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延ばした旅 -瀬戸内国際芸術祭2019を訪ねて その4- [旅行]

 さて、男木島から女木島にフェリー[船]で移動。これもまた、あんまりのんびりしていると積み残されるというので、堤防のわきにいち早く[ダッシュ(走り出すさま)]並びます。列はあっという間に長く伸びました。全員乗れたのかなあ。

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女木島は鬼ヶ島のモデルだといいますが

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モアイもいました。やっぱりチリのプレゼント?[プレゼント]


 ここでも電動アシスト付自転車を借りたのですが……ここでのリミットは2時間程度しかありません。しかも、到着したのは15時30分頃だというのに、作品が閉まるのは16時半って……。

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急いで最初の作品へ。遠めのやつ

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見ての通り、結構な高台にあります


 この杉浦康益《段々の風》を見て、そこから港の周辺にひき返せばよかったのですが……かえすがえすも悔やまれる[もうやだ~(悲しい顔)]のですが、電動アシスト[雷]のパワーを頼みに、鬼の洞窟のところまで登って[右斜め上]しまったのです。結構な時間[時計]をかけて……で、行ってみるとまた洞窟の中を歩く[くつ]のに30分かかるというので、泣く泣く引き返し、ががーっと下りました[遊園地]
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結局、君らに会えただけ……[あせあせ(飛び散る汗)]


 下界に降りても、また作品鑑賞を妨げるものたちが!!

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うわー[黒ハート]

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うわー、うわー[黒ハート]

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ひゃー[ハートたち(複数ハート)]

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きゃわいいいい[揺れるハート]


 と、またとんでもないタイムロス![時計] あーあ。あとは夏休みの子供のスタンプラリー[ダッシュ(走り出すさま)]状態でした。間に合わなかったのもあるけど……[もうやだ~(悲しい顔)]

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一つの建物[ビル]の中にたくさん作品が集中していました

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平尾成志×瀬ト内工芸ズ《BONSAI deepening roots》

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屋外の作品は見られましたが

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この辺はすでに閉まっていて、見られず

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しょうがにゃいね([猫]

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臨時便のフェリーが来て

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[手(パー)]さらば、女木島


 高松に戻っても、21:26発のサンライズ瀬戸[電車]までにはかなり時間[時計]があります。まずは、小腹がすいたので、うどん県だからやっぱりうどんかなあと思い……

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ほぼ駅うどんの「連絡船うどん」で

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とり天うどんをいただきました


 うどんも美味しかったですが、このとり天、でかすぎるでしょう![目] また腹いっぱいになってしまい、仕方がないので高松港近辺を歩き回ります。[くつ]
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なんか地元ミュージシャンの野外ライブをやっていたので、ここで少し時間つぶし

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それでもまだ時間はあるので……

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まあ、飲むか。香川のお酒、「勇心」

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オリーブハマチの塩たたき。これ、すごくおいしかった!

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牛筋煮込み


 お刺身を食べるときっとまた甘いお醤油だろうなあと思ったので、塩たたきを頼んでみたら、これが大当たり[手(チョキ)]。煮込みのほうはやはり甘めの味付けでしたが、からしがアクセントになって、これはありです[るんるん]

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これは小豆島のお酒らしい。「うとうと。」って名前がかわいい

 なんて飲んでいるうちにようやく夜[夜]も更けてきて、駅へ。安くて美味しくて駅に近くて、言うことないお店[家]でした。[わーい(嬉しい顔)]

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そしてとうとうあこがれのサンライズ瀬戸乗車です!

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まー、個室寝台じゃなくてノビノビ座席ではありますが

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へへ、日本の寝台車は初めてだぜ[わーい(嬉しい顔)]

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祝杯![ビール]


 すごくよく寝て、あっという間に横浜着。短すぎるよー[もうやだ~(悲しい顔)]。でも、日本ってそんなに広くないもんねえ。
 というわけで、瀬戸内の旅は終了です。島めぐり、面白かったなあ。またほかの島々も行ってみたいです。


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延ばした旅 -瀬戸内国際芸術祭2019を訪ねて その3- [旅行]

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男木島に着くと、すぐにジャウメ・プレンサの建物が目に入ります

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TEAM男気《タコツボル》

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中には、こんなタコが!

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お昼近かったので、港の小さな店でサザエ飯とビール[ビール]


 一人静かに食べていたら、関西弁おばさま軍団にいつしか取り囲まれ、あまりの騒音に、飯をかっ込み、ビールをぐっと飲みほして避難。[ダッシュ(走り出すさま)]「悪かったねえ、うるさくしてねえ」って、一応悪いという気持ちはあるのか……じゃあ、許す。っていうか、多勢に無勢すぎました。

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男木島は、猫[猫]島としてもけっこう有名なんだよね[黒ハート]

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島の家は山肌にへばりつくように建っています

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グレゴール・シュナイダーの作品って、これかな?

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ここでは、空き家になった古民家に作品があります。林天苗《自転と公転》

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栗真由美《記憶のボトル》。これは見入ってしまった

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漆の家プロジェクト《漆の家》

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この向きで正しいのです。大岩オスカール《部屋の中の部屋》

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《オンバプロジェクト》。このカート、オンバっていうんだ

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高橋治希《SEA VINEー波打ち際にてー》。繊細できれいでした


 古民家[家]はみなあまり大きくはないので、人数制限をして入れるものがけっこうあります。どれも面白かったり怖かったりきれい[ぴかぴか(新しい)]だったり……何らかの面白さがある(個人の感想です)。
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そんな中で大きいのは、山口啓介《歩く方舟》。どこに行くんだ~

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砂浜近くには、やっぱり猫[猫][猫][猫]

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あ! 島マーリィ

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ふわふわ[ぴかぴか(新しい)]だねえ


 男木島には11:45-15:00と、3時間15分[時計]滞在しました。この島はあまりに道が入り組んでいて、レンタサイクルもありません。すべてが斜面といっても過言ではない道なので、歩き回るのは[くつ]かなり疲れます。[あせあせ(飛び散る汗)]
 ここから最後の移動で、女木島行きのフェリー[船]に乗るのですが、その前に……

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これは作品ではないのですが

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こんな風にしているおうちがありました。なんかかわいい[黒ハート]


 つづく。


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かわいくてしようがない [本]

 工藤ノリコ『ふねのたび ペンギンきょうだい』読了。

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 かわいさ炸裂! 野良猫シリーズはもとより、このペンギンもすごい。へー、この子たちのおじさんのおうちではにゃんこ飼ってるんだ。

 青羽悠『星に願いを、そして手を。』読了。

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 やっぱりすばるの新人賞はすごいなあ、とまた関心。それにしたって、16歳でこんなの書いちゃうんだなあ。若干支店の変化が目まぐるしいけれども、最終的には圧巻の力量で読まされてしまう。
 

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延ばした旅 -瀬戸内国際芸術祭2019を訪ねて その2- [旅行]

 翌日は、リュック[ふくろ]を高松駅に預け、フェリー[船]でまず大島へ。
 ハンセン病回復者の国立療養施設がある大島に行く船[船]は、切符代はいりません。そう大きな船[船]ではなく、私は何とか並んで乗り込めましたが、席はなし。たかだか30分程度[時計]の航路ではありますが……。
 あまりにも観光客が多すぎて、月に一度の礼拝のためにやってくる係の人(?)が船に乗り込めなかったらしく、あとからヘリで来られたようです。

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航路が表示されるモニター


 気候のせいもありますが、とても静かで穏やかな感じの島です。療養所のエリアには、一般観光客は立ち入ることができません。全島禁煙です。

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宗教地区というのがありました

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教会もあり、お寺のようなのもありました

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鴻池朋子さんの《リングワンデルング》は、島の北端全体が作品

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細い山道を行くので、一応入山証を渡されます

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山道に、こんな感じの立て札があって、怖い

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こんな骨を思わせるものがあったりするのも怖い

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時折見える絶景。海は青い

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療養所「青松園」のある方向。新旧の建物が見える

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古い居住者の宿舎を利用して、作品が作られていました

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あの『しばてん』の田島征三先生の作品は、怖い

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泣く人魚や

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「どうして私を捨てたの?」と各国語で叫ぶ浮遊ゴミ

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ここは共同浴場のようです

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カフェでいただいたチーズケーキ(甘夏ママレード添え)とコーヒー[喫茶店]は美味しかった


 重いテーマを扱った激しい作品が多かったので、お茶[喫茶店]とお菓子でほっと一息つけました。

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大島⇒男木島は臨時便です

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ちゃんと席はあったので、つり革不要


 男木島まではわずか15分[時計]ほど。高速艇[船]らしく、気持ちよく飛ばしていきます。[ダッシュ(走り出すさま)]

 大島の滞在時間は2時間程度[時計]でしたが、やっぱり行ってよかったな。
 次の島々に続きます。


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意外な終わり方2編 [本]

 乙川優一郎『さざなみ情話』読了。

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 途中までどうにもこうにも悲劇的で、重くて救いがなかったけれども、最後にさわやかな後味。へー、と驚いた。

 中島京子『ハブテトル ハブテトラン』読了。

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 さすがに児童文学を書かせても大したものと思ったが、これもまた最後が意外。うーん、
そうくるか。でも、現実的にはこちらの方がありそうな話かな。
 

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延ばした旅 -瀬戸内国際芸術祭2019を訪ねて その1- [旅行]

 五十肩悪化[どんっ(衝撃)]のために当初の予定よりも一週間遅れになりましたが、25日(金)の夜[夜]から瀬戸内に行きました。横浜駅東口のスカイビル[ビル]のペデに集合し、22:00発の深夜バス[バス]に乗りました。久々のゆったり3列シートのトイレ[トイレ]付。ぐうぐう[眠い(睡眠)]寝ていると、翌朝6時半に岡山駅に到着です。

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岡山から快速マリンライナー⇒宇野線と乗り継いで

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宇野駅。これもまた作品

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ここからフェリーで直島に向かいますが

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宇野港周辺にもいくつか作品があります

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マンホールは違いますが

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8時22分発のフェリーです。20分もかからずに直島・宮浦に着きます


 結構大きい島で、アップダウンもあるので、1日1,100円で電動アシスト付自転車を借りました。台数があるかどうか心配したのですが、ちゃんとあった。早い時間のフェリーだったしね。

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いきなり港に赤かぼちゃ

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宮浦周辺にはほかにも大型の作品があります

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本村方面に向かう途中に、第一島猫[猫]発見!

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丸いブイがカエルに化けていた[揺れるハート]

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三分一博志さんの直島ホール。案外小さかったけど、周りの家からみても規模がちょうどいいのかな

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同じく三分一さんの作品

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[家]プロジェクトの一部

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古民家を使った小さなギャラリーにあった猫[猫]アート。平たい

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お昼は海鮮お好み焼きとビール[ビール]

 直島は、10年以上も前に、中国の住宅会社の若い連中を10人以上も引き連れてきたことがあります。あの頃はコンビニとかおしゃれなカフェ[喫茶店]なんかも何にもなくて、なんでここにこんなすごいホテルやなんか作っちゃったのかなあ、と思っていましたが、大発展[右斜め上]しています。
 でも、なんとなくこじゃれたカフェで飯を食う気にはなれず、地元のおじいちゃんが昼っからビール[ビール]を飲みに来るようなお店[家]に行ってしまいました。
 その後地中美術館に行きました。こちらは撮影不可。完全予約制で、ネットで時間制のチケットを買っていったのですが、それほどのもんか?[ふらふら] というのが正直な感想。作品も少ないし、安藤建築を見せたい、というわけでしょうか。十年以上前に見た時から変わっているのか、いないのかも定かではない。が、もっと面白かったような(同じく安藤さんの建てたホテルと記憶がごっちゃになっている可能性あり)。
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特に560円もしたこのオリーブサイダーがゲロまず(個人の感想です)でさらに印象が悪い


 それに比べ、同じ安藤建築ですが、李禹煥美術館はとてもよかった[わーい(嬉しい顔)]。立地もいいんだな、ここは。

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 気持ちの良い草原と、海の見える美しい景色[ぴかぴか(新しい)]。のびのびと走り回れる[ダッシュ(走り出すさま)]のが楽しい。
 で、ここも内部は撮影不可。美術館には「〇〇の間」というのがたくさんあるのですが、「影の間』がすごくよかったなあ(個人の感想です)。

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こんな作品もあります


 豊島産業廃棄物不法投棄の処理の過程で発生する、「溶解スラグ」を使って作った作品。瀬戸内の島々のもう一つの歴史の記憶です。

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本村港の発着所。マスカットなのかな……


 なんだかんだで一日走り回り、高松行のフェリーの出る宮浦港にまた戻ってきました。

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元はパチンコ屋だったらしいギャラリー

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このすごい建物が、なんと銭湯!


 電動アシスト付とはいえ一日自転車で走り回って汗だく。660円のチケットを買って、入りました。高いけど、島民は半額くらいで入れるらしい。まあ、ぬるめの湯にゆっくり浸かって疲れを取ります。

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フェリーの出るころにはもう夕焼け


 それにしても、芸術祭は大人気で、フェリーは一台増便したようです。「350人で切るよー」とかスタッフが叫んでいるのでビビりましたが、何とか並んで事なきを得ました。

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港からホテルまでは「ことでん」[電車]に乗ります

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すげー、讃岐弁、わかんねえ

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瓦町の小汚いビジネスホテルに泊まりました

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その分の予算は飲食に回すのです

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もやしポン酢280円って……多いよ!

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名物骨付き鶏に地物のたこぶつ

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小豆島のオリーブハマチのカマ焼き


 ビール[ビール]とレモンサワー(これは余計だった!)、それに「大瀬戸の花嫁」という日本酒をいただきました。美味しい。身長190センチくらいの花嫁を想像したりする。
 名物の骨付き鶏は親鳥とひな鳥があるのですが、親鳥をお願いしました。歯ごたえが最高! はさみでぱちぱち切っていただきます。
 たこぶつ、美味しいのですが、やっぱりここまでくるとお醤油が甘くなるんだねえ……。[モバQ]

 次の島々に続きます。


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途中放棄も含め [本]

 竹本健治『閉じ箱』読了(途中放棄)。

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 悪いけれども、途中でやめた。何がすごいのかわからない以前に、何を書いてあるのかよくわからない。よく丁寧に読まないと筋がわからないような文章なのかしら。すみません。怖いかどうかもわからない。

 向山 貴彦 (著), たかしま てつを (イラスト)『ビッグ・ファット・キャットと雪の夜』読了。

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 とうとう感動の最終回。面白かったし、最後までハラハラドキドキさせる展開だったが、癖のある脇役のJeremyをもう少し書き込んでほしかったなあ、と思う。本当はいいやつなのに。

 アガサ・クリスティ著、深町真理子訳『ミス・マープルと13の謎』読了。

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 新訳シリーズなんだと思うが、決して新しい翻訳者ではない。好きだけれども。
 色褪せないのは、もともとがビクトリア朝?の古色蒼然とした設定に、老嬢という安楽椅子探偵の穏やかな語り口だからかな。今読むと、しみじみ本格ミステリだ。


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旅を延ばして [猫]

 どうも先週水曜日くらいから五十肩の激痛[どんっ(衝撃)]がぶり返し、ステロイド注射[ペン]なんか打ってもらっています。仕事に行っても、結構忙しいのに左手一本でメール打ったり[メール]なんかして割としんどかったので、今週末に予定していた西の方への旅[電車]を一週間延期してしまいました。月曜日は代休とって連休するつもりだったんだけどなあ……なんて、実際には即位の礼に伴う海外の人たちの来訪なんかがあって休んでいる場合ではなかったので、ちょうどよかったのですが……。

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会社の建物にこんなのがありました。うう、もうハロウィンかい

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こんなパン買ってみたりして。これもハロウィンの期間限定品

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もう秋ねえ(ハ)
早いもんだねえ

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うちの近所ではいい匂いがすると思ったらキンモクセイが咲き始めました


 これが咲き始めると、ああ、また10月に中国に行けないなあと思いだして……紹興の社長と、でかいキンモクセイの下で酒飲もうぜ[バー]っていう約束はもう10年以上も前だなあ。きっともう社長は代変わりしちゃっているだろうなあ。
 というわけで、痛む肩[どんっ(衝撃)]を抱えてではありますが、急に暇になった週末。

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今年もカレンダーを買うために、マーリィちゃんのお里を訪ねました


 マーリィちゃんをもらいうけた相模原の「たんぽぽの里」。この台風で、相模原市も緑区はひどい被害がありましたが、このシェルターは幸い中央区だったので、影響は受けていません。

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どでーん

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とても人懐こい[黒ハート]アメショ君。すごく大きい。でも残念ながら「人間大好き、猫嫌い」とのこと


 顔を近づけた猫マスターに、大きな頭で頭突きしてくれたりして、本当にフレンドリー。でも、アメショにあるまじき大きさだなあ。10キロくらいありそう。

 こちらからいただいた子です、と猫マスターがマーリィの画像をスマホでお見せしたところ、「まあかわいい![かわいい]」「高級そう![有料]」「子猫の時より色が濃くなったのね」と大賑わい。皆さんが助けてくださったからこそ、今のマーリィちゃんがあるのです。ありがとうございます!

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マーリィちゃん、お里に行ってきたよ
あら、ご苦労様(マ)

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あたしの顔が立つようにしてくれた?(マ)
もちろん、差し入れ[プレゼント]も置いてきましたよ

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紋次郎の写真も見せたら、かわいいってよ!
へへ、照れるなあ(紋)

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僕のお里にもお願いしますよ(ラ)
もちろん、時々寄付させていただいていますよ


 ライチの画像を見せて、「この子はおーあみ避難所」からいただきました、というお話をしたところ、「あ、あたし山路さんと写真撮った[カメラ]!」「大久保佳代子さんとも!」なんていう話が出て盛り上がったりしました。
 たんぽぽの里さんも、そんな感じでサポートをしてくれる有名人が誰かいるといいなあ。


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翻訳の翻訳 [本]

 郝 景芳 (著), ケン リュウ (編集), 牧野 千穂 (イラスト), 中原 尚哉 (翻訳), 大谷 真弓 (翻訳), 鳴庭 真人 (翻訳), 古沢 嘉通 (翻訳)『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』読了。

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 中国のSF? なんて、ちょっと色眼鏡をかけて見てしまった。実際、中国文学界におけるSFの地位は低いらしい。確かに何かピンと来ないのや、たいして新しい発想ではないなあと思うのもあったが、劉慈欣あたりはさすが。「神』がたくさんやってくる話が面白かったりして。ただ、中国語⇒英語⇒日本語の翻訳がほとんどのようなので、原書を読んでみたくはある。

 向山 貴彦 (著), たかしま てつを (イラスト)『ビッグ・ファット・キャットとフォーチュンクッキー』読了。

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 シリーズも6冊目で、次の7冊目でとうとうファイナル。ワクワクの展開だが、ようやく不幸続きの主人公に光明が差してきて、なんかうれしい。

 藤沢周平『春秋山伏記』読了。

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 これははっきり鶴岡を描いているのだなあ。月山やら湯殿山やら修験者たちが駆け回っていた山々のふもとの村の人たちと修験者のかかわりが楽しく描かれていて、楽しかった。


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台風の連休 [猫]

 この三連休は、特大台風19号[台風]で、日本中がぶん殴られた[パンチ]ような週末でした。全国的に大変な被害が出ているし、うちの近くだと多摩川の氾濫、武蔵小杉駅周辺の浸水などが起こってびっくりです。また、実家[家]自体には帰っていないので何とも言えませんが、宮城県においても川の氾濫が起こってえらいことに……。母親のいる施設[ビル]については、同じところにご両親がいらっしゃる溺愛猫的女人さんがいち早く教えてくださり、無事なようですが。
 
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12日の昼間。昼くらいからそろそろ風雨[台風]が強まってきました

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が、夜12時[時計]を過ぎたあたりはすでに雨[雨]も収まっています

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翌朝は、バルコニーがすっかり洗われたようになっていました

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うちから至近の川。白いところまでは水が上がったようです

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隣の畑のネギがなぎ倒されている

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河原に住むにゃんこ[猫]。よくぞご無事で!


 この猫を含め、近所のノラ猫さんたちの姿、台風後も結構見かけました。みんな、どこかにちゃんと隠れていたのかな。よかった。 
 古い猫トイレ[トイレ]、猫マスターがバルコニーに出しておいたら、すっかりきれい[ぴかぴか(新しい)]になっていました。
 というわけで、うちには幸いあまりダメージがなくて済みましたが、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 ※しかし、13日に私が受けるはずだったとある試験が、この台風[台風]のために東京会場では中止になってしまいました。本年度中に再試験を行う予定、とだけ知らされているのですが、いつになるんだろう。このテンションを果たして保ち続けられるのか……不安です。[がく~(落胆した顔)]

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君らは、わりと平気だよね
夜にいろいろガタガタ[どんっ(衝撃)]いって音はうるさかったですけどね(紋)

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お母様、どうしていらっしゃるかしら(ハ)
猫マスターのお母さんは、無事だってよ

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ならいいけど(ハ)

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ああ、ハナ姐さんの毛玉![揺れるハート](ラ)

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……[むかっ(怒り)](ハ)

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ああ、ハナ姐さんのぬくもり!!!![ハートたち(複数ハート)](ラ)
ライチは相変わらずの熟女好きですが

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やっぱ、あれ、ヘンタイ?(ハ)
申し訳ございません[もうやだ~(悲しい顔)]

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最近あたしが相手にしないからかなあ(マ)
しつこくベロベロすると怒ったり[ちっ(怒った顔)]するしね

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男子はそういう時期もあるんじゃないですか?(紋)

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むにゃむにゃ……ハナ姐さん……[眠い(睡眠)](ラ)
そうしているとまだまだ子供だけどねえ



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