青春18きっぷ2017夏の陣-三島でラスト

　さて、今年の青春18きっぷ夏の陣は、わりあいと早く終了です。三連休の真ん中の土曜日、猫マスターと一緒に三島に行ったのです。本当は、金曜日に行っちゃおうと思ったんだけど、天気が悪かったので一日順延。

来週末はお祭りがあるようです

見たかったのは、これです

前に佐野美術館に来たのは、岩合さんの展覧会だったな

ここは、写真撮ってもいいやつ

　絵本『てつぞうはね』とか『ねこまみれ帳』で知られるミロコマチコさんの個展です。会社で仕事上ネット検索していた時に、偶然見つけたんだよねー。
　絵本の原画もあったし、それ以外の作品もたくさんあったし、すごくよかった！　

もちろん図録も買ったんですが

　なんというか、あのキャンバス一杯に描かれた絵の迫力は、とてもとても図録では伝わるものではないな、と思いました。
　

佐野美術館は、無料で入れる庭園も素晴らしい！

向かい側にはきれいな水の中で咲くバイカモも見られます

　三島は、本当に湧水が至る所を流れていて、とても爽やかです。

うなぎが美味しいのもこの水のせいかな

時々研修で三島を訪れる弟に美味しいお店を聞いたりして

　そのあとは、楽寿園へ。入場料300円ですが、なかなかににぎわっていました。75,000平米もある広大な敷地は、小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営されたというところですが、今はふれあい動物園なんかもあって、市民の憩いの場になっているようです。

マーラ

ミニブタ

ミニチュアホース

SLもある

テッポウユリが花盛り

静岡麦酒なんか飲んでから、移動して

熱海で途中下車

駅から徒歩2分の穴場

500円で入れる日帰り温泉です

　ここでひとっ風呂浴びて帰りました。気持ちよかったー。

さて、これで2017年夏の陣は終了です

　今回は、

　　横浜⇒三島　1,660円
　　三島⇒熱海　　320円
　　熱海⇒横浜　1,317円
　で、合計　3,297円（×2人）でした。ので、たいしたことないけど、ちゃんと黒字(3,297円ー2,370円＝927円）。
　今日は偶然、テレ東のアド街ック天国で三島をやっていて、びっくり。来週お祭りだからかな。
　雨に遭うこともなくて、ラッキーでした。途中ちょっと気温が上がったけど、本当に暑い日で、汗だらだらというほどでもなかったし。今回は、湧水でバシャバシャ遊ぶことはなかったけど、次に行ったときはまた遊びたいなあ。

タグ：佐野美術館 三島 ミロコマチコ 日帰り温泉 うなぎ 熱海

ちょっと毛色が違うな

　池井戸潤『金融探偵』読了。

　これもまた連作短編。銀行の破たんで無職になった元銀行員が主人公で、すべてがミステリ仕立て。だが、なんとなく消化不良な感じがしてしまう。謎解き後のところを極端に端折っているからかなあ。そのせいか、いつもの面白さがあまり出てこない気がする。チャレンジな感じはするけれども。

タグ：ミステリ 連作短編 池井戸潤 金融探偵

お稽古リュック

　木曜日は、猫マスターはお稽古です。会社からそのまま行くので、朝お稽古リュックを持っていくのですが……

へー（マ）　ふーん（ラ）

道着でパンパンね（マ）　ぼくは入れないや（ラ）

つまんない（マ）　ねえ（ラ）

ううーむ（ラ）

入れたら連れてってくれる？（ラ）

それは、ちょっと無理じゃないかな

家にいた方がいいことあるわよ（マ）

そうそう、帰りは汗臭くなるし（紋）

こちらはおねえさんのお夕飯

　8時くらいにスーパーに行ったら、お刺身やお惣菜が安くなっていたので、にゃんずもマグロにありつけました。おねえさんは、薬研（鳥軟骨）の塩炒め（右側手前のやつ）が美味しかったな。

　おまけ　

やっぱりこの真ん中の丸いのは貯水葉かな。大きくなってきました。いいぞ！

朝顔、白い方しか咲かないのかと思ったら

「柿渋色」の方のもようやく花をつけました

　どちらも和の色あいでとてもきれいです。　

タグ：紋次郎 マグロ やげん ポン マーリィ ライチ 道着 合気道 リュック

ドラマの有無

　佐伯一麦『遠き山に日は落ちて』読了。

　いつ盛り上がるのかなあ、いつ山が来るのかなあと思ったが、来なかった。仙台の作家さんで、舞台も蔵王近辺らしいので、訛や地名がほぼわかるという地元ノリがなければ、全然面白くはないのでした。こういう淡々とした私小説が好きな人もいるのかもしれないが。

　朝比奈あすか『天使はここに』読了。

　こちらは、ファミレスを舞台として、比較的感情の起伏が少ない主人公を中心とした人間模様に、けっこう山あり谷ありのドラマがあって面白かった。仕事をするうえで必要なintegrityについて、考えさせられるところもあったし。

タグ：仙台 遠き山に日は落ちて 佐伯一麦 天使はここに 朝比奈あすか

どぶろく

ふーん（ラ）　どうしたの？（ポ）

おねえさんたちばっかり、ミルク飲んでる！（ラ）

子供だなー。ミルクじゃないよ（紋）

さすが紋次郎、その通り！

これは……

どぶろくというものです

　先日、只見から送ったお酒のうち一本です。酒屋では、「ここをもうちょっと先に行ったところの、”泉太さん”って人が作っていますよ」と教えてもらいました。只見のお米を使ったお酒。濃厚でとても美味しかったです。

純米大吟醸もあります。国権の「てふ」。ラベルがかわいい

　こちらは、私が只見の宿で食後に飲もうと思って買ったのを、残して持って帰ってきたもの。ふわりとした口当たりで美味しいところへ、只見で買ってきた蕗味噌と塩うに（平戸市のふるさと納税返礼品）を合わせたら、何とも乙でした。

酔っ払い……（マ）

すみません。だって、美味しいんだよ

　大丈夫、飲んだのは日曜だし……いい酒は、二日酔いにならないのです。

　おまけ　

コウモリランの別の種類を買ってしまった

こちらはヘゴ板も一緒に買って、やはり板付きに仕立ててみました

　こちらは、大きな葉っぱの出るプラティケリウム・グランデという東南アジア種。大きな貯水葉がありますが、どうもある程度の大きさになるまで胞子葉が出ないとか……大丈夫なのか、自分。
　最初に買ったやつは、ごく普通の花屋さんにあったので、ビフルカツムというオーストラリア種じゃないかと思います。乾燥にも強く、育てやすい種類であるらしい。対するグランデは、栽培難易度的にどうなのか……「森の王冠」といわれる大型の葉っぱに引かれて、安いと思った苗を通販で買ったのですが……枯らさないようにがんばろう。また、微妙な趣味に手を出すおねえさんでした。

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どうしても泣ける内容

　重松清『その日のまえに』読了。

　身近な人たちの死を見つめた連作短編。どうしたって、泣くよなあ、こういう内容じゃ。特に最初のやつが、小学生の時に小児がんで一人死んでいった友達を思わせて……この歳になると、親の悲しみがよく伝わってくるような。

タグ：連作短編 重松清 その日のまえに

成長してる？

　7月18日にブログに登場したコウモリラン。板に着生させるには1年ほどもかかるといいますが……

まだ半月くらいしかたたないからなあ

胞子葉の新しいのはけっこういくつも育ってきているように思うのですが

これ、貯水葉だといいなあ……

　何しろ貯水葉がちゃんと育ってくれないとコウモリランらしくならないので、早く出てきてくれないかなあ。

　おまけ　

パンチの瞬間は撮れませんでしたが……

　この紫色の小さい袋は、おねえさんのリュックの防水カバーです。旅から帰ってきて、丸めて収納していたら、ライチ君にパンチングボールにされて打ち落とされてしまいました。

タグ：リュックカバー 貯水葉 胞子葉 コウモリラン

二匹の猫

　西加奈子『しずく』読了。

　短編集。きゅんとくる話が多かったが（こう書いちゃうと表現なんだか安っぽいな）、中でも、仲の良かった二匹の猫が、恋人たちの別れとともに離れ離れになる話が泣けてしまった。決してウェットな書きぶりではないのに。

タグ：短編集 西加奈子 しずく

いろいろ、工夫

　今日は、猫マスターのお家の法事があり、横須賀に行ってきました。

あら、いらっしゃい（ハ）

　ハナちゃん、涼しいところにいたね。残念ながら、びっくりして行ってしまったので、なでなではさせてもらえませんでしたが。
　さて、次はうちのにゃんこ。

（ラ）

　

むぐー（ラ）

くすくすくすくす（ラ）

もしかして、ラリってる？（紋）

　ライチ君が楽しんでいるのは、おねえさんが只見から買ってきたマタタビの籠です。マーリィと一緒にさんざん遊んで、編んだ籠が壊れてきてしまったので、猫マスターが古い靴下にくるんでくれたのです。おねえさんとしては、どのくらい破壊されるのかちょっと見たくもあったのですが……これで、中身がこぼれたりしないで済むようになりました。ライチ君もご機嫌だし、まあいいか。

　おまけ　

冷や汁（猫マスター作）

　先日、「ケンミンショー」で見て、食べてみたくなって材料を買っておいた冷や汁ですが、おねえさんが面倒がっていたら、猫マスターが作ってくれました。白ゴマじゃなくて黒ゴマを使ったのがオリジナリティか。おねえさんはサバ缶を使った簡単版を考えていたのですが、家にたまたまサバ缶がなく（そういえば、前に一人でつまみにして食ってしまったような）……取ってあった「へしこ」を使いました。そうだよねー、これもサバだ。本場のはいりこを擦って作るのだとは思いますが、これはこれで大変おいしいのでした。

タグ：ハナちゃん 横須賀 紋次郎 ライチ 冷や汁 マタタビ籠

悔しい限り

　林家正蔵『四時から飲み』読了。

　こぶ平のくせにといまだに思ってしまったりするが、江戸っ子で落語家のせがれでは、どうにも太刀打ちができない。単にグルメレポートになっていないのは、そのあたりのアドバンテージのせいかもしれない。でも、なんとなく悔しいから、この店に行きたいとは思わなかったりして。

タグ：林家正蔵 四時から飲み