、あんまり好きではなかったかな。少年犯罪や少年法がらみの話は、いろいろな意味で釈然としないところがあるからかしら。

　池波正太郎『ル・パスタン』読了。

　いわずと知れた食通の作者だが、食のことだけに限らず、映画や演劇の感想など、いろいろ入っていて面白かった。絵も描くし、達者な人だなあ。それに、贅を尽くしたものばかりを食べているのでもない。にしても、このくらいの時代の人は、おばあさんが御殿女中だったりするわけね……。

　レナ・コバプール、アニタ・フリース『スーツケースの中の少年』読了。

　北欧物は読んでも、デンマークのミステリなんて読んだことはなかったが、けっこう面白い。ただ、貧しき東欧の闇みたいなのが出てきて、悲惨だなあ、とため息。

タグ：ブランケット・キャッツ 重松清 スーツケースの中の少年 レナ・コバプール、アニタ・フリース 薬丸岳 ミステリ デンマーク 天使のナイフ 江戸川乱歩賞 ル・パスタン エッセイ 池波正太郎

寒い春分

　水曜日にお休みは、ほっとするなあ。まあ、まだまだ忙しいのは続いているのですが……まあ、今日は寒いし、美容院ぐらいしか予定がないから、籠城するか。

寒いと、仲良しだね

こんな日は篭猫もいいね

ポンちゃんは、熟睡……

　寒いので、ヒーターをつけたら、みんなうとうと。今日お仕事やお当番出社の人は気の毒ですが……

　おまけ　

ダイオウグソクムシ茶こし。早速会社で活躍しています

100均で買ったチランジア・シーディアナ。花包が出てきた！（よね？）

タグ：ダイオウグソクムシ シーディアナ ポン 紋次郎 チランジア ライチ マーリィ

オレンジ色の

　井上ひさし文・山藤章二画『巷談事典』読了。

　分厚い文庫本。夕刊フジに連載されていた名物コーナーを一冊にまとめたもの。時代的にやっぱり古いなあ、と思う部分もあるけれど、おおむね楽しく読めた。山藤さんの自画像も、若いなー。

タグ：井上ひさし 山藤章二 巷談事典 夕刊フジ