常磐線がつながって 再びの相馬野馬追旅 -その2- [旅行]
翌朝は、仙台駅から常磐線に乗車。去年の7月、震災でやられていた常磐線の小高→原ノ町間がつながりました。前に行ったときは郡山からバスだったので、南相馬はとても遠かったのですが、つながってしまえば、仙台発が8:13、原ノ町到着が9:36。鈍行とはいえ、速いものです。
楢葉在住の弟と、ここで合流。仙台の100円ショップで買った敷物を広げて、祭場地を見下ろす観客席に座ります。
蹄の音も高らかに、水煙をあげての全力疾走です。かっこいいなあ
今回は、直前までの大雨のせいでかなりの重馬場。前に見たときは、少年少女の騎馬武者もいたのですが、今回は危ないと思ったのか、大人のベテラン(?)ばかり。まあ、実際落馬も多かったので、危険だったんだろうな。
甲冑競馬の次は、ご神旗争奪戦です。
というか、地面に落ちたご神旗を拾うために馬から武者が飛び降りたときに、馬が勝手にどこかに走って行ってしまうことが多かったのかな。
そのあとは、弟に車でいわき駅まで送ってもらって、特急ひたちに乗って帰りました。
時折日が出るとかあっと暑くなりましたが、台風の影響がまだ残って、何度も突然雨が降ったりやんだり。その分涼しくて、けっこうよかったりして。炎天下よりずっとましかも。
やっぱりこのお祭り、勇壮でいいなあ。初めて行った弟も猫マスターも、楽しんだようです。また見たいな。
駅自体は小さな駅ですが
お行列の通る道には、こんな水飲み場を設置
お行列と一緒に雲雀が原の競馬祭場地に向かいます
武者行列が続々と祭場地に到着
楢葉在住の弟と、ここで合流。仙台の100円ショップで買った敷物を広げて、祭場地を見下ろす観客席に座ります。
開会式の後はこんな踊りがあって
いよいよ甲冑競馬が始まります。これは馬だまり
呼吸を合わせて、スタート!!
先祖伝来の旗指物を立てての競馬は、大迫力!
蹄の音も高らかに、水煙をあげての全力疾走です。かっこいいなあ
今回は、直前までの大雨のせいでかなりの重馬場。前に見たときは、少年少女の騎馬武者もいたのですが、今回は危ないと思ったのか、大人のベテラン(?)ばかり。まあ、実際落馬も多かったので、危険だったんだろうな。
甲冑競馬の次は、ご神旗争奪戦です。
打ち上げられたご神旗が
空から降ってくるのを
下で待ち受ける騎馬が争奪戦を繰り広げます。落馬もけっこう多かったみたい……
というか、地面に落ちたご神旗を拾うために馬から武者が飛び降りたときに、馬が勝手にどこかに走って行ってしまうことが多かったのかな。
そのあとは、弟に車でいわき駅まで送ってもらって、特急ひたちに乗って帰りました。
時折日が出るとかあっと暑くなりましたが、台風の影響がまだ残って、何度も突然雨が降ったりやんだり。その分涼しくて、けっこうよかったりして。炎天下よりずっとましかも。
やっぱりこのお祭り、勇壮でいいなあ。初めて行った弟も猫マスターも、楽しんだようです。また見たいな。
まずは帰省から 再びの相馬野馬追旅 -その1- [旅行]
7月の最終週は、南相馬で相馬野馬追が行われます。今年は猫マスターも連れて、さらに福島にいる弟とも一緒に見ようということで計画しました。祭りは28日(土)・29日(日)・30日(月)ですが、メインは2日目の29日。前日の28日(土)は昼頃から仙台に向かい、母を見舞いました。
昔はこんなに早くから七夕ひけらかしていなかったように思うけど。
いつもの通り、お見舞いが終わった後は、ついでに何か見に行くわけですが……
あと、会場がちょっと狭すぎ。けっこう混んでたし。
その後実家で荷物を下ろし、お夕飯に出かけます。今日は、仙台の居酒屋伝説の名店・文化横丁の「源氏」を目指しました!
このお店、ビールが1,000円、日本酒が900円~1,000円なのですが、すべてにお通しが着くというシステムで、一杯め(我々はビール)には、おしんことこの日は鶏手羽元の煮もの(大根付き)、二杯目には冷ややっこ(木綿のしっかりしたやつでおいしかった!)、三杯目はお刺身でした。なので、うかつにいろいろ注文するとおなか一杯になってしまうという……
美味しくて涼しくて、なんとも年季の入ったカウンターでいただく日本酒は格別でした。いやあ、入れてよかった! ただ、土曜日の晩のせいなのか、お客さんたちの話し言葉が美しすぎる……つまり、みんな常連の地元の人じゃないんじゃない? 観光客あるいは仙台駐在員では? というのが私の予測です。妙齢の女性が一人で来ていたりもして、よくわからないのですが……。文化横丁、ここも再開発しないでほしい飲み屋街です。
二軒目は近くのいろは横丁のホルモン焼き屋に入り、こちらも写真は撮らなかったものの、コスパがよくて満足でした。ただし、勘定をお願いした後にイタリア語しかできないイタリア人観光客のカップルが入ってきて混乱していましたが……(どうせ言葉が通じねえ奴はほっといて、こっちの勘定済ますのが先なんだよ!)。言葉がわからなければ、人が食っているもんを指させばいいだけの話なんだから。
翌日の電車も割合早いので、おとなしく帰宅して、就寝です。
行きのお弁当は珍しくこんなの買ったりして
仙台駅到着。まだ七夕じゃないじゃん
昔はこんなに早くから七夕ひけらかしていなかったように思うけど。
いつもの通り、お見舞いが終わった後は、ついでに何か見に行くわけですが……
今回はこれです(パルコの水着じゃないよ)
もちろん、「もうどく展」です
ヒョウモンダコはいたけど、ヤドクガエル系がいなくてちょっと不満
あと、会場がちょっと狭すぎ。けっこう混んでたし。
その後実家で荷物を下ろし、お夕飯に出かけます。今日は、仙台の居酒屋伝説の名店・文化横丁の「源氏」を目指しました!
ちょっとわかりづらいところにある
ちょうどふたり、入れました!!
これは、ビールについているお通し
このお店、ビールが1,000円、日本酒が900円~1,000円なのですが、すべてにお通しが着くというシステムで、一杯め(我々はビール)には、おしんことこの日は鶏手羽元の煮もの(大根付き)、二杯目には冷ややっこ(木綿のしっかりしたやつでおいしかった!)、三杯目はお刺身でした。なので、うかつにいろいろ注文するとおなか一杯になってしまうという……
国盛のにごり
三杯目のお通しのお刺身
ひもの三種盛り(こまい、鮭とば、イカ(ワタ付き))、ほや酢
美味しくて涼しくて、なんとも年季の入ったカウンターでいただく日本酒は格別でした。いやあ、入れてよかった! ただ、土曜日の晩のせいなのか、お客さんたちの話し言葉が美しすぎる……つまり、みんな常連の地元の人じゃないんじゃない? 観光客あるいは仙台駐在員では? というのが私の予測です。妙齢の女性が一人で来ていたりもして、よくわからないのですが……。文化横丁、ここも再開発しないでほしい飲み屋街です。
二軒目は近くのいろは横丁のホルモン焼き屋に入り、こちらも写真は撮らなかったものの、コスパがよくて満足でした。ただし、勘定をお願いした後にイタリア語しかできないイタリア人観光客のカップルが入ってきて混乱していましたが……(どうせ言葉が通じねえ奴はほっといて、こっちの勘定済ますのが先なんだよ!)。言葉がわからなければ、人が食っているもんを指させばいいだけの話なんだから。
翌日の電車も割合早いので、おとなしく帰宅して、就寝です。
面白く読んだ短編 [本]
伊坂幸太郎『ジャイロスコープ』読了。
バラバラかと思いきや、これは連作短編なんだな。「一人では無理がある」が一番よかったかしら。個人的には。
森下典子『日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』読了。
確かにこういうのを読むと、お茶が総合芸術というのがよくわかるのだけれど、たぶん今からやってもわかるところまで行けそうにない気がする。何より金がかかりそうだし。もう、挫折。
バラバラかと思いきや、これは連作短編なんだな。「一人では無理がある」が一番よかったかしら。個人的には。
森下典子『日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』読了。
確かにこういうのを読むと、お茶が総合芸術というのがよくわかるのだけれど、たぶん今からやってもわかるところまで行けそうにない気がする。何より金がかかりそうだし。もう、挫折。
オレンジ色の…… [猫]
ゴーヤが実り、朝顔が咲いて
夏ですねえ(ラ)
ライチ君はまた、そんなところに登って
ところで、さっきは怖かったのかな?
何のことでしょうか(ラ)
うかうかして収穫し忘れていたら、すっかり熟してオレンジ色になってしまったゴーヤがあったのですが……
え……(ラ)
むう……(ラ)
ちょ……ちょい!(ラ)
……オレンジ……怪獣……(後ずさり)(ラ)
どきどき(ラ)
え、えい!(ラ)
と、見せかけて、のびー!!(ラ)
ライちゃん、小さい時にも緑色のゴーヤに腰が引けていたことはありましたが、ちょっとは大人になったかな(伸びでごまかせる分だけ)。相変わらずちょっと怖そうですが。
買っちゃいたいな [本]
斉藤洋『ルドルフとイッパイアッテナ』読了。
なんというか、涙が出るし笑っちゃうし……この後の続きが奇異なって仕方がない。でも、まずビデオ見るか。猫にも友情もあり、過去もある。
東直己『猫は忘れない』読了。
なんとなく既視感はあったが、探偵シリーズだからかしら。この猫、探偵さんのお家でこのまま暮らすことになるのかな。あまり後味の良くない終わり方だけれども。
佐野洋子『クク氏の幸福、キキ夫人の結婚』読了。
大人の絵本。人生こういうこと抜きには語れない内容だと思うけれど、性はあってもあんまり愛を感じられないのは、わざとそういう風に書いているからなのかな。
なんというか、涙が出るし笑っちゃうし……この後の続きが奇異なって仕方がない。でも、まずビデオ見るか。猫にも友情もあり、過去もある。
東直己『猫は忘れない』読了。
なんとなく既視感はあったが、探偵シリーズだからかしら。この猫、探偵さんのお家でこのまま暮らすことになるのかな。あまり後味の良くない終わり方だけれども。
佐野洋子『クク氏の幸福、キキ夫人の結婚』読了。
大人の絵本。人生こういうこと抜きには語れない内容だと思うけれど、性はあってもあんまり愛を感じられないのは、わざとそういう風に書いているからなのかな。
真似はできないけれど [現場]
ここのところ耳だ肩だ首だと、いろいろガタの来ている姉ですが、弟は先週末ビューンと倉敷市真備町までボランティアに行ってきたらしい。福島から仙台まで車で行って、そこからpeachで関空へ。そこから倉敷VCまではけっこう時間もかかったようですが……
弟のメールによると、20分ごとに休憩をとって、14時には作業を終了するというのですが、それでも熱中症になりかけるような灼熱の世界だという……しかも、住宅1戸にボラ4人で、なかなか作業は思うようには進まないようです。
3.11から7年で、その後いろいろと災害対策・復旧活動のための技術は進んだのかもしれないけれども、やはりどうしても人力が必要な場所もあります。あの時私も企業ボランティアチームに入って5月頃に岩手で作業をしたけれど、完全防備とはいえ灼熱の暑さで死にそうな目に遭うことはなかったもんなあ。今回は、暑さが本当に敵なんだなあ。
私は今の状況では具体的に力を出して手伝うことはできないけれど……できることを考えたいと思います。
各地から駆け付けたボランティア
しかし、灼熱……
弟のメールによると、20分ごとに休憩をとって、14時には作業を終了するというのですが、それでも熱中症になりかけるような灼熱の世界だという……しかも、住宅1戸にボラ4人で、なかなか作業は思うようには進まないようです。
3.11から7年で、その後いろいろと災害対策・復旧活動のための技術は進んだのかもしれないけれども、やはりどうしても人力が必要な場所もあります。あの時私も企業ボランティアチームに入って5月頃に岩手で作業をしたけれど、完全防備とはいえ灼熱の暑さで死にそうな目に遭うことはなかったもんなあ。今回は、暑さが本当に敵なんだなあ。
私は今の状況では具体的に力を出して手伝うことはできないけれど……できることを考えたいと思います。
時代? 国? 宗教? [本]
フィリップ・ロス『さようならコロンバス』読了。
先ごろ亡くなったフィリップ・ロスを読んでみるという物故作家企画。だが、時代が古すぎるのか、アメリカだからなのか、ユダヤ教徒の身分違いの恋愛というシチュエーションがわからないのか……(避妊具もなんだかなあ、だし)もう一つ感情移入できずに、終了。
岸本葉子『江戸の人になってみる』読了。
エッセイストである作者、大変毛並みもよいし、独身だが写真を見たらとてもきれいな人で、湘南高校から東大と、教養もばっちり……だが、本にはあんまり乗り切れなかった。特に前半はもうひとつ。だが、後半の江戸庶民の暮らしを描いた部分になるとがぜん面白くなる。というか、興味が出てくる。
先ごろ亡くなったフィリップ・ロスを読んでみるという物故作家企画。だが、時代が古すぎるのか、アメリカだからなのか、ユダヤ教徒の身分違いの恋愛というシチュエーションがわからないのか……(避妊具もなんだかなあ、だし)もう一つ感情移入できずに、終了。
岸本葉子『江戸の人になってみる』読了。
エッセイストである作者、大変毛並みもよいし、独身だが写真を見たらとてもきれいな人で、湘南高校から東大と、教養もばっちり……だが、本にはあんまり乗り切れなかった。特に前半はもうひとつ。だが、後半の江戸庶民の暮らしを描いた部分になるとがぜん面白くなる。というか、興味が出てくる。
新横浜で [イベント]
猫マスターが夏企画を見つけてきてくれました。新横浜プリンスの42Fにあるトップ オブ ヨコハマバーラウンジのナイトアフタヌーンティー。新横浜プリンスは、うちからバスで行けば、けっこう便利。とはいえ、案外時間はかかったのですが……
お茶関係もありますが、うれしいことにアルコールも3時間飲み放題。6時から始めて、デザートが出るころには……
と、まあつかの間我々は涼をとってまいりましたが。
席から横浜方面を望む
いい景色です
メインはこれ
乾杯はスパークリングワイン
お茶関係もありますが、うれしいことにアルコールも3時間飲み放題。6時から始めて、デザートが出るころには……
外はこんなふうに
と、まあつかの間我々は涼をとってまいりましたが。
家では紋次郎も……
これ、なかなかいいですね(紋)
紋次郎もひんやりベッドをひそかに使ってくれていました
セミ記念日、じゃなくて [猫]
う……
やはり!
あら(マ)
ガイシャはアブラゼミ……と(マ)
この羽、鑑識に回しといて!(マ)
刑事なんだか犯人(猫)なんだか……
というようなことはまあいいのですが、金曜日の晩は……
わーい、わーい()
はやく、はやくー(マ)
むしゃむしゃ、むしゃむしゃ()
マグロ、サイコー!!(ポ)
人間は金曜日なのに水曜日のネコを飲んだりして
今日は、毎年恒例のにゃんずの合同誕生日なのです。本当のところは、マーリィは1月18日生まれ、ライチは3月末頃の生まれというのはわかっているのですが、紋次郎とポンちゃんはわかりません。ので、故・福ちゃんと紋次郎がうちの子になった7月の今頃、毎年合同誕生日と称して簡単なお祝いを開催しているというわけです。